防災リテラシー

科目基礎情報

学校 舞鶴工業高等専門学校 開講年度 平成30年度 (2018年度)
授業科目 防災リテラシー
科目番号 0114 科目区分 専門 / 選択
授業形態 授業 単位の種別と単位数 履修単位: 1
開設学科 建設システム工学科 対象学年 1
開設期 後期 週時間数 2
教科書/教材 太田敏一,松野泉著「防災リテラシー」森北出版
担当教員 金山 光一,上杉 智子,西山 等,石川 一平,加登 文学,牧野 雅司

到達目標

1 技術者を目指す者として持続可能な開発を通じて全ての人々が安心して暮らせる未来を実現するために配慮することができる。
2 自然災害について理解する。
3 防災・減災について理解する。
4 復旧・復興について理解する。
5 技術が自然や社会に与える影響について理解する。

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
評価項目1技術者を目指す者として持続可能な開発を通じて全ての人々が安心して暮らせる未来を実現するために配慮することができる。技術者を目指す者として全ての人々が安心して暮らせる未来を実現するために配慮することができる。技術者を目指す者として持続可能な開発を通じて全ての人々が安心して暮らせる未来を実現するために配慮することができない。
評価項目2自然災害について理解し、説明できる。自然災害について理解している。自然災害について理解していない。
評価項目3防災・減災について理解し、説明できる。防災・減災について理解している。防災・減災について理解していない。
評価項目4復旧・復興について理解し、説明できる。復旧・復興について理解している。復旧・復興について理解していない。
評価項目5技術が自然や社会に与える影響について理解し、説明できる。技術が自然や社会に与える影響について理解している。技術が自然や社会に与える影響について理解していない。

学科の到達目標項目との関係

学習・教育到達度目標 (F) 説明 閉じる

教育方法等

概要:
社会の様々な場で減災と社会の防災力向上のための活動ができるように,自然災害について理解し,防災・減災に対する意識・知識・技能を習得する。
授業の進め方・方法:
本講義は6回の直接講義を行う。9週分に相当する学習はeラーニングにより実施する。
注意点:
【成績の評価方法・評価基準】
成績は定期試験とeラーニングの取組み結果によって評価する。到達目標に基づき,自然災害,防災・減災,復旧・復興,技術が自然や社会に与える影響など,各項目の理解についての到達度を評価基準とする。

【教員の連絡先】
研 究 室 B棟3階(B-309牧野)、A棟3階(A-308西山,A-309石川)、A棟2階(A-203上杉,A-206金山,A-215加登)
内線電話 8903(牧野),8911(上杉),8937(西山),8995(金山), 8931(石川),8895(加登)
e-mail: **@maizuru-ct.ac.jp(**はそれぞれm.makino、uesugi、nisiyama、kanayama、ishikawa、katoに変えること)

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
後期
3rdQ
1週 シラバス内容の説明,ガイダンス 1 技術者を目指す者として持続可能な開発を通じて全ての人々が安心して暮らせる未来を実現するために配慮することができる。
2 自然災害について理解する。
3 防災・減災について理解する。
4 復旧・復興について理解する。
2週 地震災害 2 自然災害について理解する。
3 防災・減災について理解する。
3週 地震災害 2 自然災害について理解する。
3 防災・減災について理解する。
4週 土砂災害 2 自然災害について理解する。
3 防災・減災について理解する。
5週 気象災害 2 自然災害について理解する。
3 防災・減災について理解する。
6週 災害と情報 1 技術者を目指す者として持続可能な開発を通じて全ての人々が安心して暮らせる未来を実現するために配慮することができる。
3 防災・減災について理解する。
5 技術が自然や社会に与える影響について理解する。
7週 南海トラフの地震と津波 2 自然災害について理解する。
3 防災・減災について理解する。
8週 復習と到達度確認
4thQ
9週 震災と住宅 1 技術者を目指す者として持続可能な開発を通じて全ての人々が安心して暮らせる未来を実現するために配慮することができる。
2 自然災害について理解する。
3 防災・減災について理解する。
4 復旧・復興について理解する。
10週 津波防災とハザードマップ 1 技術者を目指す者として持続可能な開発を通じて全ての人々が安心して暮らせる未来を実現するために配慮することができる。
2 自然災害について理解する。
3 防災・減災について理解する。
11週 エネルギーと地球温暖化対策 1 技術者を目指す者として持続可能な開発を通じて全ての人々が安心して暮らせる未来を実現するために配慮することができる。
5 技術が自然や社会に与える影響について理解する。
12週 放射線概論と原子力防災 1 技術者を目指す者として持続可能な開発を通じて全ての人々が安心して暮らせる未来を実現するために配慮することができる。
5 技術が自然や社会に与える影響について理解する。
13週 災害リスクマネジメント 1 技術者を目指す者として持続可能な開発を通じて全ての人々が安心して暮らせる未来を実現するために配慮することができる。
3 防災・減災について理解する。
4 復旧・復興について理解する。
5 技術が自然や社会に与える影響について理解する。
14週 災害時の合意形成 1 技術者を目指す者として持続可能な開発を通じて全ての人々が安心して暮らせる未来を実現するために配慮することができる。
3 防災・減災について理解する。
4 復旧・復興について理解する。
15週 事業継続計画BCP 1 技術者を目指す者として持続可能な開発を通じて全ての人々が安心して暮らせる未来を実現するために配慮することができる。
4 復旧・復興について理解する。
5 技術が自然や社会に与える影響について理解する。
16週 期末試験

モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標

分類分野学習内容学習内容の到達目標到達レベル授業週
基礎的能力工学基礎技術者倫理(知的財産、法令順守、持続可能性を含む)および技術史技術者倫理(知的財産、法令順守、持続可能性を含む)および技術史説明責任、製造物責任、リスクマネジメントなど、技術者の行動に関する基本的な責任事項を説明できる。1
社会における技術者の役割と責任を説明できる。1
全ての人々が将来にわたって安心して暮らせる持続可能な開発を実現するために、自らの専門分野から配慮すべきことが何かを説明できる。1
技術者を目指す者として、平和の構築、異文化理解の推進、自然資源の維持、災害の防止などの課題に力を合わせて取り組んでいくことの重要性を認識している。1
科学技術が社会に与えてきた影響をもとに、技術者の役割や責任を説明できる。1
科学者や技術者が、様々な困難を克服しながら技術の発展に寄与した姿を通し、技術者の使命・重要性について説明できる。1

評価割合

試験発表相互評価態度ポートフォリオその他合計
総合評価割合50000500100
基礎的能力0000000
専門的能力50000500100
分野横断的能力0000000