建築計画Ⅰ

科目基礎情報

学校 舞鶴工業高等専門学校 開講年度 平成29年度 (2017年度)
授業科目 建築計画Ⅰ
科目番号 0258 科目区分 専門 / 必修
授業形態 授業 単位の種別と単位数 履修単位: 1
開設学科 建設システム工学科 対象学年 4
開設期 前期 週時間数 2
教科書/教材 岡田光政 ほか『建築計画Ⅰ』鹿島出版会
担当教員 尾上 亮介

到達目標

①.空間形態の理解
②.知覚現象の理解
③.寸法と規模の計画を理解
④.空間の性能を理解
⑤.計画の技法を理解

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
評価項目1正確に空間形態の理解適切に空間形態の理解適切に空間形態の理解できない
評価項目2正確に知覚現象の理解適切に知覚現象の理解適切に知覚現象の理解できない
評価項目3正確に寸法と規模の計画を理解適切に寸法と規模の計画を理解適切に寸法と規模の計画を理解できない
評価項目4正確に空間の性能を理解適切に空間の性能を理解適切に空間の性能を理解できない
評価項目5正確に計画の技法を理解適切に計画の技法を理解適切に計画の技法を理解できない

学科の到達目標項目との関係

教育方法等

概要:
建築計画は,人々の活動に適した機能的な器としての建築を成立させることにある。
  快適性,安全性,利便性,を建築空間として成立させる建築計画の基本を知り,建築物として実現する方法を知ること目的とする。
There is an architectural plan to make the functional architecture. The purpose is to know the method of achieving the comfort, safety, and convenience as a building.
授業の進め方・方法:
基本的に講義形式で授業を行う。
適切な資料を配付する。
スライド等を用いる。
注意点:
評価方法・評価基準
定期試験(70%),演習課題等(30%)により総合評価を行う。空間,知覚現象,各部の寸法,空間の機能,空間構成手法の理解についての到達度を評価基準とする。
学生へのメッセージ
住宅や学校など身近な建築空間の大きさや,使いやすさなどを日々観察するように。
教員の連絡先
研究室 A-306 内線電話 8963 e-mail onoe@maizuru-ct.ac.jp

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
前期
1stQ
1週 シラバス内容の説明,建築計画における空間の形態1 ①.空間形態の理解
2週 建築計画における空間の形態2 ①.空間形態の理解
3週 人間工学的寸法(人間の知覚と行動)1 ②.知覚現象の理解
4週 人間工学的寸法(人間の知覚と行動)2 ②.知覚現象の理解
5週 寸法1モデュール(寸法と規模の計画)1 ③.寸法と規模の計画を理解
6週 寸法2モデュール(寸法と規模の計画)2 ③.寸法と規模の計画を理解
7週 寸法3演習課題(1) ③.寸法と規模の計画を理解
8週 中間試験 ①.空間形態の理解
②.知覚現象の理解
③.寸法と規模の計画を理解
2ndQ
9週 試験解答,到達度確認 ①.空間形態の理解
②.知覚現象の理解
③.寸法と規模の計画を理解
10週 空間の性能1 ④.空間の性能を理解
11週 空間の性能2 ④.空間の性能を理解
12週 空間構成(計画の技法)1  ⑤.計画の技法を理解
13週 空間構成(計画の技法)2  ⑤.計画の技法を理解
14週 外部空間の構成 ⑤.計画の技法を理解
15週 学習のまとめ ⑤.計画の技法を理解
16週

モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標

分類分野学習内容学習内容の到達目標到達レベル授業週
専門的能力分野別の専門工学建築系分野構造木構造の特徴・構造形式について説明できる。1前2
S造の特徴・構造形式について説明できる。1前2
鉄筋コンクリート造(ラーメン構造、壁式構造、プレストレストコンクリート構造など)の特徴・構造形式について説明できる。1前2
環境・設備風土と建築について説明できる。1前1
環境共生建築について理解している。1前1
表色系について説明できる。1前3
色彩計画の概念を知っている。1前3
省エネルギー(コジェネレーション等を含む)について説明できる。1前10
維持管理について理解している。1前10
計画・歴史モデュールについて説明できる。1前5,前7,前8,前9
建築設計に関わる基本的な家具をはじめとする住設備機器などの寸法を知っている。1前6,前7,前8,前9
居住系施設(例えば、独立住宅、集合住宅など)の計画について説明できる。1前15
建築計画・設計の手法一般について説明できる。1前12
計画の立案ができる。1前13
企画の手法について理解できる。1前14
動線について説明できる。1前10
ゾーニングについて説明できる。1前11
地域資源(たとえば、指定・登録文化財、伝建制度・地区、観光資源、特産物など)について説明できる。1前2
地域資源の保存・再生(たとえば、リノベーション、コンバージョンなど)手法について理解している。1前11
美術・デザイン建築の構成要素(形と空間の構成)について説明できる。1前1,前2,前3,前4,前8,前9
建築における形態(ものの形)について説明できる。1前2,前3,前4,前8,前9

評価割合

試験発表相互評価態度ポートフォリオその他合計
総合評価割合70000030100
基礎的能力0000000
専門的能力70000030100
分野横断的能力0000000