マリンエンジニアリングⅡ

科目基礎情報

学校 舞鶴工業高等専門学校 開講年度 平成29年度 (2017年度)
授業科目 マリンエンジニアリングⅡ
科目番号 0233 科目区分 専門 / 選択
授業形態 授業 単位の種別と単位数 履修単位: 1
開設学科 建設システム工学科 対象学年 5
開設期 後期 週時間数 2
教科書/教材 文部科学省,船用機関1
担当教員 小林 洋平

到達目標

1 海について理解する。
② カルノーサイクルの状態変化を理解し,熱効率を計算できる。
③ サイクルをT-s線図で表現できる。
4 エンジンを説明できる。
5 排気ガス、燃料、潤滑を説明できる。
6 船の抵抗の種類と造波抵抗を説明できる。
7 原子力を説明できる。
8 自然エネルギーの種類を説明できる。
9 風力エネルギーを説明できる。
10 風車の最大効率を導くことできる。
11 風況解析を説明できる。
12 洋上風車を説明できる。
13 メタセンターを説明できる。
14 水素エネルギーについて説明できる。

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
評価項目1自然エネルギーの特徴を説明できる。自然エネルギーの特徴を少し説明できる。自然エネルギーの特徴を説明できない。
評価項目2風力エネルギーを説明できる。風力エネルギーを少し説明できる。風力エネルギーを説明できない。
評価項目3洋上風車を説明できる。洋上風車を少し説明できる。洋上風車を説明できない。
評価項目4浮体の安定性について説明できる。浮体の安定性について少し説明できる。浮体の安定性について説明できない。
評価項目5水素エネルギーについて説明できる。水素エネルギーについて少し説明できる。水素エネルギーについて説明できない。

学科の到達目標項目との関係

教育方法等

概要:
 本講義では、エンジニアとして重要なエンジンとその関係技術についてマリンエンジニアリングⅠで学び、洋上の浮体 の安定性や水素エネルギーについてマリンエンジニアリングⅡで学習する。
授業の進め方・方法:
講義を中心に学習を進める。工学全般に関する広い知識が必要とされるので,関連分野の復習も授業の中で行う。
注意点:
成績の評価方法は,前期・後期ともに各2回の定期試験の平均点で評価する(70%)。残りの評価は授業毎に行う小テストに評価する(30%)。到達目標に基づき,マリンエンジニアリングⅠは、エンジンと周辺技術の理解を評価基準とする。マリンエンジニアリングⅡは、自然エネルギーと浮体の安定性、水素エネルギーに対する理解を到達度の評価基準とする。

【学生へのメッセージ】機械と制御の学生だけでなく、建設や電気の学生も履修できます。むしろ、学んでいないことを補う意味で積極的に履修してほしいものです。

研究室 A棟3階 (A-311)
電話番号 0773-62-8932
e-mail kobayashi@maizuru-ct.ac.jp

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
後期
3rdQ
1週 シラバス内容の説明、自然エネルギーとは 8自然エネルギーの種類を説明できる
2週 風力エネルギーの概要 9風力エネルギーを説明できる
3週 揚力型風車の設計 9風力エネルギーを説明できる
4週 抗力型風車の設計 9風力エネルギーを説明できる
5週 風車の最大効率(ベッツ限界) 10風車の最大効率を導くことできる
6週 風況の解析 11風況解析を説明できる
7週 まとめ 8自然エネルギーの種類を説明できる
9風力エネルギーを説明できる
10風車の最大効率を導くことできる
11風況解析を説明できる
8週 中間試験
4thQ
9週 着底式洋上風車 12洋上風車を説明できる
10週 浮体式洋上風車 12洋上風車を説明できる
11週 浮体の安定性とメタセンター 13メタセンターを説明できる
12週 浮体の安定性とメタセンター 13メタセンターを説明できる
13週 水素エネルギー 14水素エネルギーについて説明できる
14週 水素と自然エネルギー 14水素エネルギーについて説明できる
15週 まとめ 12洋上風車を説明できる
13メタセンターを説明できる
14水素エネルギーについて説明できる
16週 期末試験

モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標

分類分野学習内容学習内容の到達目標到達レベル授業週

評価割合

試験発表相互評価態度ポートフォリオその他合計
総合評価割合70003000100
基礎的能力3000100040
専門的能力2000100030
分野横断的能力2000100030