建設材料特論

科目基礎情報

学校 舞鶴工業高等専門学校 開講年度 平成28年度 (2016年度)
授業科目 建設材料特論
科目番号 0082 科目区分 専門 / 選択
授業形態 授業 単位の種別と単位数 学修単位: 2
開設学科 総合システム工学専攻 対象学年 専1
開設期 後期 週時間数 2
教科書/教材 配布プリント
担当教員 毛利 聡

到達目標

1.建設仕上材料および構造材料の概略を理解できる。
② コンクリートの材料特性を説明できる。
③ 金属材料の材料特性を説明できる。
④ 木材の材料特性を説明できる。
⑤ 建設材料の劣化現象と耐久性について説明できる。
6.建設材料と環境の関連性を理解できる。

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
評価項目1建設仕上材料および構造材料の概略を具体例を踏まえて説明できる。建設仕上材料および構造材料の概略を理解できる。建設仕上材料および構造材料の概略を理解できない。
評価項目2コンクリートの材料特性を5つ以上説明できる。コンクリートの材料特性を3つ以上説明できる。コンクリートの材料特性を説明できない。
評価項目3金属材料の材料特性を5つ以上説明できる。金属材料の材料特性を3つ以上説明できる。金属材料の材料特性を説明できない。
評価項目4木材の材料特性を5つ以上説明できる。木材の材料特性を3つ以上説明できる。木材の材料特性を説明できない。
評価項目5建設材料の劣化現象と耐久性について説明でき,その対策についても理解している。建設材料の劣化現象と耐久性について説明できる。建設材料の劣化現象と耐久性について説明できない。
評価項目6建設材料と環境の関連性を理解でき,現状の取り組みについても理解している。建設材料と環境の関連性を理解できる。建設材料と環境の関連性を理解できない。

学科の到達目標項目との関係

教育方法等

概要:
1. 建設仕上材料および構造材料の概略を理解する。
2. 建設構造材料であるコンクリート,金属材料,木質材料の材料特性を説明できる。
3. 建設材料の劣化現象と耐久性について説明できる。
4. 建設材料と環境の関連性を理解する。
授業の進め方・方法:
・講義を中心に授業を進める。配布資料プリント,スライドを用いて説明する。重要な内容やすでに習得している内容に関しては,学生への質問や演習を行うことで知識の定着を図る。
・また,時間外学習としてのレポート課題を課す。
注意点:
・材料を扱う上で基本的な事項については,よく復習しておくこと。また,物理,化学の知識が必要となる場合もあるので注意すること。
・30時間の講義に対して各4時間の自己学習(調査課題,演習課題)を課す。自己学習の成果の確認は次回の授業時に行うこととする。

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
後期
3rdQ
1週 シラバス内容の説明,構造形式と建設材料 1.建設仕上材料および構造材料の概略を理解できる。
2週 建設仕上材料の概略 1.建設仕上材料および構造材料の概略を理解できる。
3週 建設構造材料の概略 1.建設仕上材料および構造材料の概略を理解できる。
4週 コンクリートの構成材料 ② コンクリートの材料特性を説明できる。
5週 フレッシュコンクリート ② コンクリートの材料特性を説明できる。
6週 硬化コンクリート1 ② コンクリートの材料特性を説明できる。
7週 硬化コンクリート2 ② コンクリートの材料特性を説明できる。
8週 コンクリートの耐久性 ② コンクリートの材料特性を説明できる。
⑤ 建設材料の劣化現象と耐久性について説明できる。
4thQ
9週 コンクリートの調配合設計 ② コンクリートの材料特性を説明できる。
10週 金属材料 ③ 金属材料の材料特性を説明できる。
11週 金属材料の耐久性 ③ 金属材料の材料特性を説明できる。
⑤ 建設材料の劣化現象と耐久性について説明できる。
12週 木質材料 ④ 木材の材料特性を説明できる。
13週 木質材料の耐久性 ④ 木材の材料特性を説明できる。
⑤ 建設材料の劣化現象と耐久性について説明できる。
14週 れんが・高分子材料・アスファルトなど 1.建設仕上材料および構造材料の概略を理解できる。
⑤ 建設材料の劣化現象と耐久性について説明できる。
15週 建設材料と環境および総括 6.建設材料と環境の関連性を理解できる。
16週 期末試験

モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標

分類分野学習内容学習内容の到達目標到達レベル授業週

評価割合

試験発表相互評価態度ポートフォリオその他合計
総合評価割合60000400100
基礎的能力0000000
専門的能力60000400100
分野横断的能力0000000