日本文化論(ES)

科目基礎情報

学校 舞鶴工業高等専門学校 開講年度 令和05年度 (2023年度)
授業科目 日本文化論(ES)
科目番号 0088 科目区分 一般 / 選択
授業形態 授業 単位の種別と単位数 学修単位: 2
開設学科 総合システム工学専攻 対象学年 専2
開設期 前期 週時間数 2
教科書/教材 特になし。授業内で適宜プリントを配布する。
担当教員 荻田 みどり

到達目標

1 古典文学に触れ,親しむことができる。
2 古典文学がどのように受容されてきて,現代にどのような影響を及ぼしているのかを理解できる。
3 古典文学を通して,日本文化の特質を理解できる。
4 現代技術を融合させ,古典文学の新たな世界を創造できる。

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
評価項目1古典文学に触れ,親しむことが優れてできる。古典文学に触れ,親しむことができる。古典文学に触れ,親しむことができない。
評価項目2古典文学の受容や現代への影響を優れて的確に説明できる。古典文学がどのように受容されてきて,現代にどのような影響を及ぼしているのかを理解できる。古典文学の受容や現代への影響を理解できない。
評価項目3古典文学を通して,日本文学の特質を優れて理解できる。古典文学を通して,日本文化の特質を理解できる。古典文学を通して,日本文化の特質を理解できない。
評価項目4現代技術を融合させ,古典文学の新たな世界を創造することに優れている。現代技術を融合させ,古典文学の新たな世界を創造できる。現代技術を融合させ,古典文学の新たな世界を創造できない。

学科の到達目標項目との関係

学習・教育到達度目標 (ES-ⅳ) 説明 閉じる

教育方法等

概要:
【授業目的】
本講義は,『源氏物語』の作品世界の読解とその受容を中心に,日本文化の本質の一端に触れることを目的とする。『源氏物語』は約1000年前に作られ,その後絶えることなく読み継がれてきた。現代に至るまで幅広く影響を与えており,日本文化に通底する価値観を認識する上で欠かすことができない作品である。

【Course Objectives】
The course aims to perceive the essence of Japanese culture, focusing on reading "Genji Monogatari" and its acceptance. "Genji Monogatari" was written about 1000 years ago and has been read continuously. It has had a wide range of influences up to the present day, and is indispensable for recognizing the values underlying Japanese culture.
授業の進め方・方法:
【授業方法】
前半は講義を中心に進める。後半は各自課題を見つけ,調査・分析し,発表する。

【学習方法】
授業には真剣な態度で臨むとともに,本質を捉えようと努力すること。
また,得た知識を活かしつつ,現代にどのように応用できるかを深く考えること。質問は適宜応じる。
注意点:
【定期試験の実施方法】
実施しない。

【成績の評価方法・評価基準】
研究発表・質疑応答・課題レポートの評価(100%)の合計をもって総合評価とする。到達目標に基づいた達成度を評価の基準とする。

【履修上の注意】
本科目は授業での学習と授業外での自己学習で成り立つものである。

【教員の連絡先】 
研究室 B棟3階(B-301)
内線電話 8904
e-mail: m.ogitaアットマークmaizuru-ct.ac.jp(アットマークは@に変えること。)

授業の属性・履修上の区分

アクティブラーニング
ICT 利用
遠隔授業対応
実務経験のある教員による授業

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
前期
1stQ
1週 シラバス内容の説明,日本文化を読み解く1 1,2,3,4
2週 日本文化を読み解く2 1,2,3,4
3週 日本文化を読み解く3 1,2,3,4
4週 日本文化を読み解く4 1,2,3,4
5週 日本文化を読み解く5 1,2,3,4
6週 日本文化を読み解く6 1,2,3,4
7週 日本文化を読み解く7 1,2,3,4
8週 日本文化を読み解く8 1,2,3,4
2ndQ
9週 研究発表1 1,2,3,4
10週 研究発表2 1,2,3,4
11週 研究発表3 1,2,3,4
12週 研究発表4 1,2,3,4
13週 研究発表5 1,2,3,4
14週 研究発表6 1,2,3,4
15週 講評,まとめ 1,2,3,4
16週

モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標

分類分野学習内容学習内容の到達目標到達レベル授業週

評価割合

試験発表相互評価実技等ポートフォリオその他合計
総合評価割合00001000100
基礎的能力00001000100
専門的能力0000000