都市計画

科目基礎情報

学校 舞鶴工業高等専門学校 開講年度 平成30年度 (2018年度)
授業科目 都市計画
科目番号 0163 科目区分 専門 / 必修
授業形態 授業 単位の種別と単位数 履修単位: 1
開設学科 建設システム工学科 対象学年 3
開設期 前期 週時間数 2
教科書/教材 「地域共生の都市計画」 三村浩史 著 学芸出版社
担当教員 尾上 亮介

到達目標

1 都市計画の概要を知る
2 都市計画の歴史を知る
3 地域・都市計画の手続きを知る
4 都市整備・開発を知る
5 安全と防災の都市づくりを知る
6 地区計画等ミクロの都市計画を知る

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
評価項目1正確に都市計画の概要を知っている適切に都市計画の概要を知っている適切に都市計画の概要を知っていない
評価項目2正確に都市計画の歴史を知っている適切に都市計画の歴史を知っている適切に都市計画の歴史を知っていない
評価項目3正確に地域・都市計画の手続きを知っている適切に地域・都市計画の手続きを知っている適切に地域・都市計画の手続きを知っていない
評価項目4正確に都市整備・開発を知っている適切に都市整備・開発を知っている適切に都市整備・開発を知っていない
評価項目5正確に安全と防災の都市づくりを知っている適切に安全と防災の都市づくりを知っている適切に安全と防災の都市づくりを知っていない
評価項目6正確に地区計画等ミクロの都市計画を知っている適切に地区計画等ミクロの都市計画を知っている適切に地区計画等ミクロの都市計画を知っていない

学科の到達目標項目との関係

学習・教育到達度目標 (B) 説明 閉じる

教育方法等

概要:
都市計画に関する基礎的な知識,考え方,方法論,計画論,事例等を学習し,理解することを目的とする
授業の進め方・方法:
講義を中心に授業を行う
注意点:
【成績の評価方法・評価基準】
2回の定期試験で評価を行う。試験の平均点(70%),レポート(30%)で総合成績を評価する。
到達目標に基づき,都市計画の理解度を評価基準とする。

【備考】
舞鶴をはじめいろいろなまちを観察して下さい。

【教員の連絡先】
研究室 A-306 
内線電話 8963 
e-mail onoeアットマークmaizuru-ct.ac.jp(アットマークは@に変えること)

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
前期
1stQ
1週 オリエンテーション、都市計画とは 1 都市計画の概要を知る
2週 都市計画の歴史1 2 都市計画の歴史を知る
3週 都市計画の歴史2 2 都市計画の歴史を知る
4週 都市計画マスタープラン1 3 地域・都市計画の手続きを知る
5週 都市計画マスタープラン2 3 地域・都市計画の手続きを知る
6週 土地利用計画1 3 地域・都市計画の手続きを知る
7週 土地利用計画2 3 地域・都市計画の手続きを知る
8週 中間試験

2ndQ
9週 市街地の開発・再開発と整備計画1 4 都市整備・開発を知る
10週 市街地の開発・再開発と整備計画2 4 都市整備・開発を知る
11週 建築行為・開発行為の社会的コントロール1 4 都市整備・開発を知る
12週 建築行為・開発行為の社会的コントロール2 4 都市整備・開発を知る
13週 安全な都市づくり 5 安全と防災の都市づくりを知る
14週 ミクロの都市計画 6 地区計画等ミクロの都市計画を知る
15週 まとめ 6 地区計画等ミクロの都市計画を知る
16週

モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標

分類分野学習内容学習内容の到達目標到達レベル授業週
専門的能力分野別の専門工学建設系分野計画地方圏と過疎地域の計画について理解している。1前14
諸外国の地域計画について理解している。1前14
都市の持続可能性について理解している。1前1
西欧型の環境都市について理解している。1前1
近代都市計画(西欧と日本)について理解している。1前2,前3
近代都市の特徴と課題について理解している。1前2,前3
日本、世界における古代、中世および現代の都市計画の思想および理念と実際について、説明できる。4前2,前3,前8
都市計画制限と開発許可について理解している。1前12
都市計画法と都市計画関連法の概要について、説明できる。1前12
国勢調査などの既存のデータや人工と社会経済指標(計画フレーム)を理解している。1前4,前5
人口と社会経済指標(計画フレーム)を理解し、その推計ができる。1前4,前5
総合計画とマスタープランについて、説明できる。4前4,前5,前8
都市計画区域の区域区分と用途地域について理解している。1前6
特別な地区・区域の設定について理解している。1前6,前11
用途地域の建築規制(建蔽率・容積率・用途規制)について理解している。1前11
都市形態(チュウネン図と田園都市)について理解している。1前3
同心円モデルから多核心モデルについて理解している。1前6,前7
公園緑地の種類と役割について理解している。1前15
緩衝緑地とグリーンベルトについて理解している。1前15
自然環境の保護・保全について理解している。1前15
緑化と環境整備(緑の基本計画)について、説明できる。4前15
災害の履歴と防災計画について理解している。1前13
風景、景観と景観要素について、説明できる。1前14
都市の防災構造化を説明できる。4前13
都市計画道路の計画と整備について理解している。1前10
中心市街地活性化(再生)について理解している。1前10
市民参加とワークショップについて理解している。1前10,前14
土地区画整理事業を説明できる。4前9,前10
市街地開発・再開発事業を説明できる。4前9,前10
建築系分野計画・歴史都市の形成について説明できる。1前2
都市環境を総合的に計画する手法を理解している。1前4
現代におけるコミュニティの役割について説明できる。1前14
参加協働によるコミュニティ開発について説明できる。1前14
歴史的市街地について説明できる。1前3
中心市街地と郊外地域の関係について説明できる。1前3
環境対策と景観形成について説明できる。1前3
地域計画調査手法について説明できる。1前14
地域計画整備の実例について説明できる。1前14
現代社会における都市計画の課題の位置づけについて説明できる。4前1,前8
産業革命と理想社会論について理解している。1前2
方法・制度の変遷について説明できる。4前3,前11
景観形成・風景計画、用途・形態規制の仕組みについて説明できる。4前15
市街地を開発する地域コミュニティー等による仕組みについて理解している。1前10
市街地の防災、保全・改善事業について説明できる。1前13
都市・地区・地域・建築物の規模に応じた防災に関する計画、手法などを説明できる。4前13

評価割合

試験発表相互評価態度ポートフォリオその他合計
総合評価割合70000300100
基礎的能力0000000
専門的能力70000300100
分野横断的能力0000000