プラント工学

科目基礎情報

学校 舞鶴工業高等専門学校 開講年度 平成29年度 (2017年度)
授業科目 プラント工学
科目番号 0026 科目区分 専門 / 選択
授業形態 授業 単位の種別と単位数 学修単位: 2
開設学科 総合システム工学専攻 対象学年 専2
開設期 前期 週時間数 2
教科書/教材 必要に応じて資料を配布する
担当教員 小林 洋平

到達目標

①.電力量と電力を説明し、これらを計算できる。
②.平均値と実効値を説明し、これらを計算できる。
③.R,L,C素子における正弦波交流電圧と電流の関係を説明できる。
④.交流電力と力率を説明し、これらを計算できる。
⑤.三相交流における電圧・電流(相電圧、線間電圧、線電流)を説明できる。
⑥.直流機の原理と構造を説明できる。
⑦.誘導機の原理と構造を説明できる。
⑧.同期機の原理と構造を説明できる。
⑨.交流および直流送配電方式について、それぞれの特徴について説明できる。
10.風力発電とウインドファームについて説明できる。

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
評価項目1電気設備の基本を理解している電気設備の基本を知っている電気設備の基本を知らない
評価項目2電気工作の基本を理解している電気工作の基本を知っている電気工作の基本を知らない
評価項目3直流回路の基本を理解している直流回路の基本を知っている直流回路の基本を知らない
評価項目4交流回路の基本を理解している交流回路の基本を知っている交流回路の基本を知らない
評価項目5電動機の基本を理解している電動機の基本を知っている電動機の基本を知らない
評価項目6風力プラントの基本を理解している風力プラントの基本を知っている風力プラントの基本を知らない

学科の到達目標項目との関係

(B) 説明 閉じる

教育方法等

概要:
プラントと呼ばれる大型の機械設備について理解を深めることを目的とする。講義の中では,機械系、建設系の学生の弱点である電気設備についての理解を深めるため、電気工事士の試験で必要とされる知識を一通り学習する。また,実際のプラントの例としてウインドファームについてその仕組みを学習する。
授業の進め方・方法:
講義を中心に授業を進める。基本的な事項を確認しながら、講義を行う。電気工事士の試験に出題される程度の基本的な電気の知識を学習する。
注意点:
評価は、期末試験の成績により行う。プラントに関する理解を評価基準とする。予習と復習をしっかりと行うこと。毎授業には電卓を持参すること。
研究室 A棟3階 (A-311)
電話番号 0773-62-8932
e-mail kobayashi@maizuru-ct.ac.jp

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
前期
1stQ
1週 シラバス内容の説明、プラント概論 ①~10
2週 直流回路(電力量と電力) ①電力量と電力を説明し、これらを計算できる。
3週 交流回路(平均値と実効値) ②平均値と実効値を説明し、これらを計算できる。
4週 交流回路(RLC素子と電流と電圧) ③R,L,C素子における正弦波交流電圧と電流の関係を説明できる。
5週 交流電力と力率 ④交流電力と力率を説明し、これらを計算できる。
6週 三相交流 ⑤三相交流における電圧・電流(相電圧、線間電圧、線電流)を説明できる。
7週 直流機の原理と構造 ⑥直流機の原理と構造を説明できる。
8週 誘導機の原理と構造 ⑦誘導機の原理と構造を説明できる。
2ndQ
9週 同期機の原理と構造 ⑧同期機の原理と構造を説明できる。
10週 電気工作その1 ③④⑤R,L,C素子における正弦波交流電圧と電流の関係を説明できる。
交流電力と力率を説明し、これらを計算できる。三相交流における電圧・電流(相電圧、線間電圧、線電流)を説明できる。
11週 電気工作その2 ③④⑤R,L,C素子における正弦波交流電圧と電流の関係を説明できる。
交流電力と力率を説明し、これらを計算できる。三相交流における電圧・電流(相電圧、線間電圧、線電流)を説明できる。
12週 電気工作その3 ③④⑤R,L,C素子における正弦波交流電圧と電流の関係を説明できる。
交流電力と力率を説明し、これらを計算できる。三相交流における電圧・電流(相電圧、線間電圧、線電流)を説明できる。
13週 風車工学 10風力発電とウインドファームについて説明できる。
14週 ウインドファームの構成 10風力発電とウインドファームについて説明できる。
15週 ウインドファームの系統連系 ⑨ 10交流および直流送配電方式について、それぞれの特徴について説明できる。風力発電とウインドファームについて説明できる。
16週 期末試験

モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標

分類分野学習内容学習内容の到達目標到達レベル授業週

評価割合

試験発表相互評価態度ポートフォリオその他合計
総合評価割合10000000100
基礎的能力300000030
専門的能力500000050
分野横断的能力200000020