概要:
【授業目的】
実験においては実際の水理現象を確認し,流量・水深などを計測することによって実験結果と理論解との比較検証を行う。また,理論的な水理学の理解を深めるために演習を実施する。
授業の進め方・方法:
【授業方法】
クラスを4つの班に分け,実験と演習を実施する。なお,実験は水工学実験室(B-111),演習は少人数教室(B-320)で行うので,それぞれの場所に集合すること。班分けについては別途通知する。実験には配布プリント・電卓,演習には教科書・ノート・電卓を持参すること。実験,演習ともに報告書の提出が必要であり,不備がある場合は返却されるので1週間以内に再提出すること。
令和5年度以降,班ごとに実験内容と結果についてのプレゼンテーションを課す場合もある。
【学習方法】
1.事前に実験に関連する内容を確認し,各実験の手順を理解する。
2.実験では,実際の現象をよく観察し,その原理について考察する。
3.実験で計測した結果に基づいて,各種の物理量を計算して理論と比較する。
4.実験報告書は,必要事項を記述する。
5.演習は,各項目について予習・復習する。
注意点:
【成績の評価方法・評価基準】
定期試験および再試験は実施しない。成績は,実験報告書および演習課題をすべて合格した場合に限り,実験報告書(70%)と演習課題(30%)で総合的に評価する。実験報告書または演習課題に不合格がある場合には不可とする。評価基準は,到達目標1~4に対する到達度とする。
【履修上の注意】
実験では,必ず作業服を着用し,アクセサリー類はすべて外すこと。
【教員の連絡先】
研究室:A棟2階(A-217)
内線番号:8989
e-mail:m.iwaki アットマーク maizuru-ct.ac.jp(アットマークは@に変えること)
分類 | 分野 | 学習内容 | 学習内容の到達目標 | 到達レベル | 授業週 |
基礎的能力 | 工学基礎 | 工学実験技術(各種測定方法、データ処理、考察方法) | 工学実験技術(各種測定方法、データ処理、考察方法) | 物理、化学、情報、工学における基礎的な原理や現象を明らかにするための実験手法、実験手順について説明できる。 | 4 | 前4,前8,前12 |
実験装置や測定器の操作、及び実験器具・試薬・材料の正しい取扱を身に付け、安全に実験できる。 | 4 | 前4,前8,前12 |
実験データの分析、誤差解析、有効桁数の評価、整理の仕方、考察の論理性に配慮して実践できる。 | 4 | 前5,前9,前13 |
実験テーマの目的に沿って実験・測定結果の妥当性など実験データについて論理的な考察ができる。 | 4 | 前5,前9,前13 |
実験ノートや実験レポートの記載方法に沿ってレポート作成を実践できる。 | 4 | 前5,前9,前13 |
実験データを適切なグラフや図、表など用いて表現できる。 | 4 | 前5,前9,前13 |
実験の考察などに必要な文献、参考資料などを収集できる。 | 4 | 前5,前9,前13 |
実験・実習を安全性や禁止事項など配慮して実践できる。 | 4 | 前4,前8,前12 |
個人・複数名での実験・実習であっても役割を意識して主体的に取り組むことができる。 | 4 | 前4,前8,前12 |
共同実験における基本的ルールを把握し、実践できる。 | 4 | 前4,前8,前12 |
レポートを期限内に提出できるように計画を立て、それを実践できる。 | 4 | 前4,前5,前8,前9,前12,前13 |