概要:
【学習・教育到達目標】
(A) 自然科学と工学の基礎を身につける。
力の場とエネルギー,静電気と電流を学習する。
授業の進め方・方法:
物理学は物理現象の単純化,数式化,一般化によって自然を理解しようとする学問である。1,2年で学習した内容について学生に質問し,基本事項の復習と整理を行う。学習した基本事項を身近な物理現象に適用する考え方や方法を習得することができるように,講義,問題演習を適切に組み合わせながら授業を進める.
1.講義の内容は必ずノートにとる。
2.復習し,課題は必ず解く。
3.学習した内容は教科書、ノートで確認し,理解を深める.
注意点:
評価方法:
定期試験を中間・期末の2回実施し,定期試験評価(70%)とする。小テスト,レポートを自己学習評価(30%)とする。これらの評価を総合的に勘案して,成績評価とする。
評価基準:
到達目標に基づき,物到達目標に基づき,静電気と電流の理解についての到達度を評価基準とする。
その他:
授業には,三角定規,分度器,コンパス,電卓を持参すること。
中間・期末2回の試験時間は50分とする. 持ち込みは電卓を可とする
分類 | 分野 | 学習内容 | 学習内容の到達目標 | 到達レベル | 授業週 |
専門的能力 | 分野別の専門工学 | 建設系分野 | 構造 | 断面1次モーメントを理解し、図心を計算できる。 | 4 | |
断面2次モーメント、断面係数や断面2次半径などの断面諸量を理解し、それらを計算できる。 | 4 | |
応力とその種類、ひずみとその種類、応力とひずみの関係(フックの法則、弾性係数、ポアソン比)について説明でき、それらを活用できる。 | 3 | |
鋼材の力学的性質について理解している。 | 3 | |
曲げモーメントによる断面に生じる応力(圧縮、引張)とひずみを理解し、それらを計算できる。 | 3 | |
垂直応力とせん断応力について説明できる。 | 3 | |
主応力と主軸について説明できる。 | 3 | |
モールの応力円を利用して、構造物内部の応力状態を説明できる。 | 3 | |
応力とその種類、ひずみとその種類、応力とひずみの関係を理解し、弾性係数、ポアソン比やフックの法則などの概要について説明でき、それらを計算できる。 | 4 | |
断面に作用する垂直応力、せん断応力について、説明できる。 | 4 | |
はりのたわみの微分方程式を理解している。 | 3 | |
弾性荷重法を理解し、はりのたわみやたわみ角を計算できる。 | 3 | |
はりのたわみの微分方程式に関して、その幾何学的境界条件と力学的境界条件を理解し、微分方程式を解いて、たわみやたわみ角を計算できる。 | 4 | |
建築系分野 | 構造 | 断面一次モーメントを理解し、図心を計算できる。 | 4 | |
断面二次モーメント、断面相乗モーメント、断面係数や断面二次半径などの断面諸量を計算できる。 | 4 | |
弾性状態における応力とひずみの定義、力と変形の関係を説明でき、それらを計算できる。 | 4 | |
曲げモーメントによる断面に生じる応力(引張、圧縮)とひずみの関係を理解し、それらを計算できる。 | 4 | |
はり断面内のせん断応力分布について説明できる。 | 4 | |