応用測量学Ⅱ

科目基礎情報

学校 舞鶴工業高等専門学校 開講年度 令和06年度 (2024年度)
授業科目 応用測量学Ⅱ
科目番号 0034 科目区分 専門 / 必修
授業形態 授業 単位の種別と単位数 履修単位: 1
開設学科 建設システム工学科 対象学年 5
開設期 後期 週時間数 2
教科書/教材 改訂測量学Ⅱ
担当教員 山崎 慎一

到達目標

1 GPS測量の原理を理解し説明できる。
2 リモートセンシングの原理を理解し説明できる。
3 測量士補試験レベルの問題を理解し解くことができる。

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
評価項目1GPS測量の原理を十分に理解し説明できる。GPS測量の原理を理解し説明できる。GPS測量の原理を説明できない
評価項目2リモートセンシングの原理を理解し十分に説明できる。リモートセンシングの原理を理解し説明できる。リモートセンシングの原理を説明できない
評価項目3測量士補試験レベルの問題を十分に理解し解くことができる。測量士補試験レベルの問題を理解し解くことができる。測量士補試験レベルの問題を解くことができない。

学科の到達目標項目との関係

学習・教育到達度目標 (B) 説明 閉じる

教育方法等

概要:
測量は建設分野における最も基礎的な技術である。この授業では,GNSS測量,リモートセンシング,測量士補試験レベルの問題について学習する。これらの課題について,理解し説明できることが目的である。

授業の進め方・方法:
【授業方法】
下記の授業計画に従って講義や演習を行い,課題や小テストを行って内容の理解度や到達度を評価する。欠課した時間に配布する課題や小テストは,登校後に速やかに受領して提出期限までに提出すること。また,GNSS測量及びリモートセンシングの内容のノートは定期試験後に提出すること。

【学習方法】
課題は手書きで提出する。課題はSNSで調べたり(出典を明記),周囲の学生とディスカッションをしても構わないが,自分で考えた解答を書くこと(他人の解答を写してはいけない)。また,GNSS測量及びリモートセンシングの授業ではノートをとること。

注意点:
【定期試験の実施方法】
定期試験を実施する。試験時間は50分とする。

【成績の評価方法・評価基準】
成績は定期試験の成績60%,ポートフォリオ(課題,小テスト,ノート)40%で評価する。定期試験は,到達目標に対する到達度を評価基準とする。

【備考】
毎週,関数電卓を持参すること。

【教員の連絡先】
研究室 A棟3階(A-333)
内線電話 8987
e-mail:  s.yamazaki アットマーク maizuru-ct.ac.jp(アットマーク は@に変えること)

授業の属性・履修上の区分

アクティブラーニング
ICT 利用
遠隔授業対応
実務経験のある教員による授業

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
後期
3rdQ
1週 シラバスの説明 測地座標系とジオイド
2週 GNSSの構成,GNSSの衛星
3週 GNSSの受信・解析装置,測位方法
4週 GNSSによる干渉測位,誤差要因
5週 GNSSによる基準点測量と地形測量
6週 リモートセンシングの観測方式
7週 リモートセンシングの電波特性,衛星画像の特徴
8週 中間試験
4thQ
9週 測量士補試験の課題学習
10週 測量士補試験の課題学習
11週 測量士補試験の課題学習
12週 測量士補試験の課題学習
13週 測量士補試験の課題学習
14週 測量士補試験の課題学習
15週 測量士補試験の課題学習
16週 (15週の後に期末試験を実施)
期末試験返却・到達度確認

モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標

分類分野学習内容学習内容の到達目標到達レベル授業週
専門的能力分野別の専門工学建設系分野測量測量体系(国家基準点等)を説明できる。3後1
巻尺による測量で生じる誤差を説明でき、測量結果から計算ができる。3後9,後10,後11,後12,後13,後14,後15
単測法、倍角法、方向法を説明でき、測量結果から計算ができる。3後9,後10,後11,後12,後13,後14,後15
昇降式や器高式による直接水準測量を説明でき、測量結果から計算ができる。3後9,後10,後11,後12,後13,後14,後15
測定結果から、面積や体積の計算ができる。3後9,後10,後11,後12,後13,後14,後15
単心曲線、緩和曲線、縦断曲線が説明できる。3後9,後10,後11,後12,後13,後14,後15
GNSS測量の原理を説明できる。3後2,後3,後4,後5

評価割合

試験発表相互評価実技等ポートフォリオその他合計
総合評価割合60000400100
基礎的能力0000000
専門的能力60000400100
分野横断的能力0000000