科学と社会

科目基礎情報

学校 舞鶴工業高等専門学校 開講年度 平成31年度 (2019年度)
授業科目 科学と社会
科目番号 0083 科目区分 一般 / 選択
授業形態 授業 単位の種別と単位数 学修単位: 2
開設学科 総合システム工学専攻 対象学年 専1
開設期 後期 週時間数 2
教科書/教材 教科書:指定しない。 教材:講義時間内にプリントを配布する。
担当教員 児玉 圭司

到達目標

1 科学・技術の歴史的なあゆみと,そのさまざまな“見方”に触れ,理解する。
2 科学・技術を扱う者として,これにまつわる法的な問題について理解する。
3 科学・技術を扱う者として,その倫理的問題の所在について理解する。

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
評価項目1科学・技術の歴史的なあゆみについて,多様な観点から理解している。科学・技術の歴史的なあゆみについて,理解している。科学・技術の歴史的なあゆみについて,理解できていない。
評価項目2科学・技術にまつわる法的な問題について,理解している。科学・技術にまつわる法的な問題について,概ね理解している。科学・技術にまつわる法的な問題について,理解できていない。
評価項目3科学・技術にまつわる倫理的問題について,理解している。科学・技術にまつわる倫理的問題について,概ね理解している。科学・技術にまつわる倫理的問題について,理解できていない。

学科の到達目標項目との関係

学習・教育到達度目標 (E) 説明 閉じる
学習・教育到達度目標 (F) 説明 閉じる

教育方法等

概要:
【授業目的】
本講義では,人文・社会科学の観点から,科学・技術について取りあげる。
前半では,これまでに学んできた「歴史」を,科学や産業・技術といった切り口から捉え直すことで,多様な見方を身につけてもらいたい。
後半では,科学・技術にまつわる法的・倫理的問題について,基本的な議論をおさえるとともに,自分自身でも考えてもらいたい。

【Course Objectives】
In this lecture, we will take up science and technology from the viewpoint of humanities and social science.
In the first half, I want you to acquire various perspectives by catching “the history” that we have learned again from scientific, industrial and technological aspects.
In the second half, I would like you to learn the basic argument about the legal and ethical problems related to science and technology. And I hope you’ll think about it by yourselves.

授業の進め方・方法:
【授業方法】
1.講義は配布するプリントに沿って進める。講義中,学生に対して質問への応答を求めるほか,理解度確認のための小テストやレポート等を課す。
2.視聴したDVDや講演を踏まえて,感想文の提出を求めることがある。

【学習方法】
1.講義中に理解できなかった部分は,配布するプリントや,講義中に示す参考書を用いて復習するほか,講義後の質疑時間などを活用してフォローすること。

注意点:
【定期試験の実施方法】
1.期末に筆記試験を行う。
2.時間は50分。
3.筆記用具以外の持ち込みは不可とする。

【成績の評価方法・評価基準】
1.期末試験の結果によって評価する(70%)。
2.講義中に実施する小テストや,講義時間外に課すレポートの内容を,評価に加味する(30%)。
3.上記の到達目標に基づき,各項目の理解についての到達度を評価基準とする。

【履修上の注意】
1.配布プリントの空欄に各自で板書や講義の内容をまとめ,理解を深めること。
2.本科目は,授業での学習と授業外での自己学習で成り立つものである。

【学生へのメッセージ】
第1週目のガイダンスにおいて述べる。

【教員の連絡先】
研 究 室 A棟3階(A-302)
内線電話 8908
e-mail: kodamaアットマークmaizuru-ct.ac.jp(アットマークは@に変えること)

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
後期
3rdQ
1週 シラバス内容の説明 1 科学・技術の歴史的なあゆみと,そのさまざまな“見方”に触れ,理解する。
2週 科学史入門① 1 科学・技術の歴史的なあゆみと,そのさまざまな“見方”に触れ,理解する。
3週 科学史入門② 1 科学・技術の歴史的なあゆみと,そのさまざまな“見方”に触れ,理解する。
4週 産業技術から歴史をみる① 1 科学・技術の歴史的なあゆみと,そのさまざまな“見方”に触れ,理解する。
5週 産業技術から歴史をみる② 1 科学・技術の歴史的なあゆみと,そのさまざまな“見方”に触れ,理解する。
6週 映像教材視聴または外部講師による講演会 1 科学・技術の歴史的なあゆみと,そのさまざまな“見方”に触れ,理解する。
2 科学・技術を扱う者として,これにまつわる法的な問題について理解する。
7週 科学・技術を扱う者と法―労働者と法① 2 科学・技術を扱う者として,これにまつわる法的な問題について理解する。
8週 科学・技術を扱う者と法―労働者と法② 2 科学・技術を扱う者として,これにまつわる法的な問題について理解する。
4thQ
9週 科学・技術と法―知的財産権① 2 科学・技術を扱う者として,これにまつわる法的な問題について理解する。
10週 科学・技術と法―知的財産権② 2 科学・技術を扱う者として,これにまつわる法的な問題について理解する。
11週 科学・技術と倫理① 3 科学・技術を扱う者として,その倫理的問題の所在について理解する。
12週 科学・技術と倫理② 3 科学・技術を扱う者として,その倫理的問題の所在について理解する。
13週 科学・技術にまつわる時事問題を考える 2 科学・技術を扱う者として,これにまつわる法的な問題について理解する。
3 科学・技術を扱う者として,その倫理的問題の所在について理解する。
14週 科学・技術にまつわる時事問題を考える 2 科学・技術を扱う者として,これにまつわる法的な問題について理解する。
3 科学・技術を扱う者として,その倫理的問題の所在について理解する。
15週 まとめ 1 科学・技術の歴史的なあゆみと,そのさまざまな“見方”に触れ,理解する。
2 科学・技術を扱う者として,これにまつわる法的な問題について理解する。
3 科学・技術を扱う者として,その倫理的問題の所在について理解する。
16週 (15週目の後に期末試験を実施)
期末試験返却・達成度確認

モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標

分類分野学習内容学習内容の到達目標到達レベル授業週

評価割合

試験発表相互評価態度ポートフォリオその他合計
総合評価割合70000300100
基礎的能力70000300100
専門的能力0000000
分野横断的能力0000000