概要:
【授業目的】
静力学の初歩として,力や変形を自分で感じ取ることができる能力を養い,力の関係を抽象化した「自由物体のつり合い」の考え方を習得し,演習によって理解を深める。
授業の進め方・方法:
【授業方法・学習方法】
講義と演習を中心に授業を進める。また,理解を深めるために,適宜レポート課題を課す。講義の進捗に応じて資料を下記サイトにてアップロード配布する。
注意点:
【定期試験の実施方法】
定期試験は2回実施する。
【成績の評価方法・評価基準】
定期試験(80%)および演習等の評価(20%,自筆ノートのチェックを含む)により評価する。上記の到達目標の各項目について,理解や計算の到達度を評価基準とする。
【備考】
授業の関係資料や演習問題等は,http://w3.maizuru-ct.ac.jp/ にて公開する。
【教員の連絡先】
研究室 A棟2階(A-216)
内線電話 8988
e-mail: takataniアットマークmaizuru-ct.ac.jp (アットマークは@に変えること。)
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週 |
授業内容 |
週ごとの到達目標 |
前期 |
1stQ |
1週 |
シラバスの説明 構造力学って何ですか? |
1 力の定義,単位,要素について説明できる。
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2週 |
静力学から構造力学へ ・力の性質と法則 |
2 力のモーメント,偶力について理解し,計算できる。
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3週 |
静力学から構造力学へ ・力の性質と法則 |
3 力の合成と分解について理解し,計算できる。
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4週 |
静力学から構造力学へ ・力がつり合うということは物体を運動させないということ |
4 力のつり合いについて理解し,計算できる。 5 力の単位系を理解し,単位系の相互変換ができる。
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5週 |
構造物の安定・不安定,静定・不静定 |
6 構造物の種類やその安定について理解し,静定・不静定の判別式を使用して不静定次数を計算できる。
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6週 |
構造物を作るために必要なこと(単純・片持ち・ゲルバーばり) |
7 構造物に作用する荷重の種類について理解している。
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7週 |
これまでの復習と実習(その1) |
7 構造物に作用する荷重の種類について理解している。
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8週 |
前期中間試験 |
1~7
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2ndQ |
9週 |
第1週から第7週までの復習(前期中間試験の答案用紙返却と解説) |
1~7
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10週 |
構造物を作るために必要なこと(単純ばり) ・構造物を支える力を求める(反力)
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8 静定構造物の支点や反力を理解し,計算できる。
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11週 |
構造物を作るために必要なこと(片持ちばり) ・構造物を支える力を求める(反力)
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8 静定構造物の支点や反力を理解し,計算できる。
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12週 |
構造物を作るために必要なこと(ゲルバーばり) ・構造物の中に働く力を求める(軸力,せん断力,曲げモーメント) |
8 静定構造物の支点や反力を理解し,計算できる。
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13週 |
これまでの復習と演習(その2) |
6~8 演習問題を通じて、静定構造物の支点や反力を理解し,計算できる。
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14週 |
これまでの復習と演習(その3) |
6~8 演習問題を通じて、静定構造物の支点や反力を理解し,計算できる。
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15週 |
これまでの復習と演習(その4) |
6~8 演習問題を通じて、静定構造物の支点や反力を理解し,計算できる。
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16週 |
前期期末試験 前期期末試験返却,到達度確認 |
6~8
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分類 | 分野 | 学習内容 | 学習内容の到達目標 | 到達レベル | 授業週 |
専門的能力 | 分野別の専門工学 | 建設系分野 | 構造 | 力の定義、単位、要素について説明できる。 | 3 | |
力のモーメント、偶力のモーメントについて理解している。 | 3 | |
力の合成と分解について理解し、計算できる。 | 3 | |
力のつり合いについて理解している。 | 3 | |
構造物の種類やその安定について理解している。 | 3 | |
構造物に作用する荷重の種類について理解している。 | 3 | |
静定構造物を支える支点や対応する反力を理解し、それらを力のつり合いより計算できる。 | 2 | |
はりの支点の種類、対応する支点反力を理解し、はりの種類やその安定性について説明できる。 | 3 | |
はりに作用する外力としての荷重の種類を理解している。 | 3 | |
各種静定ばりの断面に作用する内力としての断面力(せん断力、曲げモーメント)、断面力図(せん断力図、曲げモーメント図)について、説明できる。 | 4 | |
ラーメンの支点反力、断面力(軸力、せん断力、曲げモーメント)を計算し、その断面力図(軸力図、せん断力図、曲げモーメント図)を描くことができる。 | 4 | |
構造物の安定性、静定・不静定の物理的意味と判別式の誘導ができ、不静定次数を計算できる。 | 4 | |
建築系分野 | 構造 | 力のモーメント、偶力のモーメントについて理解している。 | 3 | |
力の合成と分解について理解し、計算できる。 | 3 | |
力のつり合いについて理解している。 | 3 | |
力の単位系について理解し、単位系の相互変換が計算できる。 | 3 | |
力の定義、単位、成分について説明できる。 | 4 | 前1 |
力のモーメントなどを用い、力のつり合い(合成と分解)に関する計算ができる。 | 4 | 前2,前3,前4 |
骨組構造物の安定・不安定の判定ができる。 | 4 | |
骨組構造物に作用する荷重の種類について説明できる。 | 4 | 前6,前7 |
各種構造の設計荷重・外力を計算できる。 | 4 | |
はりに作用する外力としての荷重の種類を理解している。 | 3 | |
はりの支点の種類、対応する支点反力、およびはりの種類やその安定性について説明できる。 | 4 | 前10,前11,前12,前13,前14,前15 |
はりの断面に作用する内力としての応力(軸力、せん断力、曲げモーメント)、応力図(軸力図、せん断力図、曲げモーメント図)について説明することができる。 | 4 | |
ラーメンやその種類について説明できる。 | 4 | |
ラーメンの支点反力、応力(軸力、せん断力、曲げモーメント)を計算し、その応力図(軸力図、せん断力図、曲げモーメント図)をかくことができる。 | 4 | |
構造物の安定性、静定・不静定の物理的意味と判別式の誘導ができ、不静定次数を計算できる。 | 4 | 前5 |