到達目標
1 気体の化学を理解し説明できる.
2 大気汚染物質を理解し説明できる.
3 大気汚染の機構を理解し説明できる.
4 大気環境の管理体系を説明できる.
5 大気汚染物質の除去技術を理解し説明できる.
6 大気汚染問題の現状を説明できる.
ルーブリック
| 理想的な到達レベルの目安 | 標準的な到達レベルの目安 | 未到達レベルの目安 |
評価項目1 | 気体の化学を理解し十分に説明できる. | 気体の化学を理解し説明できる. | 気体の化学を説明できない. |
評価項目2 | 大気汚染物質を理解し十分に説明できる. | 大気汚染物質を理解し説明できる. | 大気汚染物質を説明できない |
評価項目3 | 大気汚染の機構を理解し十分に説明できる. | 大気汚染の機構を理解し説明できる. | 大気汚染の機構を説明できない. |
評価項目4 | 大気環境の管理体系を十分に説明できる. | 大気環境の管理体系を説明できる. | 大気環境の管理体系を説明できない. |
評価項目5 | 大気汚染物質の除去技術を理解し十分に説明できる. | 大気汚染物質の除去技術を理解し説明できる. | 大気汚染物質の除去技術を説明できない. |
評価項目6 | 大気汚染問題の現状を十分に説明できる. | 大気汚染問題の現状を説明できる. | 大気汚染問題の現状を説明できない. |
学科の到達目標項目との関係
教育方法等
概要:
この科目は、地方自治体で下水処理場の設計と維持管理を担当していた教員が、その経験をいかして,汚染物質の管理手法について講義形式で授業を行うものである。
【授業目的】
“ものつくり”のための技術を上流側の技術とすれば,下流側にあるのが汚染物の制御技術である(汚染物は“ものつくり”や我々の社会生活に付随して発生する).汚染物の制御ができれば,環境負荷の少ないより良い“ものつくり”が行えることになるし,我々の社会もより住み良いものになる.環境工学は汚染物の制御をテーマとする科目である.現代の環境問題は多岐にわたるが,時間の制約上この授業では,水質汚濁と大気汚染の問題について講義する.
【Course Objectives】
Pollution control is inevitable for a process of manufacturing and/or maintaining a healthy living environment. Environmental engineering is to control pollutions. This course focuses on water pollution and air pollution.
授業の進め方・方法:
【授業方法】環境工学IIA,IIB共に板書による講義.適宜スライドを併用する.
【学習方法】
1 きちんとノートをとる.
2 演習問題を解く.
3 わからない点があれば質問する.
4 授業の範囲を超えて知りたい時は,参考図書,インターネット等を活用する.
注意点:
【定期試験の実施方法】
定期試験を実施する.試験時間は50分とする.
【成績の評価方法・評価基準】
環境工学IIA,IIB共に定期試験の成績70%,課題に対するレポート30%で総合評価する.定期試験は、到達目標に対する到達度を評価基準とする.全てのレポートを提出しないと、成績評価は59点以下となる。レポートは、目的にあった内容と分析がなされていることに加え、考察に対する取り組みと仕上げの程度から評価する。
【連絡先】
研 究 室 B棟3階(B-316)
内線電話 8986
e-mail: shikura アットマーク maizuru-ct.ac.jp(アットマークは@に変えること)
授業の属性・履修上の区分
授業計画
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週 |
授業内容 |
週ごとの到達目標 |
前期 |
1stQ |
1週 |
シラバス内容の説明 大気汚染概論 足尾鉱毒事件 |
1
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2週 |
気体の化学 |
1
|
3週 |
燃料と燃焼1 |
3
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4週 |
燃料と燃焼2 演習 |
3
|
5週 |
大気汚染物質1 |
2
|
6週 |
大気汚染物質2 演習 |
2
|
7週 |
汚染物質の拡散1 有効煙突高 |
3
|
8週 |
中間試験
|
|
2ndQ |
9週 |
汚染物質の拡散2 パフ式 |
3
|
10週 |
汚染物質の拡散3 プルーム式 |
3
|
11週 |
汚染物質の拡散4 大気の安定度 |
3
|
12週 |
大気汚染の現状 |
6
|
13週 |
大気環境の管理 |
4
|
14週 |
汚染物質の除去 |
5
|
15週 |
酸性雨,演習 |
3
|
16週 |
(15週の後に期末試験を実施) 期末試験返却・到達度確認 |
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モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標
分類 | 分野 | 学習内容 | 学習内容の到達目標 | 到達レベル | 授業週 |
専門的能力 | 分野別の専門工学 | 建設系分野 | 環境 | 大気汚染の現状と発生源について、説明できる。 | 4 | |
評価割合
| 試験 | 発表 | 相互評価 | 態度 | ポートフォリオ | その他 | 合計 |
総合評価割合 | 70 | 0 | 0 | 0 | 30 | 0 | 100 |
基礎的能力 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 |
専門的能力 | 70 | 0 | 0 | 0 | 30 | 0 | 100 |
分野横断的能力 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 |