建設システム工学実験ⅡB

科目基礎情報

学校 舞鶴工業高等専門学校 開講年度 平成30年度 (2018年度)
授業科目 建設システム工学実験ⅡB
科目番号 0201 科目区分 専門 / 必修
授業形態 実験・実習 単位の種別と単位数 履修単位: 1
開設学科 建設システム工学科 対象学年 4
開設期 前期 週時間数 2
教科書/教材 なし(実験要領を配布する)
担当教員 四蔵 茂雄

到達目標

1 各種実験の分析操作ができる。
2 実験の背景にある理論を理解できる。
3 工学実験レポートを作成できる。

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
評価項目1各種実験の分析操作が十分にできる。 各種実験の分析操作ができる。各種実験の分析操作ができない。
評価項目2実験の背景にある理論を十分に理解できる.実験の背景にある理論を理解できる.実験の背景にある理論を理解できない。
評価項目3工学実験レポートを十分に作成できる。 工学実験レポートを作成できる。 工学実験レポートを十分に作成できない。

学科の到達目標項目との関係

学習・教育到達度目標 (D) 説明 閉じる
学習・教育到達度目標 (G) 説明 閉じる
学習・教育到達度目標 (I) 説明 閉じる

教育方法等

概要:
衛生工学、環境工学に関する種々の基礎的実験を行い、実験の概念、分析手法、結果の解析手法を収得する。
To understand notion of and theoretical background of experiments, to perform experiments, and to analyze data obtained.
授業の進め方・方法:
[授業方法]
1. 実験の前に、実験の意義、手法を説明する。
2. 操作の概略を説明する。
3. 実験を開始する。
4. 実験終了後、データの整理手法を説明する。
[学習方法]
1. 事前に配布する実験要領をよく見る。
2. 授業中は積極的に実験に参加する。
3. レポート作成時には、関連文献を参考にする。
4. レポートは実験終了後1週間以内に提出する。
注意点:
【定期試験の実施方法】定期試験は実施しない。
【成績の評価方法・評価基準】
レポート80%、実験に取り組む姿勢20%で総合評価する。レポートならびに演習問題を全て提出しないと、総合評価点は59点以下となる
レポートは、1)実験意義の理解度、2)実験手法の理解度、3)データ整理法、4)結果の理解度(分析の深さ、分析のオリジナリティ、参考文献への取り組み)、5)仕上げの程度(読みやすさ、レイアウト)、6)提出時の口頭試問の結果から評価する。到達目標に対する到達度を評価基準とする。
【履修上の注意】
 本実験では、環境工学、環境衛生学に関する基礎的な実験を行います。時間数、施設、設備が限られているため、高度な内容の実験は行えませんが、浄水場/下水処理場の現場で実際に行われている実験の一部と、初歩的な環境質の測定を体験することができます。これらの内容をしっかりと体得することにより、授業で習った内容をより確実に理解することができます。
【学生へのメッセージ】
 手渡しの原則。レポートは必ず手渡しで四蔵に提出してください。勝手においていったものは、受理した事になりません(なくなっても責任はとれません)。提出時にはレポート内容をチェックします。また、必ず口頭試問します。四蔵は提出期限を重視しますので、就職進学に伴う活動等やむを得ない事情で遅れる場合は、事前に相談してください。
【教員の連絡先】
研 究 室 B棟3階(B-316)
内線電話 8986(四蔵)
e-mail: shikura@maizuru-ct.ac.jp

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
前期
1stQ
1週
2週
3週
4週
5週
6週
7週
8週
2ndQ
9週
10週
11週
12週
13週
14週
15週
16週

モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標

分類分野学習内容学習内容の到達目標到達レベル授業週
基礎的能力工学基礎工学実験技術(各種測定方法、データ処理、考察方法)工学実験技術(各種測定方法、データ処理、考察方法)物理、化学、情報、工学における基礎的な原理や現象を明らかにするための実験手法、実験手順について説明できる。4
実験装置や測定器の操作、及び実験器具・試薬・材料の正しい取扱を身に付け、安全に実験できる。4
実験データの分析、誤差解析、有効桁数の評価、整理の仕方、考察の論理性に配慮して実践できる。4
実験テーマの目的に沿って実験・測定結果の妥当性など実験データについて論理的な考察ができる。4
実験ノートや実験レポートの記載方法に沿ってレポート作成を実践できる。4
実験データを適切なグラフや図、表など用いて表現できる。4
実験の考察などに必要な文献、参考資料などを収集できる。4
実験・実習を安全性や禁止事項など配慮して実践できる。4
個人・複数名での実験・実習であっても役割を意識して主体的に取り組むことができる。4
共同実験における基本的ルールを把握し、実践できる。4
レポートを期限内に提出できるように計画を立て、それを実践できる。4
専門的能力分野別の工学実験・実習能力建設系分野【実験・実習能力】建設系【実験実習】DO、BODに関する実験について理解し、実験ができる。4後2,後3
pHに関する実験について理解し、実験ができる。4後6,後7

評価割合

試験発表相互評価態度レポートその他合計
総合評価割合00001000100
基礎的能力0000000
専門的能力00001000100
分野横断的能力0000000