建築デザインⅡ

科目基礎情報

学校 舞鶴工業高等専門学校 開講年度 平成28年度 (2016年度)
授業科目 建築デザインⅡ
科目番号 0065 科目区分 専門 / 必修
授業形態 実験・実習 単位の種別と単位数 履修単位: 2
開設学科 建設システム工学科 対象学年 5
開設期 後期 週時間数 4
教科書/教材 教科書: 宮元健次著『見る建築デザイン』学芸出版社 1998年 ,宮元健次著『よむ住宅プランニング』学芸出版社 1999年
担当教員 宮元 健次

到達目標

①二世帯住宅のコンセプトを企画できる。
②二世帯住宅の設計が出来る。
③住宅の図面が描ける。
④住宅の模型が作れる。
⑤提案内容を発表できる。

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
評価項目1正確に二世帯住宅のコンセプトを企画できる適切に二世帯住宅のコンセプトを企画できる適切に二世帯住宅のコンセプトを企画できない
評価項目2正確に二世帯住宅の設計が出来る適切に二世帯住宅の設計が出来る適切に二世帯住宅の設計が出来ない
評価項目3正確に住宅の図面が描ける適切に住宅の図面が描ける適切に住宅の図面が描けない
評価項目4正確に住宅の模型が作れる適切に住宅の模型が作れる適切に住宅の模型が作れない
評価項目5正確に提案内容を発表できる適切に提案内容を発表できる適切に提案内容を発表できない

学科の到達目標項目との関係

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教育方法等

概要:
二世帯住宅の設計案の制作を通して,設計条件の分析,住宅の機能,寸法,空間構成,構法,製図法,プレゼンテーションなどについて学ぶ。

The purpose of study of the hydraulics is to deal with flow from the practical viewpoint using the simple theory.
授業の進め方・方法:
演習形式で毎週,課題の進行状況と内容のチェックを行う。
注意点:
作品の平均点で評価する。
その内訳としては,「設計条件の整理」「コンセプトの抽出」「配置計画」「平面計画」「断面計画」「インテリア計画」などの各項目の基本を理解していることとし到達目標に対する到達度とする。
・研 究 室 A棟2階(A-218)
・内線電話 8982
・e-mail: miyamotoアットマークmaizuru-ct.ac.jp(アットマークは@に変えること)
【学生へのメッセージ】
 図書館にある豊富な参考書も参照すること。
 また,建築の工事現場や新築物件を日々観察しておくこと。

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
後期
3rdQ
1週 シラバス内容の説明,集合住宅の設計課題出題と解説 ①二世帯住宅のコンセプトを企画できる
2週 設計案の立案とチェック①設計条件の整理 ①二世帯住宅のコンセプトを企画できる
3週 設計案の立案とチェック②コンセプトの抽出 ①二世帯住宅のコンセプトを企画できる
4週 設計案の立案とチェック③配置計画 ②二世帯住宅の設計が出来る
5週 設計案の立案とチェック④平面計画 ②二世帯住宅の設計が出来る
6週 設計案の立案とチェック⑤断面計画 ②二世帯住宅の設計が出来る
7週 設計案の立案とチェック⑥インテリア計画 ②二世帯住宅の設計が出来る
8週 設計案の立案とチェック⑦工法計画 ②二世帯住宅の設計が出来る
4thQ
9週 CADによる平立断面図製図① ③住宅の図面が描ける
10週 CADによる平立断面図製図② ③住宅の図面が描ける
11週 CGによるパース製図 ③住宅の図面が描ける
12週 模型製作① ④住宅の模型が作れる
13週 模型製作② ④住宅の模型が作れる
14週 設計案の発表と講評① ⑤提案内容を発表できる
15週 設計案の発表と講評② ⑤提案内容を発表できる
16週

モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標

分類分野学習内容学習内容の到達目標到達レベル授業週
専門的能力分野別の専門工学建築系分野設計・製図ソフトウェアを用い、各種建築図面を作成できる。3後9,後10,後11
各種模型材料(例えば、紙、木、スチレンボードなど)を用い、図面をもとに模型を製作できる。または、BIMなどの3D-CADにより建築モデルを作成できる。3後12,後13
与えられた条件をもとに、コンセプトがまとめられる。3後1,後2,後3,後4,後5,後6,後7,後8
与えられた条件をもとに、動線・ゾーニングのエスキスができる。3後2,後3,後4,後5,後6,後7,後8
与えられた条件をもとに、配置図、各階平面図、立面図、断面図などがかける。3後9,後10,後11
設計した建築物の模型またはパースなどを製作できる。3後9,後10,後11,後13
講評会等において、コンセプトなどをまとめ、プレゼンテーションができる。3後14,後15
敷地と周辺地域および景観などに配慮し、配置、意匠を検討できる3後1,後2,後3,後4,後5,後6,後7,後8
講評会等において、設計趣旨などをまとめ、プレゼンテーションができる。3後14,後15
美術・デザインデザインプレゼンテーションができる。3後14,後15

評価割合

試験発表相互評価態度ポートフォリオその他合計
総合評価割合00001000100
基礎的能力0000000
専門的能力00001000100
分野横断的能力0000000