建設システム工学概論Ⅰ

科目基礎情報

学校 舞鶴工業高等専門学校 開講年度 平成29年度 (2017年度)
授業科目 建設システム工学概論Ⅰ
科目番号 0149 科目区分 専門 / 必修
授業形態 授業 単位の種別と単位数 履修単位: 1
開設学科 建設システム工学科 対象学年 1
開設期 前期 週時間数 2
教科書/教材 授業中にプリント等を配布する。
担当教員 加登 文学,尾上 亮介

到達目標

1.建築環境・設備の基本を理解する。
2.社会基盤の役割を理解する。
3.土木・建築の歴史を理解する。
4.自然災害と防災の基本を理解する。
5.土木・建築のものつくりについて理解する。

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安(不 可)
評価項目1建築環境・設備の基本を理解し、説明できる。建築環境・設備の基本を理解している。建築環境・設備の基本を理解していない。
評価項目2社会基盤の役割を理解し、説明できる。社会基盤の役割を理解している。社会基盤の役割を理解していない。
評価項目3土木・建築の歴史を理解し、説明できる。土木・建築の歴史を理解している。土木・建築の歴史を理解していない。
評価項目4自然災害と防災の基本を理解し、説明できる。自然災害と防災の基本を理解している。自然災害と防災の基本を理解していない。
評価項目5土木・建築のものつくりについて理解し、説明できる。土木・建築のものつくりについて理解している。土木・建築のものつくりについて理解していない。

学科の到達目標項目との関係

教育方法等

概要:
建設(土木・建築)技術は人(個人,市民)が生活する空間の整備に必要な技術である。地域の安全・安心の確保と持続に加えて,成熟した社会において市民の生活空間の快適さや魅力あるまちづくりを行うことのできる建設技術者となるために必要な基礎知識を学ぶ。
授業の進め方・方法:
毎週、授業中にその週で学習した内容のプリント課題に取り組む。
講義を中心に進めるが、授業中に模型制作なども行う。
注意点:
試験および授業中のレポートや発表等により成績を評価する。到達目標に基づき,各項目の到達度を評価基準とする。
教 員 名 尾上亮介、加登文学
研 究 室 A-306、A-215
内線電話 8963 8895
e-mail: onoe@maizuru-ct.ac.jp
kato@maizuru-ct.ac.jp

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
前期
1stQ
1週 シラバス説明,建設システム工学科について
2週 身の回りの土木・建築1 建築環境・設備の基本を理解する。
3週 身の回りの土木・建築2 建築環境・設備の基本を理解する。
4週 上水道と下水道 社会基盤の役割を理解する。
5週 土木の歴史 土木・建築の歴史を理解する。
6週 建築家(歴史) 土木・建築の歴史を理解する。
7週 建築家(現代) 土木・建築の歴史を理解する。
8週 中間試験
2ndQ
9週 中間試験まとめ
10週 治水と利水 社会基盤の役割を理解する。
11週 自然災害と防災 自然災害と防災の基本を理解する。
12週 構造力学概論1 土木・建築のものつくりについて理解する。
13週 構造力学概論2 土木・建築のものつくりについて理解する。
14週 建築模型制作1 土木・建築のものつくりについて理解する。
15週 建築模型制作2 土木・建築のものつくりについて理解する。
16週 期末試験

モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標

分類分野学習内容学習内容の到達目標到達レベル授業週
基礎的能力工学基礎技術者倫理(知的財産、法令順守、持続可能性を含む)および技術史技術者倫理(知的財産、法令順守、持続可能性を含む)および技術史技術者倫理が必要とされる社会的背景や重要性を理解し、社会における技術者の役割と責任を説明できる。1
技術者を目指す者として、社会での行動規範としての技術者倫理を理解し、問題への適切な対応力(どうのように問題を捉え、考え、行動するか)を身に付けて、課題解決のプロセスを実践できる。1
環境問題の現状についての基本的な事項について把握し、科学技術が地球環境や社会に及ぼす影響を説明できる。1
国際社会における技術者としてふさわしい行動とは何かを説明できる。1
社会性、社会的責任、コンプライアンスが強く求められている時代の変化の中で、技術者として信用失墜の禁止と公益の確保が考慮することができる。1
全ての人々が将来にわたって安心して暮らせる持続可能な開発を実現するために、自らの専門分野から配慮すべきことが何かを説明できる。1
技術者を目指す者として、平和の構築、異文化理解の推進、自然資源の維持、災害の防止などの課題に力を合わせて取り組んでいくことの重要性を認識している。1
技術史技術史歴史の大きな流れの中で、科学技術が社会に与えた影響を理解し、自らの果たしていく役割や責任を理解できる。1
専門的能力分野別の専門工学建設系分野水理文明社会と河川の利用について理解している。1
河川の管理と整備について説明できる。1

評価割合

試験発表相互評価態度ポートフォリオその他合計
総合評価割合50000500100
基礎的能力0000000
専門的能力50000500100
分野横断的能力0000000