建設設計製図Ⅱ(建築コース)

科目基礎情報

学校 舞鶴工業高等専門学校 開講年度 平成30年度 (2018年度)
授業科目 建設設計製図Ⅱ(建築コース)
科目番号 0312 科目区分 専門 / 必修
授業形態 演習 単位の種別と単位数 履修単位: 2
開設学科 建設システム工学科 対象学年 5
開設期 前期 週時間数 4
教科書/教材 特になし
担当教員 矢谷 明也

到達目標

1 コンセプトを企画することができる。
2 限られた時間内にエスキースができる。
3 限られた時間内に設計ができる。
4 要求された課題に即した図面が描ける。
5 設計内容を発表できる。

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
評価項目1コンセプトを企画することが十分にできる。コンセプトを企画することができる。コンセプトを企画することができない。
評価項目2限られた時間内にエスキースが十分にできる。限られた時間内にエスキースができる。限られた時間内にエスキースができない。
評価項目3限られた時間内に設計が十分にできる。限られた時間内に設計ができる。限られた時間内に設計ができない。
評価項目4要求された課題に即した図面が十分に描ける。要求された課題に即した図面が描ける。要求された課題に即した図面を描くことができない。
評価項目5設計内容を十分に発表できる。設計内容を発表できる。設計内容を発表できない。

学科の到達目標項目との関係

学習・教育到達度目標 (C) 説明 閉じる
学習・教育到達度目標 (H) 説明 閉じる

教育方法等

概要:
建築士の製図試験課題等を参考にして,社会でニーズのある多岐にわたる用途の建築物について,設計課題を通して,設計条件の分析,敷地の建物配置の是非,各建築用途の機能,寸法,空間構成,構法,製図法,特に手描きによる製図作成によって,人に見せる図面の作成に心がけ,プレゼンテーション能力の向上などについて学ぶ。
1. Skills for design of housing space.
2. Skills for presentation and drafting.
授業の進め方・方法:
演習形式で毎週進行状況と内容を確認しながら進める。
注意点:
・成績は,課題(製図)を提示し,課題の提出作品+プレゼンテーションで総合評価を行う。コンセプト,企画力,設計,製図,プレゼンテーション作成等についての到達度を評価基準とする。
・研究室 非常勤講師室
【学生へのメッセージ】
 建設設計製図Ⅱ(建築)では二級建築士の製図試験を想定した課題に基づいて,実践に即した図面の作成を行います。建築士になるには建物の用途等を着実に把握しプログラムを理解した設計を行わなければなりません。建築計画Ⅰ・Ⅱや建設設計製図Ⅰで学んだことを設計に活用し応用します。
 また,これまで行ってきた各建設製図の設計で学んだ技法を駆使して,計画や図面等の作成に活かしてください。
 さらに,建築設計者として設計コンセプトを明確にしておくことが大切で,加えて説得力のある効率効果的なプレゼンテーション能力が求められます。そうした能力の育成に日々自ら努めていただき,建築技術者としての資質を培ってください。

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
前期
1stQ
1週 シラバス内容の説明,設計課題1 出題と解説 設計案の立案 1 コンセプトを企画することができる。
2週 設計案の立案 ①設計条件の整理 ②コンセプトの抽出 1 コンセプトを企画することができる。
2 限られた時間内にエスキースができる。
3週 設計案の立案 ③配置計画 ④平面計画 2 限られた時間内にエスキースができる。
3 限られた時間内に設計ができる。
4週 設計案の立案 ⑤断面計画 ⑥設備計画 2 限られた時間内にエスキースができる。
3 限られた時間内に設計ができる。
5週 設計案の立案 ⑦工法計画 ⑧図面作成 3 限られた時間内に設計ができる。
6週 ⑨図面作成 ⑩プレゼンテーション作成 4 要求された課題に即した図面が描ける。
7週 計画案の発表と講評 5 設計内容を発表できる。
8週 計課題2 出題と解説 設計案の立案 1 コンセプトを企画することができる。
2ndQ
9週 設計案の立案 ①設計条件の整理 ②配置計画 1 コンセプトを企画することができる。
2 限られた時間内にエスキースができる。
10週 設計案の立案 ③平面計画 ④断面・立面計画 2 限られた時間内にエスキースができる。
3 限られた時間内に設計ができる。
11週 設計案の立案 ⑤設備計画 ⑥工法計画 2 限られた時間内にエスキースができる。
3 限られた時間内に設計ができる。
12週 設計案の立案 ⑦図面作成 ⑧プレゼンテーション作成 2 限られた時間内にエスキースができる。
3 限られた時間内に設計ができる。
13週 計画案の発表と講評 4 要求された課題に即した図面が描ける。
14週 計課題3 出題と解説 1 コンセプトを企画することができる。
15週 図面作成 5 設計内容を発表できる。
16週

モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標

分類分野学習内容学習内容の到達目標到達レベル授業週

評価割合

試験発表相互評価態度ポートフォリオその他合計
総合評価割合00001000100
基礎的能力0000000
専門的能力00001000100
分野横断的能力0000000