概要:
【授業目的】
本科目の目的は、コンクリート構造に関する課題に取り組み、4年次までに学んだ知識をもとに、設計製図としての成果を表現し、まとめることにある。与えられた設計条件に応じた設計手順の組立て、既習の構造計算の設計計算への適用、断面照査法、設計基準の適用及び計算結果の図面への反映が理解項目として挙げられる。
【Course Objectives】
The aim of this course is to tackle the problems of concrete structure and to finalize the process of the design and drawing by utilizing the knowledge learned. Students will learn the flow of design procedure, the application of the structural calculation, which students learned, to these problems, the checking of cross-section, the application of design standards and the drawing based on design calculation
【到達目標】
授業の進め方・方法:
授業は、毎時間、講義の後、与えられた設計課題の計算に取り組む。設計計算終了後、図面作成を行う。
図面作成はCADソフト(ROOT-PRO)を用いる。
各授業の前半部は、設計理論および計算手法を講義する。後半部は個別に与えられた設計条件に基づいた計算を表計算ソフトEXCELによって行う。次に、CADソフトによって図面を完成させる。 設計計算に誤りがないかよくチェックする。
注意点:
設計計算にはExcelを、図面作成にはCADソフトROOT-PROをそれぞれ使用する。
授業はマルチメディア教室において行う。定期試験は実施しない。リポート課題(設計計算書および図面)を提出。
リポート課題の提出物と学習習熟度によって総合評価する。
分類 | 分野 | 学習内容 | 学習内容の到達目標 | 到達レベル | 授業週 |
専門的能力 | 分野別の専門工学 | 建設系分野 | 材料 | 限界状態設計法と許容応力度設計法を説明できる。 | 3 | 前1 |
コンクリート構造物の設計方法を理解している。 | 3 | 前2,前3,前4,前5,前6,前7,前8,前9,前10,前11,前12,前13,前14 |
コンクリート構造物の設計方法を説明できる。 | 3 | 前2,前3,前4,前5,前6,前7,前8,前9,前10,前11,前12,前13,前14 |
荷重の種類と構造解析を理解している。 | 3 | 前2,前3,前4,前5,前6,前7,前8,前9,前10,前11,前12,前13,前14 |
製図 | 与えられた条件を基に設計計算ができる。 | 3 | 前1,前10 |
設計した物をCADソフトで描くことができる。 | 3 | 前2,前7,前8,前9 |