医療工学

科目基礎情報

学校 舞鶴工業高等専門学校 開講年度 平成28年度 (2016年度)
授業科目 医療工学
科目番号 0029 科目区分 専門 / 選択
授業形態 授業 単位の種別と単位数 学修単位: 2
開設学科 総合システム工学専攻 対象学年 専2
開設期 後期 週時間数 2
教科書/教材 [参考図書] 美宅成樹・広川貴次共著「即活用のためのバイオインフォマティクス入門」 (中山出版)
担当教員 井上 泰仁

到達目標

生命情報科学の背景,動向を理解する。
2. 生命現象を理解する。
3. コンピュータによる解析技術を理解する。 
4. 同一の問題に対し,それを解決できる複数のアルゴリズムが存在しうることを理解している。
5. 同じ問題を解決する複数のプログラムを計算量等の観点から比較できる。
6. データモデル,データベース設計法に関する基本的な概念を理解している。

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
評価項目1
評価項目2
評価項目3

学科の到達目標項目との関係

教育方法等

概要:
多くの生物種の全遺伝情報が解読され,翻訳されたタンパク質,タンパク質相互作用,それが作りだすシステムの解明作業が行われている。コンピュータを用いた大規模な情報解析作業が行われている。本講義では,DNAや遺伝子といった分子生物学の基礎,分子生物学データベース,情報解析アルゴリズム,および,基盤について紹介すると同時に,医科学研究との連携について紹介する。
授業の進め方・方法:
講義形式で進める。内容について理解しているかを確認するために,数名の学生に質問をする。理解度を確認するために,レポート課題を出題する。また,最新の英文科学論文より,生命科学,および,医科学研究の動向について,各自が調査し,レポートを作成する。理解度の向上を目指すために,プログラミング,データベース,統計解析を用いた演習を導入する。
注意点:
理解を助けるために演習を行うので,演習を通して理解できるように努めること。

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
後期
3rdQ
1週 生命科学の中のバイオインフォマティクス 生命情報科学の背景,動向を理解する。
2週 生命科学の歴史とバイオインフォマティクス 生命情報科学の背景,動向を理解する。
3週 生命現象のプレーヤー 生命現象を理解する。
4週 細胞間の情報伝達 -システムとしての生物
生命現象を理解する。
5週 細胞間の情報伝達 -論理素子としての細胞 生命現象を理解する。
6週 情報機械を作る仕組み 生命現象を理解する。
7週 生物情報のデータベース
生命現象を理解する。
8週 生物情報における偶然と必然 生命現象を理解する。
4thQ
9週 ゲノム解析とタンパク質のバイオインフォマティクス
コンピュータによる解析技術を理解する。 
10週 生体のネットワークとシステム,情報機械の進化
コンピュータによる解析技術を理解する。 
11週 課題 (プログラミング,データベース,統計解析ソフトによる解析)
生命情報科学の背景,動向を理解する。
2. 生命現象を理解する。
3. コンピュータによる解析技術を理解する。 
4. 同一の問題に対し,それを解決できる複数のアルゴリズムが存在しうることを理解している。
5. 同じ問題を解決する複数のプログラムを計算量等の観点から比較できる。
6. データモデル,データベース設計法に関する基本的な概念を理解している。
12週 課題 (プログラミング,データベース,統計解析ソフトによる解析)
生命情報科学の背景,動向を理解する。
2. 生命現象を理解する。
3. コンピュータによる解析技術を理解する。 
4. 同一の問題に対し,それを解決できる複数のアルゴリズムが存在しうることを理解している。
5. 同じ問題を解決する複数のプログラムを計算量等の観点から比較できる。
6. データモデル,データベース設計法に関する基本的な概念を理解している。
13週 課題 (プログラミング,データベース,統計解析ソフトによる解析)
生命情報科学の背景,動向を理解する。
2. 生命現象を理解する。
3. コンピュータによる解析技術を理解する。 
4. 同一の問題に対し,それを解決できる複数のアルゴリズムが存在しうることを理解している。
5. 同じ問題を解決する複数のプログラムを計算量等の観点から比較できる。
6. データモデル,データベース設計法に関する基本的な概念を理解している。
14週 課題 (プログラミング,データベース,統計解析ソフトによる解析)
生命情報科学の背景,動向を理解する。
2. 生命現象を理解する。
3. コンピュータによる解析技術を理解する。 
4. 同一の問題に対し,それを解決できる複数のアルゴリズムが存在しうることを理解している。
5. 同じ問題を解決する複数のプログラムを計算量等の観点から比較できる。
6. データモデル,データベース設計法に関する基本的な概念を理解している。
15週 課題 (プログラミング,データベース,統計解析ソフトによる解析)
生命情報科学の背景,動向を理解する。
2. 生命現象を理解する。
3. コンピュータによる解析技術を理解する。 
4. 同一の問題に対し,それを解決できる複数のアルゴリズムが存在しうることを理解している。
5. 同じ問題を解決する複数のプログラムを計算量等の観点から比較できる。
6. データモデル,データベース設計法に関する基本的な概念を理解している。
16週 定期試験・定期試験返却・到達度確認

モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標

分類分野学習内容学習内容の到達目標到達レベル授業週

評価割合

試験発表相互評価態度ポートフォリオその他合計
総合評価割合70000300100
基礎的能力700000070
専門的能力000015015
分野横断的能力000015015