土木施工Ⅱ

科目基礎情報

学校 舞鶴工業高等専門学校 開講年度 令和02年度 (2020年度)
授業科目 土木施工Ⅱ
科目番号 0230 科目区分 専門 / 必修
授業形態 授業 単位の種別と単位数 履修単位: 1
開設学科 建設システム工学科 対象学年 5
開設期 前期 週時間数 2
教科書/教材 教科書:藤原東雄,青砥 宏,石橋孝治,清田 勝著「土木施工」(森北出版) 教材:必要に応じて資料を配布する。
担当教員 粟野 周一

到達目標

1 基礎工の種類別に目的と施工法について理解している。
2 コンクリート工の目的と施工法について理解している。
3 型枠工・鉄筋工・足場支保工・打設工の流れを理解している。
4 トンネル工の目的と施工法について理解している。
5 開削工法の原理と山留め・支保工の種類を理解している。
6 シールド工法の原理と覆工の種類を理解している。
7 NATM工法の原理と支保工の種類を理解している。

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
評価項目1基礎工の種類別に目的と施工法について十分に理解している。基礎工の種類別に目的と施工法について理解している。基礎工の種類別に目的と施工法について理解していない。
評価項目2コンクリート工の目的と施工法について十分に理解している。コンクリート工の目的と施工法について理解している。コンクリート工の目的と施工法について理解していない。
評価項目3型枠工・鉄筋工・足場支保工・打設工の流れを十分に理解している。型枠工・鉄筋工・足場支保工・打設工の流れを理解している。型枠工・鉄筋工・足場支保工・打設工の流れを理解していない。
評価項目4トンネル工の目的と施工法について十分理解している。トンネル工の目的と施工法について理解している。トンネル工の目的と施工法について理解していない。
評価項目5開削工法の原理と山留め・支保工の種類を十分に理解している。開削工法の原理と山留め・支保工の種類を理解している。開削工法の原理と山留め・支保工の種類を理解していない。
評価項目6シールド工法の原理と覆工の種類を十分に理解している。シールド工法の原理と覆工の種類を理解している。シールド工法の原理と覆工の種類を理解していない。
評価項目7NATM工法の原理と支保工の種類を十分に理解している。NATM工法の原理と支保工の種類を理解している。NATM工法の原理と支保工の種類を理解していない。

学科の到達目標項目との関係

学習・教育到達度目標 (B) 説明 閉じる

教育方法等

概要:
【授業目的】
1.基礎工の種類、地盤改良、基礎について理解する。
2.コンクリート工について理解する。
3.トンネル工の設計について理解する。

【Course Objectives】
Research in Execution management engineering focuses on understanding and advancing the state of knowledge on the foundation, concrete structure and tunnel.

授業の進め方・方法:
【授業の進め方】
講義の後、課題を与え、課題を中心に授業を進める。
重要な内容については、数人の学生に質問する。
課題については、提出を求める。

【学習方法】
1.事前にシラバスを見て教科書の該当個所を読み、疑問点を明確にしておく。
2.授業では、予習で抱いた疑問を解決するつもりで学習する。パワーポイントの説明はノートにとる。
3.演習問題を解けるように練習する1.事前にシラバスを見て教科書の該当個所を読み、疑問点を明確にしておく。
4.授業では、予習で抱いた疑問を解決するつもりで学習する。パワーポイントの説明はノートにとる。
5.演習問題を解けるように練習する。

注意点:
【定期試験の実施方法】
中間・期末の2回の試験を行う。時間は50分とする。 持ち込みは電卓を可とする。

【成績評価方法・評価基準】
中間試験、期末試験(70%)および演習(30%)により総合的に判断する。到達目標に基づき、基礎工、コンクリート工、トンネル工の到達度を評価基準とする

【履修上の注意】
毎授業には電卓、定規を持参すること。

【連絡先】
教 員 名 粟野 周一
研 究 室 
内線電話 (090-8821-9876)
e-mail: awanouhei アットマーク ares.eonet.ne.jp(アットマークは@に変えること)

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
前期
1stQ
1週 シラバスの説明、基礎工(浅い基礎、直接基礎、地盤改良)
2週 基礎工(深い基礎の作り方、基礎の施工)
3週 基礎工(ケーソン工法、特殊基礎)
4週 コンクリート工(どのようにして作られるか?) 2,3
5週 コンクリート工(材料、特殊コンクリート、配合と混合) 2,3
6週 コンクリート工(運搬、打ち込み、締め固め、養生、型枠と支保工) 2,3
7週 演習問題(基礎工、コンクリート工) 1,2,3
8週 課題学習
2ndQ
9週 トンネル工(トンネルの種類と役割) 4,5,6,7
10週 トンネル工(トンネル計画を左右する地形と地質) 4,5,6,7
11週 トンネル工(地形や地質を調べる方法とその利用方法) 4,5,6,7
12週 トンネル工(トンネルを作るときの作業の流れ) 4,5,6,7
13週 トンネル工(掘削されたトンネルを守る方法、覆工) 4,5,6,7
14週 トンネル工(地質条件の悪い地山にトンネルを作る、補助工法) 4,5,6,7
15週 演習問題(トンネル工) 4,5,6,7
16週 (15週目の後に期末試験を実施)
期末試験返却・達成度確認

モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標

分類分野学習内容学習内容の到達目標到達レベル授業週
専門的能力分野別の専門工学建設系分野施工・法規建設機械の概要を説明できる。3
主な建設機械の作業能力算定法を説明できる。3
基礎工の種類別に目的と施工法について、説明できる。4前3
コンクリート工の目的と施工法について、説明できる。4前4,前5,前6,前7
型枠工・鉄筋工・足場支保工・打設工の流れについて、説明できる。4前4,前5,前6,前7
トンネル工の目的と施工法について、説明できる。3前9,前10,前11,前12,前13,前14,前15

評価割合

試験発表相互評価態度ポートフォリオその他合計
総合評価割合70000300100
基礎的能力0000000
専門的能力70000300100
分野横断的能力0000000