概要:
【授業目的】
この教科は企業でシステム開発を担当していた教員がその経験を活かし,情報処理について講義形式で授業を行うものである。
本科目は,VBAを用いたプログラミングについて,その基礎的な構造を理解するために,講義と演習を行う。パソコンを用いた実習課題を随時実施して理解を深める。
【Course Objectives】
Students will study programing with VBA (Visual Basic for Application) to understand its basic structures. Students will attend lectures and exercises with computers.
授業の進め方・方法:
【授業方法】
中間・期末の2回の試験を行う。 期末試験には中間試験の範囲からも出題する。
【学習方法】
1.事前にシラバスを見て,教科書の当該箇所を読んでおく
2.黒板またはスライドの説明はノートにとる
3.演習や課題では,プログラムの構成を整理し,自分で考えながら臨む
注意点:
【定期試験の実施方法】
中間・期末の2回の定期試験を行う。試験時間は50分とする。
【成績の評価方法・評価基準】
授業中の演習課題(35%)・中間(25%)・期末試験(40%)により総合評価する。到達目標に基づき,VBA プログラミングの到達度を評価基準とする。
【履修上の注意】
授業は実際に端末を操作して進める。
【学生へのメッセージ】
VBAによるプログラムは,建築に関わる各種計算・数値解析に用いられています。汎用CADソフトの中にもVBAによる処理が可能なものもあります。VBAによるプログラミングでは,表計算(Excel)と連携させ,これを効果的に用いることで,データを処理することができる特徴があります。
プログラミングには様々な言語がありますが,VBAはExcelと効率的に連携でき,計算結果もExcel上で視覚的に捉えることが可能になります。適時必要なプログラムを書けるようになると,意匠・計画・環境・構造の分野を問わず,応用範囲が大きく拡がります。
本講義では,このVBAを用いたプログラミングの基礎を学びます。使用する言語は情報処理Iで学ぶBasic言語ですから,適宜復習して下さい。
【教員の連絡先】
研 究 室 A棟2階(A-222)
内線電話 8983
e-mail: tamadaアットマークmaizuru-ct.ac.jp (アットマークは@に変えること。)
分類 | 分野 | 学習内容 | 学習内容の到達目標 | 到達レベル | 授業週 |
基礎的能力 | 工学基礎 | 情報リテラシー | 情報リテラシー | 同一の問題に対し、それを解決できる複数のアルゴリズムが存在しうることを知っている。 | 3 | 前1,前2,前3,前4,前5,前6,前7,前8,前9,前10,前11,前12,前13,前14,前15,前16 |
与えられた基本的な問題を解くための適切なアルゴリズムを構築することができる。 | 3 | 前4,前5,前6,前7,前8,前9,前10,前11,前12,前13,前14,前15,前16 |
任意のプログラミング言語を用いて、構築したアルゴリズムを実装できる。 | 3 | 前7,前8,前15,前16 |