建築論Ⅰ

科目基礎情報

学校 舞鶴工業高等専門学校 開講年度 平成29年度 (2017年度)
授業科目 建築論Ⅰ
科目番号 0276 科目区分 専門 / 選択
授業形態 授業 単位の種別と単位数 履修単位: 1
開設学科 建設システム工学科 対象学年 4
開設期 前期 週時間数 2
教科書/教材 教科書:宮元健次著『図説日本建築のみかた』学芸出版社 2001年  教材 :宮元健次著『図説日本建築のみかた』学芸出版社 2001年
担当教員 今村 友里子

到達目標

①日本建築史について理解できる。
②西洋建築史について理解できる。
③近代建築史について理解できる。

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
評価項目1日本建築史について理解し概略を説明できる日本建築史について理解できる日本建築史について理解できない
評価項目2西洋建築史について理解し概略を説明できる西洋建築史について理解できる西洋建築史について理解できない
評価項目3近代建築史について理解し概略を説明できる近代建築史について理解できる近代建築史について理解できない

学科の到達目標項目との関係

教育方法等

概要:
日本建築及び西洋建築について,それぞれの成り立ちと発展過程特質などについて解説する。
また近代建築の潮流及び,現代建築への発展過程と特質などについても解説する。

1, Skills for characteristic of Japanese and Western architecture.
2, Skills for characteristic of modern architecture.
授業の進め方・方法:
テキストを中心にスライド,ビデオなどを用いて視覚的に解説する。
また,毎回ミニテストを行う。
注意点:
成績は中間試験及び期末試験の平均点で評価する。
 「神社」,「寺院」,「住宅」,「茶室」,「城郭」,「ディティール」,「エジプト・ギリシャ・ローマ」,「ゴシック・ルネサンス」,「バロック・ロココ・ネオクラシシズム」,「モダニズム」,「ポストモダニズム」など,上記の到達目標における各項目の歴史的基礎を理解していることを評価基準とする。
・研 究 室 A棟2階(A-218)
・内線電話 8982
・e-mail: y.imamuraアットマークmaizuru-ct.ac.jp(アットマークは@に変えること)
【学生へのメッセージ】
建築設計における造形に応用されることが望まれる。

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
前期
1stQ
1週 シラバスの説明,建築史の全体的流れについて概説 ①日本建築史について理解できる
2週 日本建築史①神社 ①日本建築史について理解できる
3週 日本建築史②寺院 ①日本建築史について理解できる
4週 日本建築史③住宅 ①日本建築史について理解できる
5週 日本建築史④茶室 ①日本建築史について理解できる
6週 日本建築史⑤城郭 ①日本建築史について理解できる
7週 日本建築史⑥デティール ①日本建築史について理解できる
8週 中間試験
2ndQ
9週 前期中間試験の解答解説 ②西洋建築史について理解できる
10週 西洋建築史①エジプト・ギリシャ・ローマ ②西洋建築史について理解できる
11週 西洋建築史②ビサンチン・イスラム・ロマネスク ②西洋建築史について理解できる
12週 西洋建築史③ゴシック・ルネサンス ②西洋建築史について理解できる
13週 西洋建築史④バロック・ロココ・ネオクラシシズム ③近代建築史について理解でき
14週 近代建築史①モダニズム ③近代建築史について理解でき
15週 近代建築史②ポストモダニズム ③近代建築史について理解でき
16週 期末試験

モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標

分類分野学習内容学習内容の到達目標到達レベル授業週
専門的能力分野別の専門工学建築系分野計画・歴史古代(例えば、エジプト、オリエント、エーゲ海、ギリシャ、ローマなど)の特徴について説明できる。1前9,前10
中世(例えば、ビザンチン、イスラム、ロマネスク、ゴシックなど)の特徴について説明できる。1前11
近世(例えば、ルネサンス、マニエリスム、バロック、ロココなど)の特徴について説明できる。1前13
原始(例えば、竪穴住居、高床建築、集落など)の特徴について説明できる。1前1,前7
古代(例えば、住宅建築、寝殿造、都市計画、神社建築、寺院建築など)の特徴について説明できる。1前2,前3,前4,前7
中世(例えば、住宅建築、神社建築、寺院建築(大仏様、禅宗様、折衷様など))の特徴について説明できる。1前2,前3,前4,前7
近世(例えば、住宅建築、書院造、数寄屋風書院、町屋、農家、茶室、霊廟、社寺建築、城郭)の特徴について説明できる。1前2,前3,前4,前5,前6,前7

評価割合

試験発表相互評価態度ポートフォリオその他合計
総合評価割合80000200100
基礎的能力0000000
専門的能力80000200100
分野横断的能力0000000