到達目標
① 通信路のモデルと通信路符号化について説明できる。
2 誤り検出と誤り訂正の仕組みを理解できる。
3 代数学の基礎を利用できる。
4 誤り訂正符号を利用できる。
ルーブリック
| 理想的な到達レベルの目安 | 標準的な到達レベルの目安 | 未到達レベルの目安 |
評価項目1 | 1 通信路のモデルと通信路符号化について詳しく説明できる。 | 1 通信路のモデルと通信路符号化について説明できる。 | 1 通信路のモデルと通信路符号化について説明できない。 |
評価項目2 | 2 誤り検出と誤り訂正の仕組みを理解でき,実際に利用できる。 | 2 誤り検出と誤り訂正の仕組みを理解できる。 | 2 誤り検出と誤り訂正の仕組みを理解できない。 |
評価項目3 | 3 代数学の基礎をあまり訂正に利用できる。 | 3 代数学の基礎を利用できる。 | 3 代数学の基礎を利用できない。 |
評価項目4 | 4 誤り訂正符号を理解した上で,利用できる。 | 4 誤り訂正符号を利用できる。 | 4 誤り訂正符号を利用できない。 |
学科の到達目標項目との関係
教育方法等
概要:
情報を伝送したり記録したりする場合には,正確さや信頼性などが強く求められている。このためには,情報をいかに符号化するかが重要になってくる。授業は,「情報理論」内容を復習し,符号の誤りとその検出,訂正などの基本的なことがらを理解し,有限体など必要となる代数学の基礎を学ぶ。
授業の進め方・方法:
【授業方法】
講義を中心に授業を進める。その展開の中では,すでに修得しているべき基本事項について復習や学生に質問しながら,基本事項の整理を行う。また,理解を深めるために,必要に応じて授業時間内に数問の演習問題を課す。情報工学の対象は我々が日常的に経験・観察していることもあるため,その関連も重視しながら,理論を中心に説明する。
【学習方法】
授業中に抱いた疑問はその場で解決するつもりで学習する。黒板の内容はノートにとる。積極的に質問する。復習し要点を整理する。疑問を抱いた部分は,教員室を訪問・質問して解決する。毎回演習問題等の課題を含む復習として4時間程度の自己学習を義務付ける.課題学習の確認のため,毎時間小テストを実施する。
注意点:
【教員連絡先】
研 究 室 A-323、内線電話 8969、e-mail: katayama[アット]maizuru-ct.ac.jp
【成績の評価方法・評価基準】
定期試験結果の結果(60%)と毎回の授業毎に課す自己学習の成果確認小テスト結果およびレポート課題の内容評価(40%)との合計をもって総合的に評価する。到達目標の各項目の到達度を成績評価基準とする。
【定期試験の実施方法】
定期試験を実施する。時間は90分とする。 電卓の持ち込みを可とする。
【履修上の注意】
本科目は授業での学習と授業外での自己学習で成り立つものである。また,授業には必ず電卓を持参すること。
【学生へのメッセージ】
情報工学で学習する内容は,ネットワーク等の分野だけでなく,DVDプレーヤやテレビなどの一般家庭にある家電製品なども支える技術であり,非常に重要な内容である。情報系を得意としない学生も,これらの知識を得ていれば極めて強力な力を発揮する。興味を持って,しっかり勉強してほしい。
授業計画
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週 |
授業内容 |
週ごとの到達目標 |
前期 |
1stQ |
1週 |
シラバス内容の説明,情報理論の復習 |
① 通信路のモデルと通信路符号化について説明できる。 2 誤り検出と誤り訂正の仕組みを理解できる。
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2週 |
1.1 誤り訂正符号の考え方 |
3 代数学の基礎を利用できる。
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3週 |
1.2 誤り訂正符号の数学(群,環と体) |
3 代数学の基礎を利用できる。
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4週 |
1.2 誤り訂正符号の数学(ガロア体) |
3 代数学の基礎を利用できる。
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5週 |
練習問題 |
3 代数学の基礎を利用できる。
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6週 |
1.3 線形符号の基礎 |
① 通信路のモデルと通信路符号化について説明できる。 2 誤り検出と誤り訂正の仕組みを理解できる。
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7週 |
1.3 線形符号の基礎 |
① 通信路のモデルと通信路符号化について説明できる。 2 誤り検出と誤り訂正の仕組みを理解できる。
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8週 |
練習問題
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4 誤り訂正符号を利用できる。
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2ndQ |
9週 |
1.4 巡回符号 |
① 通信路のモデルと通信路符号化について説明できる。 2 誤り検出と誤り訂正の仕組みを理解できる。
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10週 |
1.4 巡回符号 |
① 通信路のモデルと通信路符号化について説明できる。 2 誤り検出と誤り訂正の仕組みを理解できる。
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11週 |
練習問題 |
4 誤り訂正符号を利用できる。
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12週 |
1.5 BCH符号 |
① 通信路のモデルと通信路符号化について説明できる。 2 誤り検出と誤り訂正の仕組みを理解できる。
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13週 |
1.5 BCH符号
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① 通信路のモデルと通信路符号化について説明できる。 2 誤り検出と誤り訂正の仕組みを理解できる。
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14週 |
練習問題 |
4 誤り訂正符号を利用できる。
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15週 |
総合練習問題 |
4 誤り訂正符号を利用できる。
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16週 |
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モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標
分類 | 分野 | 学習内容 | 学習内容の到達目標 | 到達レベル | 授業週 |
評価割合
| 試験 | 発表 | 相互評価 | 態度 | ポートフォリオ | その他 | 合計 |
総合評価割合 | 60 | 0 | 0 | 0 | 40 | 0 | 100 |
基礎的能力 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 |
専門的能力 | 60 | 0 | 0 | 0 | 40 | 0 | 100 |
分野横断的能力 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 |