建築設備Ⅱ

科目基礎情報

学校 舞鶴工業高等専門学校 開講年度 令和05年度 (2023年度)
授業科目 建築設備Ⅱ
科目番号 0068 科目区分 専門 / 必修
授業形態 授業 単位の種別と単位数 履修単位: 1
開設学科 建設システム工学科 対象学年 5
開設期 後期 週時間数 2
教科書/教材 大塚雅之「初学者の建築講座 建築設備」(市ヶ谷出版社)  
担当教員 徳永 泰伸

到達目標

1 給水および給湯設備について説明できる。
2 ガス設備について説明できる。
3 排水方式について説明できる。
4 衛生設備について説明できる。
5 消火設備について説明できる。
6 防災設備について説明できる。
7 電気設備について説明できる。
8 搬送設備について説明できる。
9 建築設備の高効率化手法について理解している。
10 建築設備図について理解している。

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
評価項目1給水および給湯設備について詳しく説明できる。給水および給湯設備について説明できる。給水および給湯設備について説明できない。
評価項目2ガス設備について詳しく説明できる。ガス設備について説明できる。ガス設備について説明できない。
評価項目3排水方式について詳しく説明できる。排水方式について説明できる。排水方式について説明できない。
評価項目4衛生設備について詳しく説明できる。衛生設備について説明できる。衛生設備について説明できない。
評価項目5消火設備について詳しく説明できる。消火設備について説明できる。消火設備について説明できない。
評価項目6防災設備について詳しく説明できる。防災設備について説明できる。防災設備について説明できない。
評価項目7電気設備について詳しく説明できる。電気設備について説明できる。電気設備について説明できない。
評価項目8搬送設備について詳しく説明できる。搬送設備について説明できる。搬送設備について説明できない。
評価項目9建築設備の高効率化手法について詳しく理解している。建築設備の高効率化手法について理解している。建築設備の高効率化手法について理解していない。
評価項目10建築設備図について詳しく理解している。建築設備図について理解している。建築設備図について理解していない。

学科の到達目標項目との関係

学習・教育到達度目標 (B) 説明 閉じる

教育方法等

概要:
この科目は企業で配管系統の設計製図を担当していた教員が,その経験を活かして講義形式で授業を行うものである。

この科目の目的は給排水設備,電気設備,防災設備など多岐にわたる建築設備について総合的な理解を得ることである。

授業の進め方・方法:
【授業方法】
スライドと板書を併用し,講義を中心として授業を進める。また,必要に応じて資料を配布する。

【学習方法】
1. 事前に教科書の該当箇所を読んでおくこと。
2. 授業では板書をノートに写しとること。
3. 復習として教科書などにある演習問題に取り組むこと。

注意点:
【成績の評価方法・評価基準】
2回の定期試験の結果(70%)とレポート課題の内容(30%)によって成績評価を行う。到達目標に基づき,各項目の理解の到達度を評価基準とする。

【備考】
授業には電卓を持参すること。

【教員の連絡先】
研究室:A棟2階(A-221)
内線番号:8985
e-mail: tokunaga アットマーク maizuru-ct.ac.jp(アットマークは@に変えること)

授業の属性・履修上の区分

アクティブラーニング
ICT 利用
遠隔授業対応
実務経験のある教員による授業

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
後期
3rdQ
1週 シラバス内容の説明,給排水衛生設備の概説
2週 給水設備その1
3週 給水設備その2
4週 給湯設備
5週 ガス設備
6週 排水設備
7週 建築設備図その1 10
8週 中間試験
4thQ
9週 衛生設備
10週 消火設備
11週 防災設備
12週 電気設備
13週 搬送設備
14週 建築設備の高効率化
15週 建築設備図その2 10
16週 (15週目の後に期末試験を実施)
期末試験返却・到達度確認

モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標

分類分野学習内容学習内容の到達目標到達レベル授業週
専門的能力分野別の専門工学建築系分野環境・設備給水方式について説明できる。4後2
給排水管の管径の決定方法について知っている。4後3,後6
給湯方式について説明できる。4後4
衛生器具について説明できる。4後9
受変電・幹線設備について説明できる。4後12
消火設備について説明できる。4後10
火災報知設備について説明できる。4後11
建築設備(配線・管、配線・管スペース、施工法など)を、設備(自然環境・電気・空調・給排水の分野)計画に適用できる。4後15

評価割合

試験発表相互評価実技等ポートフォリオその他合計
総合評価割合70000300100
基礎的能力0000000
専門的能力70000300100
分野横断的能力0000000