建設設計製図Ⅰ(建築コース)

科目基礎情報

学校 舞鶴工業高等専門学校 開講年度 令和03年度 (2021年度)
授業科目 建設設計製図Ⅰ(建築コース)
科目番号 0172 科目区分 専門 / 必修
授業形態 演習 単位の種別と単位数 学修単位: 2
開設学科 建設システム工学科 対象学年 4
開設期 前期 週時間数 2
教科書/教材 尾上亮介,竹内正明,小池志保子「図解 ニッポン住宅建築」(学芸出版社)
担当教員 尾上 亮介

到達目標

1 住宅のコンセプトを企画することができる。
2 住宅の設計ができる。
3 住宅の図面を描くことができる。
4 住宅の模型を作ることが出来る。
5 提案内容を発表できる。

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
評価項目1正確に住宅のコンセプトを企画することができる適切に住宅のコンセプトを企画することができる適切に住宅のコンセプトを企画することができない
評価項目2正確に住宅の設計ができる適切に住宅の設計ができる適切に住宅の設計ができない
評価項目3正確に住宅の図面を描くことができる適切に住宅の図面を描くことができる適切に住宅の図面を描くことができない
評価項目4正確に住宅の模型を作ることが出来る適切に住宅の模型を作ることが出来る適切に住宅の模型を作ることが出来ない
評価項目5正確に提案内容を発表できる適切に提案内容を発表できる適切に提案内容を発表できない

学科の到達目標項目との関係

学習・教育到達度目標 (D) 説明 閉じる
学習・教育到達度目標 (H) 説明 閉じる

教育方法等

概要:
この科目は,企業で建築やインテリアの設計を担当していた教員が,その経験を活かして,建築の設計に関する内容を演習形式で授業を行うものである。

【授業目的】
住宅の設計案の制作を通して,設計条件の分析,住宅の機能,寸法,空間構成,構法,製図法,プレゼンテーションなどについて学ぶ。

【Course Objectives】
1.Skills for design of housing space
2.Skills for presentation and drafting
授業の進め方・方法:
【授業方法】
演習形式で毎週進行状況と内容を確認しながら進める。

【学習方法】
日常的に建築および都市に関して関心を持つこと。また,建築設計に理解を深め,応用力を養うために単元毎に課す演習課題等を自己学習として義務付け,その成果を授業内でチエックを行う。

注意点:
【成績の評価方法・評価基準】
定期試験は行わない。提出物による。
提出作品(図面、模型)+プレゼンテーションで総合評価を行う。
コンセプト企画力,設計,製図,模型製作,提案書作成についての到達度を評価基準とする。

【学生へのメッセージ・自己学習】
実際の住宅空間の大きさや,使いやすさなどを日々観察するように。書籍等で図面や写真,設計意図を研究するように。

【教員の連絡先】
研究室 A棟3階(A-306)
内線電話 8963
e-mail onoeアットマークmaizuru-ct.ac.jp(アットマークは@に変えること。)

研究室 A棟2階(A-218)
内線電話 8982
e-mail y.imamyraアットマークmaizuru-ct.ac.jp(アットマークは@に変えること。)

授業の属性・履修上の区分

アクティブラーニング
ICT 利用
遠隔授業対応
実務経験のある教員による授業

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
前期
1stQ
1週 シラバス内容の説明,住宅の設計課題1出題と解説,設計条件の整理
演習課題 エスキース スタディー模型
2週 設計案の立案とチェック,コンセプトの抽出,エスキース
演習課題 エスキース スタディー模型
3週 設計案の立案とチェック,設計1
演習課題 図面作成
4週 設計案の立案とチェック,設計2
演習課題 図面作成
5週 製図
演習課題 図面作成
6週 製図・模型製作
演習課題 模型作成
7週 模型製作
演習課題 図面作成 模型作成
8週 プレゼンテーション 
2ndQ
9週 住宅の設計課題2出題と解説,設計条件の整理
演習課題 エスキース スタディー模型
10週 設計案の立案とチェック,コンセプトの抽出,エスキース
演習課題 エスキース スタディー模型
11週 設計案の立案とチェック,設計1
演習課題 図面作成
12週 設計案の立案とチェック,設計2
演習課題 図面作成
13週 製図
演習課題 模型作成
14週 製図・模型製作
演習課題 図面作成 模型作成
3,4
15週 プレゼンテーション
16週

モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標

分類分野学習内容学習内容の到達目標到達レベル授業週
専門的能力分野別の専門工学建築系分野設計・製図ソフトウェアを用い、各種建築図面を作成できる。4前5,前6,前13,前14
与えられた条件をもとに、コンセプトがまとめられる。4前1,前2,前9
与えられた条件をもとに、動線・ゾーニングのエスキスができる。4前3,前4,前10,前11,前12
与えられた条件をもとに、配置図、各階平面図、立面図、断面図などがかける。4前5,前6,前13,前14
設計した建築物の模型またはパースなどを製作できる。4前7,前14
講評会等において、コンセプトなどをまとめ、プレゼンテーションができる。4前8,前15
敷地と周辺地域および景観などに配慮し、配置、意匠を検討できる。4前3,前4,前10,前11,前12

評価割合

試験発表相互評価態度ポートフォリオその他合計
総合評価割合02000800100
基礎的能力0000000
専門的能力02000800100
分野横断的能力0000000