情報処理Ⅰ

科目基礎情報

学校 舞鶴工業高等専門学校 開講年度 平成31年度 (2019年度)
授業科目 情報処理Ⅰ
科目番号 0174 科目区分 専門 / 必修
授業形態 演習 単位の種別と単位数 履修単位: 1
開設学科 建設システム工学科 対象学年 3
開設期 後期 週時間数 2
教科書/教材 教科書:「工学のためのVBAプログラミング基礎」村木正芳著 (東京電機大学出版) ,教材:プリントを配布する.参考書:「今すぐ使えるかんたんExcelマクロ&VBA[改訂新版]」門脇香奈子著(技術評論社),「入門者のExcel VBA」立山秀利著(講談社),「実例で学ぶExcel VBA」立山秀利著(講談社)
担当教員 渡部 昌弘

到達目標

1 プログラムの基本的なアルゴリズムを理解できる。
2 データの入出力,ファイルの操作ができる。
3 繰返し,条件判断,配列を用いた計算ができる。
4 プロシージャを利用したプログラミングができる。

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
評価項目1プログラムの基本的なアルゴリズムを十分に説明できるプログラムの基本的なアルゴリズムを説明できるプログラムの基本的なアルゴリズムを説明できない
評価項目2データの入出力,ファイルの操作が誤りなくできる。データの入出力,ファイルの操作ができる。 データの入出力,ファイルの操作ができない。
評価項目3繰返し,条件判断,配列を用いた計算が誤りなくできる。繰返し,条件判断,配列を用いた計算ができる。 繰返し,条件判断,配列を用いた計算ができない。
評価項目4プロシージャを利用したプログラミングを誤りなくできる。プロシージャを利用したプログラミングができる。プロシージャを利用したプログラミングができない。

学科の到達目標項目との関係

学習・教育到達度目標 (A) 説明 閉じる

教育方法等

概要:
ExcelおよびVBAを用いたデータ処理とプログラミングの基礎について講義と演習を行う。パソコンを用いた実習課題を随時実施して理解を深める。
授業の進め方・方法:
講義と演習を行う。パソコンを用いた実習課題を随時実施して理解を深める。
注意点:
【成績の評価方法・評価基準】  
授業中の課題(40%)と中間試験,期末試験の結果(60%)により総合的に評価する。
到達目標に基づき,Excelのデータ処理に対する基本的な理解と繰返しや分岐等を用いたとVBAプログラミングの基礎を理解しているかを評価基準とする。

【教員の連絡先】
研 究 室 A棟2階(A-208)
内線電話 8981
e-mail: m.watabe* (*は@maizuru-ct.ac.jp)

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
後期
3rdQ
1週 シラバス内容の説明 Excel/VBAの基本操作 1 プログラムの基本的なアルゴリズムを理解できる。
2週 論理関数 1 プログラムの基本的なアルゴリズムを理解できる。
3繰返し,条件判断,配列を用いた計算ができる。
3週 検索関数 1 プログラムの基本的なアルゴリズムを理解できる。
4週 データベース関数 1 プログラムの基本的なアルゴリズムを理解できる。
5週 総合演習 1 プログラムの基本的なアルゴリズムを理解できる。
6週 VBAの概念と基本 1 プログラムの基本的なアルゴリズムを理解できる。
7週 データ入出力,関数 2 データの入出力,ファイルの操作ができる。
8週 後期中間試験
4thQ
9週 中間試験返却と解説 1 プログラムの基本的なアルゴリズムを理解できる。
2 データの入出力,ファイルの操作ができる。
3 繰返し,条件判断,配列を用いた計算ができる。
10週 プログラムの繰返し1 3 繰返し,条件判断,配列を用いた計算ができる。
11週 プログラムの繰返し2 3 繰返し,条件判断,配列を用いた計算ができる。
12週 プログラムの分岐1 3 繰返し,条件判断,配列を用いた計算ができる。
13週 プログラムの分岐2 3 繰返し,条件判断,配列を用いた計算ができる。
14週 配列の利用 3 繰返し,条件判断,配列を用いた計算ができる。
15週 プロシージャの利用 4 プロシージャを利用したプログラミングができる。
16週 後期期末試験

モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標

分類分野学習内容学習内容の到達目標到達レベル授業週
基礎的能力工学基礎情報リテラシー情報リテラシー同一の問題に対し、それを解決できる複数のアルゴリズムが存在しうることを知っている。3後1,後2,後3,後4,後5,後6,後7,後8,後9,後10,後11,後12,後13,後14,後15,後16
与えられた基本的な問題を解くための適切なアルゴリズムを構築することができる。3後5,後8,後9,後10,後11,後12,後13,後14,後15,後16
任意のプログラミング言語を用いて、構築したアルゴリズムを実装できる。3後5,後8,後9,後16

評価割合

試験発表相互評価態度ポートフォリオその他合計
総合評価割合60000400100
基礎的能力60000400100
専門的能力0000000
分野横断的能力0000000