システム工学Ⅰ

科目基礎情報

学校 舞鶴工業高等専門学校 開講年度 平成29年度 (2017年度)
授業科目 システム工学Ⅰ
科目番号 0265 科目区分 専門 / 選択
授業形態 授業 単位の種別と単位数 履修単位: 1
開設学科 建設システム工学科 対象学年 4
開設期 前期 週時間数 2
教科書/教材 必要に応じて資料を配付する。資料の配布はMoodleを利用して行う。
担当教員 室巻 孝郎

到達目標

1.システム工学の必要性を理解する。
2.基礎的なシステムの計画と評価ができる。
3.基礎的な有限要素解析を理解する。
4.1次元および2次元のデータを整理して,平均・分散・標準偏差・相関係数・回帰曲線を求めることができる。

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
評価項目1システム工学の必要性を説明できるシステム工学の必要性を理解できるシステム工学の必要性を理解できない
評価項目2基礎的なシステムの計画と評価ができる基礎的なシステムの評価ができる基礎的なシステムの評価ができない
評価項目3基礎的な有限要素解析を実践できる基礎的な有限要素解析を理解できる有限要素解析を理解できない
評価項目4データの整理と分析ができるデータの整理ができるデータを整理することができない

学科の到達目標項目との関係

教育方法等

概要:
1.システムの概念とシステム工学の必要性について学習する。
2.システムを開発・運用する上で必要となる基礎知識を習得する。
【Course Objectives】
 1.To study the concept and the necessity of the systems engineering.
 2.To learn basic knowledge of systems development and operation.
授業の進め方・方法:
【授業方法】
 講義を中心に授業を進める。例題や演習問題を解き理解を深める。講義資料やレポート課題についてはMoodleを利用して配布する。
【学習方法】
 1.シラバスを事前に見て予習をし,疑問点を明確にする。
 2.演習問題等はその内容を理解し解き方を身につける。
注意点:
【成績の評価方法・評価基準】
 成績の評価方法は,2回の試験の平均値で定期試験結果を評価する(80%)。その他,講義時間内に行う演習の評価(20%)との合計をもって総合成績とする。ただし,必要に応じて課すレポート課題の内容により加点を行うことがある。到達目標に基づき,生産管理手法や回帰分析についての到達度を評価基準とする。
【学生へのメッセージ】
 システム工学はもっとも効果的にシステムの目的を達成する方法を与えるものであるためその対象となる分野は広い。例題などに取り組むことでその必要性を学び,エンジニアとしての基礎教養となるよう習得してほしい。
[研究室] A棟2階(A-205) [内線電話] 8980 [e-mail] t.muromaki@maizuru-ct.ac.jp

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
前期
1stQ
1週 シラバス内容の説明,システム概念 1.システム工学の必要性を理解する
2週 生産管理手法(PERT) 2.基礎的なシステムの計画と評価ができる
3週 生産管理手法(CPM) 2.基礎的なシステムの計画と評価ができる
4週 3DCAD演習1 3.基礎的な有限要素解析を理解する
5週 3DCAD演習2 3.基礎的な有限要素解析を理解する
6週 有限要素解析1 3.基礎的な有限要素解析を理解する
7週 有限要素解析2 3.基礎的な有限要素解析を理解する
8週 前期中間試験 1.システム工学の必要性を理解する。
2.基礎的なシステムの計画と評価ができる。
3.基礎的な有限要素解析を理解する
2ndQ
9週 データ処理 4.1次元および2次元のデータを整理して,平均・分散・標準偏差・相関係数・回帰曲線を求めることができる。
10週 確率分布 4.1次元および2次元のデータを整理して,平均・分散・標準偏差・相関係数・回帰曲線を求めることができる。
11週 推定1 4.1次元および2次元のデータを整理して,平均・分散・標準偏差・相関係数・回帰曲線を求めることができる。
12週 推定2 4.1次元および2次元のデータを整理して,平均・分散・標準偏差・相関係数・回帰曲線を求めることができる。
13週 検定 4.1次元および2次元のデータを整理して,平均・分散・標準偏差・相関係数・回帰曲線を求めることができる。
14週 回帰分析1 4.1次元および2次元のデータを整理して,平均・分散・標準偏差・相関係数・回帰曲線を求めることができる。
15週 回帰分析2 4.1次元および2次元のデータを整理して,平均・分散・標準偏差・相関係数・回帰曲線を求めることができる。
16週 前期期末試験返却,到達度確認 4.1次元および2次元のデータを整理して,平均・分散・標準偏差・相関係数・回帰曲線を求めることができる。

モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標

分類分野学習内容学習内容の到達目標到達レベル授業週

評価割合

試験発表相互評価態度ポートフォリオその他合計
総合評価割合80000200100
基礎的能力0000000
専門的能力80000200100
分野横断的能力0000000