水理学ⅠB

科目基礎情報

学校 舞鶴工業高等専門学校 開講年度 平成31年度 (2019年度)
授業科目 水理学ⅠB
科目番号 0168 科目区分 専門 / 必修
授業形態 授業 単位の種別と単位数 履修単位: 1
開設学科 建設システム工学科 対象学年 3
開設期 後期 週時間数 2
教科書/教材 PEL編集委員会 「水理学」(実教出版)/ 鈴木幸一著 「水理学演習」(森北出版)
担当教員 上野 卓也

到達目標

1 層流と乱流について説明できる
2 摩擦損失,形状損失について説明できる
3 平均流速公式を用いて計算できる
4 管路の流れについて計算できる

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
評価項目1層流と乱流について説明できる層流と乱流について基礎的な内容は説明できる層流と乱流について説明できない
評価項目2摩擦損失,形状損失について説明できる摩擦損失,形状損失について基礎的な内容は説明できる摩擦損失,形状損失について説明できない
評価項目3平均流速公式を用いて計算できる平均流速公式を用いて基礎的な内容は計算できる平均流速公式を用いて計算できない
評価項目4管路の流れについて計算できる管路の流れについて計算できる管路の流れについて計算できない

学科の到達目標項目との関係

学習・教育到達度目標 (A) 説明 閉じる
学習・教育到達度目標 (B) 説明 閉じる

教育方法等

概要:
水理学IBでは,管路流れにおける流量,流速,エネルギー損失などの計算法を学ぶ.
授業の進め方・方法:
講義を中心に授業を進めるが,必要に応じて資料の配付,プロジェクターでの説明を行う.また,授業中には説明内容を応用できるように演習を行い,学生自身が理解度を確認できるように小テストを実施する.さらに,知識の定着を図るために課題を与える.
注意点:
【成績評価の方法・評価基準】
中間・期末ともに定期試験を実施する.成績は,定期試験(50%)と小テスト・課題など(50%)で総合的に評価する.評価基準は,到達目標1~4に対する到達度とする.

【備考】
教科書・電卓を必ず持参すること.また,毎回の授業において,理解度を確認するために小テストを実施する.授業スケジュールを確認し,自学自習に励むこと.

【教員の連絡先】
内線番号:8989,メールアドレス:t.uenoの後ろに@maizuru-ct.ac.jpを付けて下さい
研究室:A棟2階(217)

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
後期
3rdQ
1週 シラバス内容の説明,層流の流速分布(pp.98-102) 1 層流と乱流について説明できる
2週 乱流の流速分布(pp.102-109) 1 層流と乱流について説明できる
3週 管路の摩擦損失(pp.110-117) 2 摩擦損失,形状損失について説明できる
4週 平均流量公式(pp.117-122) 3 平均流速公式を用いて計算できる
5週 管路の形状損失1(pp.123-126) 2 摩擦損失,形状損失について説明できる
6週 管路の形状損失2(pp.127-132) 2 摩擦損失,形状損失について説明できる
7週 復習および演習
8週 中間試験
4thQ
9週 単一管路の流れ(pp.134-136) 4 管路の流れについて計算できる
10週 サイフォン(pp.137-141) 4 管路の流れについて計算できる
11週 分岐・合流管の流れ(pp.142-144) 4 管路の流れについて計算できる
12週 管網(pp.145-148) 4 管路の流れについて計算できる
13週 ポンプ・水車(pp.149-152) 4 管路の流れについて計算できる
14週 管路の流れに関する演習 4 管路の流れについて計算できる
15週 復習および演習
16週 期末試験

モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標

分類分野学習内容学習内容の到達目標到達レベル授業週
専門的能力分野別の専門工学建設系分野水理層流と乱流について、説明できる。4前15,後1,後2
流体摩擦(レイノルズ応力、混合距離)を説明できる。4後2,後3
管水路の摩擦以外の損失係数について、説明できる。4後5,後6
各種の管路の流れが計算できる。4後9,後10,後11,後12,後13,後14

評価割合

試験発表相互評価態度ポートフォリオその他合計
総合評価割合50000500100
基礎的能力0000000
専門的能力50000500100
分野横断的能力0000000