到達目標
1 地球レベルの環境問題について,発生メカニズムと現状を理解し説明できる。
2 地球温暖化防止政策を理解し説明できる。
3 エネルギー問題を理解し持続可能な社会について説明できる。
4 公害問題の歴史や水質汚濁の現状を理解し説明できる。
5 下水道や廃棄物処理のしくみを理解し説明できる。
6 生物多様性の劣化問題を理解し説明できる。
ルーブリック
| 理想的な到達レベルの目安 | 標準的な到達レベルの目安 | 未到達レベルの目安 |
評価項目1 | 地球レベルの環境問題について,発生メカニズムと現状を十分に理解し説明できる。 | 地球レベルの環境問題について,発生メカニズムと現状を理解し説明できる。 | 地球レベルの環境問題について,発生メカニズムと現状を理解しておらず説明もできない。 |
評価項目2 | 地球温暖化防止政策を十分に理解し説明できる。 | 地球温暖化防止政策を理解し説明できる。 | 地球温暖化防止政策を理解しておらず説明もできない。 |
評価項目3 | エネルギー問題や持続可能な社会を十分に理解し説明できる。 | エネルギー問題や持続可能な社会を理解し説明できる。 | エネルギー問題や持続可能な社会を理解しておらず説明もできない。 |
評価項目4 | 公害問題の歴史や水質汚濁の現状を十分に理解し説明できる。 | 公害問題の歴史や水質汚濁の現状を理解し説明できる。 | 公害問題の歴史や水質汚濁の現状を理解しておらず説明もできない。 |
評価項目5 | 下水道や廃棄物処理のしくみを十分に理解し説明できる。 | 下水道や廃棄物処理のしくみを理解し説明できる。 | 下水道や廃棄物処理のしくみを理解しておらず説明もできない。 |
評価項目6 | 生物多様性の劣化問題を十分に理解し説明できる。 | 生物多様性の劣化問題を理解し説明できる。 | 生物多様性の劣化問題を理解しておらず説明もできない。 |
学科の到達目標項目との関係
教育方法等
概要:
この科目は,企業で水処理関連の環境保全装置の開発や設計を担当していた教員が,その経験をいかして,汚染物質の管理手法について講義形式で授業を行うものである。
【授業目的】
この授業では,今日地球規模で生じている環境問題,地域規模の環境問題などについて講義する。また,これらの環境問題に対してとられる対策について述べる。
授業の進め方・方法:
【授業方法】
下記の授業計画に従って講義を行う。授業は配付プリントやスライドを使って説明したり,課題の自主学習を行って知識の向上を図る。欠課した時間に配布する課題や資料は,後日研究室まで受け取りに来て,課題は提出期日までに提出すること。また,ノートは定期試験後に提出すること。
参考書:
PEL編集委員会監修,山崎慎一編著「環境工学」(実教出版)
【学習方法】
課題は自己学習の一環として課す。課題は手書きで提出する。課題はSNSで調べたり(出典を明記),周囲の学生とディスカッションをしても構わないが,自分で考えた解答を書くこと(他人の解答を写してはいけない)。また,授業中はノートをとること。
注意点:
【成績の評価方法・評価基準】
定期試験を実施する。試験時間は50分とする。持込はなしとする。成績は定期試験の成績60%,課題30%.ノート10%で総合的に評価する。到達目標に基づき,各項目の理解の到達度を評価基準とする。本科目は学修単位のため,以下の標準学習時間を設定した自主学習を累計45時間分以上実施して提出しなければ成績が60点を超えた場合でも59点として扱い単位を認定しない。
・全15回の授業に対して,2.5時間の事前・事後学習.計37.5時間分。
・定期試験勉強のための学習7.5時間。
【教員の連絡先】
研究室 A棟3階(A-327)
内線電話 8987
e-mail s.yamazaki アットマーク maizuru-ct.ac.jp(アットマーク は@に変えること)
授業の属性・履修上の区分
授業計画
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週 |
授業内容 |
週ごとの到達目標 |
前期 |
1stQ |
1週 |
シラバス内容の説明、地球の人類の歴史(地球の成り立ち、物質循環、人類とエネルギーの関係) |
1
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2週 |
地球環境問題(人類の存続と地球規模の環境問題) |
1
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3週 |
地球環境問題(地球温暖化とその対応策、国際的な取り組み) |
2
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4週 |
エネルギー問題と持続可能な社会(技術者に必要な倫理観) |
3
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5週 |
エネルギー問題と持続可能な社会(持続可能な社会に向けた取り組み、持続可能性の評価) |
3
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6週 |
公害問題と環境政策(公害問題と法整備の歴史) |
4
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7週 |
水質汚濁と富栄養化(汚濁負荷、水質指標、自浄作用) |
4
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8週 |
水質汚濁と富栄養化(富栄養化のしくみ、水質環境基準達成率の推移) |
4
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2ndQ |
9週 |
下水道の役割としくみ(下水道の歴史) |
5
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10週 |
下水道の役割としくみ(役割、種類、構成施設) |
5
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11週 |
下水道の役割としくみ(下水処理プロセスと運転管理指標) |
5
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12週 |
廃棄物処理とリサイクル(循環型社会に関わる法制度の歴史、廃棄物の区分、発生状況) |
5
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13週 |
廃棄物処理とリサイクル(処理と処分、LCA、循環型社会の推進) |
5
|
14週 |
生態系と生物多様性の保全(生物多様性の劣化、生態系サービス) |
6
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15週 |
生態系と生物多様性の保全(生態系と生物多様性の保全施策) |
6
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16週 |
(15週目の後に期末試験を実施) 期末試験返却・達成度確認 |
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モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標
分類 | 分野 | 学習内容 | 学習内容の到達目標 | 到達レベル | 授業週 |
評価割合
| 試験 | 発表 | 相互評価 | 態度 | ポートフォリオ | その他 | 合計 |
総合評価割合 | 60 | 0 | 0 | 0 | 40 | 0 | 100 |
基礎的能力 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 |
専門的能力 | 60 | 0 | 0 | 0 | 40 | 0 | 100 |
分野横断的能力 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 |