環境衛生学Ⅰ

科目基礎情報

学校 舞鶴工業高等専門学校 開講年度 令和05年度 (2023年度)
授業科目 環境衛生学Ⅰ
科目番号 0053 科目区分 専門 / 必修
授業形態 授業 単位の種別と単位数 履修単位: 1
開設学科 建設システム工学科 対象学年 4
開設期 前期 週時間数 2
教科書/教材 山崎慎一ら 「PELシリーズ 環境工学」(実教出版)
担当教員 山崎 慎一

到達目標

1 水道の役割や種類を説明できる。
2 水道計画が説明でき,それに関する計算ができる。
3 水道施設が説明できる。
4 浄水の単位操作が説明できる。

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
評価項目1水道の役割や種類について十分説明できる。水道の役割や種類について説明できる。水道の役割や種類について説明できない。
評価項目2水道計画が十分説明でき,それに関する計算ができる。水道計画が説明でき,それに関する計算ができる。水道計画が説明できず,それに関する計算ができない。
評価項目3水道施設について十分説明できる。水道施設について説明できる。水道施設について説明できない。
評価項目4浄水の単位操作について十分説明できる。浄水の単位操作について説明できる。浄水の単位操作について説明できない。

学科の到達目標項目との関係

学習・教育到達度目標 (B) 説明 閉じる

教育方法等

概要:
この科目は,企業で水処理関連の環境保全装置の開発や設計を担当していた教員が,その経験をいかして,汚染物質の管理手法について講義形式で授業を行うものである。

上水道の施設や浄水操作方法について,身近な例を掲げながら分かり易く解説する。この講義では,主に上水道に関する知識を修得し,実務に応用できる基礎知識を身につける。
授業の進め方・方法:
【授業方法】
下記の授業計画に従って講義を行い,課題を行って内容の理解度や到達度を評価する。欠課した時間に配布する課題や資料は各自の机に入れておくので提出期限までに提出すること。また,ノートは定期試験後に提出すること。

【学習方法】
課題は手書きで提出する,課題はSNSで調べたり(出典を明記),周囲の学生とディスカッションをしても構わないが,自分で考えた解答を書くこと(他人の解答を写してはいけない)。また,授業中はノートをとること。
注意点:
【成績の評価方法・評価基準】
定期試験を実施する。試験時間は50分とする。成績は定期試験の成績60%,課題30%,ノート10%で評価する。定期試験は,到達目標に対する到達度を評価基準とする。

【備考】

【教員の連絡先】
研 究 室  棟 階( -   )
内線電話 
e-mail: アットマーク maizuru-ct.ac.jp(アットマークは@に変えること)

授業の属性・履修上の区分

アクティブラーニング
ICT 利用
遠隔授業対応
実務経験のある教員による授業

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
前期
1stQ
1週 シラバス内容の説明,水道の役割(歴史,役割と課題)
2週 水道計画(種類,基本計画)
3週 水道計画(水質管理基準)
4週 水道計画(水源の種類と特徴)
5週 水道施設(構成施設)
6週 水道施設(構成施設)
7週 水道施設(配管とポンプ施設)
8週 中間試験
2ndQ
9週 浄水方法(種類)
10週 浄水方法(緩速ろ過)
11週 浄水方法(急速ろ過)
12週 浄水方法(膜ろ過)
13週 浄水方法(高度浄水処理)
14週 浄水方法(凝集・沈殿・ろ過)
15週 浄水方法(オゾン分解・活性炭吸着)
16週 (15週の後に期末試験を実施)
期末試験返却・到達度確認

モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標

分類分野学習内容学習内容の到達目標到達レベル授業週
専門的能力分野別の専門工学建設系分野環境水道の役割、種類を説明できる。3前1

評価割合

試験発表相互評価態度ポートフォリオその他合計
総合評価割合60000400100
基礎的能力0000000
専門的能力60000400100
分野横断的能力0000000