建築計画Ⅱ

科目基礎情報

学校 舞鶴工業高等専門学校 開講年度 平成29年度 (2017年度)
授業科目 建築計画Ⅱ
科目番号 0259 科目区分 専門 / 必修
授業形態 授業 単位の種別と単位数 履修単位: 1
開設学科 建設システム工学科 対象学年 4
開設期 後期 週時間数 2
教科書/教材 プリント配布
担当教員 今村 友里子

到達目標

① 低層集合住宅の計画がわかる。
② 中層集合住宅の計画がわかる。
③ 高層集合住宅の計画がわかる。
④ オフィスと商業施設の計画がわかる。
⑤ 複合施設の計画がわかる。

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
評価項目1低層集合住宅の計画について説明できる低層集合住宅の計画が理解できる低層集合住宅の計画が理解できない
評価項目2中層集合住宅の計画について説明できる中層集合住宅の計画が理解できる中層集合住宅の計画が理解できない
評価項目3高層集合住宅の計画について説明できる高層集合住宅の計画が理解できる高層集合住宅の計画が理解できない
評価項目4オフィスと商業施設の計画について説明できるオフィスと商業施設の計画が理解できるオフィスと商業施設の計画が理解できない
評価項目5複合施設の計画について説明できる複合施設の計画が理解できる複合施設の計画が理解できない

学科の到達目標項目との関係

教育方法等

概要:
前半は集合住宅の配置計画,共用部分の計画,専用部分の平面計画について解説し,後半はさまざまな機能別施設の計画とそれらの複合計画について解説する。

1. Skills for design of house space.
2. Skills for presentation and planning.
授業の進め方・方法:
テキストを中心に,パワーポイント,ビデオなどを用いて視覚的に解説する。
また,毎回ミニテストを行う。
注意点:
中間試験及び期末試験の平均点で評価する。
低,中高層それぞれの集合住宅の「特徴と配置計画」,「共用部分の計画」,「専用部分の計画」,「インテリア計画」及びオフィスについての「複合計画」,「SOHO」,「集合住宅と商業施設」,「店舗」,「展示施設」など,上記の到達目標における各項目の基本を理解していることを評価基準とする。
・研 究 室 A棟2階(A-218)
・内線電話 8982
・e-mail: y.imamuraアットマークmaizuru-ct.ac.jp(アットマークは@に変えること)
【学生へのメッセージ】
 身近な集合住宅をよく観察しよう。

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
後期
3rdQ
1週 シラバスの説明 ①低層集合住宅の計画がわかる
2週 集合住宅とは(一戸建住宅との比較によるメリットとデメリット) ①低層集合住宅の計画がわかる
3週 低層集合住宅 特徴と配置計画,共用部分の計画,専用部分の計画 ①低層集合住宅の計画がわかる
4週 中層集合住宅 特徴と配置計画,共用部分の計画,専用部分の計画 ②中層集合住宅の計画がわかる
5週 高層集合住宅 特徴と配置計画,共用部分の計画,専用部分の計画 ③高層集合住宅の計画がわかる
6週 集合住宅の構造と設備の計画 ③高層集合住宅の計画がわかる
7週 集合住宅のインテリア計画 ③高層集合住宅の計画がわかる
8週 中間試験
4thQ
9週 オフィスの計画 ④オフィスと商業施設の計画がわかる
10週 複合計画とは(共用部分と専用部分) ④オフィスと商業施設の計画がわかる
11週 SOHOの計画 ④オフィスと商業施設の計画がわかる
12週 集合住宅と商業施設の複合計画 ⑤複合施設の計画がわかる
13週 商業施設の計画① 物販店舗,飲食店舗 ⑤複合施設の計画がわかる
14週 商業施設の計画② 展示施設,多目的ホール ⑤複合施設の計画がわかる
15週 物販・飲食店舗と他の商業施設との複合計画 ⑤複合施設の計画がわかる
16週 期末試験

モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標

分類分野学習内容学習内容の到達目標到達レベル授業週
専門的能力分野別の専門工学建築系分野構造木構造の特徴・構造形式について説明できる。1
S造の特徴・構造形式について説明できる。1
鉄筋コンクリート造(ラーメン構造、壁式構造、プレストレストコンクリート構造など)の特徴・構造形式について説明できる。1
環境・設備風土と建築について説明できる。1
環境共生建築について理解している。1
表色系について説明できる。1
色彩計画の概念を知っている。1
省エネルギー(コジェネレーション等を含む)について説明できる。1
維持管理について理解している。1
計画・歴史モデュールについて説明できる。1
建築設計に関わる基本的な家具をはじめとする住設備機器などの寸法を知っている。1
居住系施設(例えば、独立住宅、集合住宅など)の計画について説明できる。1
医療・業務系の施設(例えば、オフィスビル、病院、オーディトリアム、宿泊施設等)あるいは類似施設の計画について説明できる。1
建築計画・設計の手法一般について説明できる。1
計画の立案ができる。1
企画の手法について理解できる。1
動線について説明できる。1
ゾーニングについて説明できる。1
地域資源(たとえば、指定・登録文化財、伝建制度・地区、観光資源、特産物など)について説明できる。1
地域資源の保存・再生(たとえば、リノベーション、コンバージョンなど)手法について理解している。1
美術・デザイン建築の構成要素(形と空間の構成)について説明できる。1
建築における形態(ものの形)について説明できる。1
デザインプレゼンテーションができる。1

評価割合

試験発表相互評価態度ポートフォリオその他合計
総合評価割合80000200100
基礎的能力0000000
専門的能力80000200100
分野横断的能力0000000