環境衛生学Ⅰ

科目基礎情報

学校 舞鶴工業高等専門学校 開講年度 令和02年度 (2020年度)
授業科目 環境衛生学Ⅰ
科目番号 0195 科目区分 専門 / 必修
授業形態 授業 単位の種別と単位数 履修単位: 1
開設学科 建設システム工学科 対象学年 4
開設期 前期 週時間数 2
教科書/教材 合田,中西,津野,藤原「わかり易い土木講座衛生工学」(彰国社)
担当教員 四蔵 茂雄

到達目標

1 水道施設の計画について説明できる
2 水道施設の設計について説明できる
3 水道の水質基準について説明できる
4 水道の浄化(処理)法について説明できる

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
評価項目1水道施設の計画について十分説明できる水道施設の計画について説明できる水道施設の計画について説明できない
評価項目2水道施設の設計について十分説明できる水道施設の設計について説明できる水道施設の設計について説明できない
評価項目3水道の水質基準について十分説明できる水道の水質基準について説明できる水道の水質基準について説明できない
評価項目4水道の浄化(処理)法について十分説明できる水道の浄化(処理)法について説明できる水道の浄化(処理)法について説明できない

学科の到達目標項目との関係

学習・教育到達度目標 (B) 説明 閉じる

教育方法等

概要:
【授業目的】
我々の生活になくてはならない”水”。いったいこの水はどうやって作られ、使われた後はどうやって処理されているのであろうか?この授業では、この問いに答えるべく、”水”に焦点を当てる。そして水の循環に重要な役割を果たしている都市環境インフラ、”上水道”について講義する。上水道に関する計画論、施設の設計法、処理法、水質基準等について学習するのが本講義の目的である。この科目は,地方自治体で下水処理上の設計と維持管理を担当していた教員が,その経験をいかして,上下水道システムについて講義形式で授業を行うものである.この科目は,地方自治体で下水処理上の設計と維持管理を担当していた教員が,その経験をいかして,上下水道システムについて講義形式で授業を行うものである.

【Course Objectives】
The aim of this course is to study water system and sewerage system.

授業の進め方・方法:
【授業方法】
板書による講義を中心に進める。授業の進捗状況によっては、プリントを用いた授業とすることもある。適宜スライドによる説明を行う。また関連資料を配布する。

【学習方法】
きちんとノートをとる。演習問題を解く。わからない点があれば質問する。授業の範囲を超えて知りたい時は、参考図書、インターネット等を活用する。

注意点:
【定期試験の実施方法】
定期試験を実施する。試験時間は50分とする。

【成績の評価方法・評価基準】
成績は定期試験の成績で評価する。定期試験は到達目標に対する到達度を評価基準とする。

【教員の連絡先】
研 究 室 B棟3階(B-316)
内線電話 8986
e-mail: shikura アットマーク maizuru-ct.ac.jp(アットマークは@に変えること)

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
前期
1stQ
1週 シラバス内容の説明、衛生工学、水道総論
2週 水道計画
3週 水源と取水
4週 導水と送水
5週 水質基準1(水質基準)
6週 水質基準2(水道水質基準)
7週 演習
8週 中間試験
2ndQ
9週 浄水1(浄化法総論
10週 浄水2(沈殿1)
11週 浄水3(沈殿2)
12週 浄水4(ろ過)
13週 浄水5(消毒1)
14週 浄水6(消毒2)
15週 配水と給水
16週 (15週の後に期末試験を実施)
期末試験返却・到達度確認

モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標

分類分野学習内容学習内容の到達目標到達レベル授業週
専門的能力分野別の専門工学建設系分野環境水道の役割、種類を説明できる。4前1
水道計画(基本計画、給水量、水質、水圧等)を理解でき、これに関する計算ができる。4前5,前6,前7,前15
浄水の単位操作(凝集、沈澱凝集、濾過、殺菌等)を説明できる。4前11,前12
リスクアセスメントを説明できる。4前5

評価割合

試験発表相互評価態度ポートフォリオその他合計
総合評価割合10000000100
基礎的能力0000000
専門的能力10000000100
分野横断的能力0000000