システム設計学

科目基礎情報

学校 舞鶴工業高等専門学校 開講年度 2017
授業科目 システム設計学
科目番号 0129 科目区分 専門 / 選択
授業形態 授業 単位の種別と単位数 学修単位: 2
開設学科 総合システム工学専攻 対象学年 専1
開設期 後期 週時間数 2
教科書/教材 適宜資料を配布する。/ 参考書: 中沢 弘著 開発設計工学 工業調査会, 古川 正志 他共著 システム工学 コロナ社, 大和田 正 他共著 例解OR 実教出版, 大和田 正 他共著 OR入門 実教出版
担当教員 豊田 香

到達目標

1.開発テーマの発見法を理解する。
2.FMEAを理解する。
3.システムの分類法および表現法を理解する。
4.ダイクストラ法により最短経路問題を解くことができる。
5.PERTにより工程管理問題を解くことができる。
6.線形計画法により最適化問題を解くことができる。
7.シンプレックス法を理解する。

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
開発テーマの発見法を理解している。開発テーマの発見法を十分理解している。開発テーマの発見法を理解している。開発テーマの発見法を理解していない。
FMEAを理解している。FMEAを十分理解している。FMEAを理解している。FMEAを理解していない。
システムの分類法および表現法を理解している。システムの分類法および表現法を十分理解している。システムの分類法および表現法を理解している。システムの分類法および表現法を十分理解していない。

学科の到達目標項目との関係

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教育方法等

概要:
いつも何気なく接している私たちのまわりにある製品やサービスについて考察することは,大変有意義なことだと思います。製品やサービスの質を高め,効率的に生産する技法として,最短経路問題を解くダイクストラ法,工程管理を行うPERT,最適化の手法である線形計画法を学習します。授業の中で「考える」ことで,国際的に見た日本企業の立場や国際情勢を考慮できるよう,各自の考え方が変化していくことを期待します。
授業の進め方・方法:
【授業方法】 講義を中心に進める。講義の間に,重要な内容について学生に対し質問する。適宜課題を与える。
【学習方法】 説明はノートにとること。課題では,よく考察し自分の考えを明確にすること。毎回演習問題等の課題を含む復習として4時間程度の自己学習を義務付け,課題の回答結果は次回の授業時に提出してもらう。
注意点:
定期試験結果(60%)と授業後に課す自己学習としての演習課題等に対する評価(40%)との合計で総合成績とする。開発テーマの発見法,FMEA,システムの分類法および表現法,ダイクストラ法,工程管理問題,線形計画法,シンプレックス法など,各項目の理解についての達成度を評価基準とする。

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
後期
3rdQ
1週 シラバスの内容説明,オリエンテーション,開発テーマの発見法 1.開発テーマの発見法を理解する。
2週 開発テーマの発見法 1.開発テーマの発見法を理解する。
3週 FMEA 2.FMEAを理解する。
4週 FMEA 2.FMEAを理解する。
5週 システムの構造と分類 3.システムの分類法および表現法を理解する。
6週 システムの表現 3.システムの分類法および表現法を理解する。
7週 ダイクストラ法による最短経路問題の解法 4.ダイクストラ法により最短経路問題を解くことができる。
8週 ダイクストラ法 4.ダイクストラ法により最短経路問題を解くことができる。
4thQ
9週 PERT 5.PERTにより工程管理問題を解くことができる。
10週 PERT 5.PERTにより工程管理問題を解くことができる。
11週 PERT 5.PERTにより工程管理問題を解くことができる。
12週 線形計画法 6.線形計画法により最適化問題を解くことができる。
13週 シンプレックス法 7.シンプレックス法を理解する。
14週 シンプレックス法 7.シンプレックス法を理解する。
15週 シンプレックス法 7.シンプレックス法を理解する。
16週

モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標

分類分野学習内容学習内容の到達目標到達レベル授業週

評価割合

試験発表相互評価態度ポートフォリオその他合計
総合評価割合60000400100
基礎的能力0000000
専門的能力60000400100
分野横断的能力0000000