ネットワークシステム論

科目基礎情報

学校 舞鶴工業高等専門学校 開講年度 平成29年度 (2017年度)
授業科目 ネットワークシステム論
科目番号 1009 科目区分 専門 / 選択
授業形態 授業 単位の種別と単位数 学修単位: 2
開設学科 総合システム工学専攻 対象学年 専2
開設期 前期 週時間数 2
教科書/教材 マスタリングTCP/IP 入門編 竹下隆史,村山公保,荒井 透,苅田幸雄 オーム社
担当教員 舩木 英岳

到達目標

①.通信プロトコルの階層構造について説明できる
2.LANの構成に必要な機器について説明できる
③.TCP/IPプロトコル体系について説明できる

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
評価項目1通信プロトコルの階層構造について説明できる通信プロトコルの階層構造について大まかに説明できる通信プロトコルの階層構造について説明できない
評価項目2LANの構成に必要な機器について説明できるLANの構成に必要な機器について大まかに説明できるLANの構成に必要な機器について説明できない
評価項目3TCP/IPプロトコル体系について説明できるTCP/IPプロトコル体系について大まかに説明できるTCP/IPプロトコル体系について説明できない

学科の到達目標項目との関係

(H) 説明 閉じる

教育方法等

概要:
コンピュータネットワークを用いて,通信を行うために必要な以下の項目について理解する。
1.通信プロトコルの階層構造  2.ネットワーク接続機器  3.TCP/IPのプロトコル体系

  Students will be able to understand the following:
1.Layer structure of the communication protocol 2.Network connection devices 3.TCP/IP protocol system
授業の進め方・方法:
講義を中心に授業を進める。講義の間に,重要な内容について適宜学生に質問して,理解しているかどうかを確認する。
また、必要に応じて時間外学習としての演習問題等の課題を課す。
注意点:
本科目は授業での学習と授業外での自己学習で成り立つものである。
定期試験を行う。
定期試験の成績を70点,毎回の授業毎に課す自己学習としての演習課題等の評価を30点とし,100点満点で評価する。なお,1回の欠席につき2点の減点とする。
到達目標に基づき,通信プロトコルの階層構造,LANの構成に必要なネットワーク機器,TCP/IPプロトコル体系などの理解についての到達度を評価基準とする。

【連絡先】 
研究室:A棟3階(A-314),内線電話:8968,e-mail: funakiアットマークmaizuru-ct.ac.jp(アットマークは@に変えること。)

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
前期
1stQ
1週 シラバス内容の説明, ネットワークの基本,プロトコル ①.通信プロトコルの階層構造について説明できる
2週 OSI参照モデル ①.通信プロトコルの階層構造について説明できる
3週 TCP/IPの歴史 ①.通信プロトコルの階層構造について説明できる
4週 TCP/IPの階層構造 ①.通信プロトコルの階層構造について説明できる
5週 通信メディア 2.LANの構成に必要な機器について説明できる
6週 データリンク(イーサネット) 2.LANの構成に必要な機器について説明できる
7週 データリンク(FDDI,ATM) 2.LANの構成に必要な機器について説明できる
8週 IPの基本 2.LANの構成に必要な機器について説明できる
2ndQ
9週 IPアドレス ③.TCP/IPプロトコル体系について説明できる
10週 TCP ③.TCP/IPプロトコル体系について説明できる
11週 TCP(Ackと再送) ③.TCP/IPプロトコル体系について説明できる
12週 TCP(ウィンドウ制御とフロー制御) ③.TCP/IPプロトコル体系について説明できる
13週 アプリケーション(1) ③.TCP/IPプロトコル体系について説明できる
14週 アプリケーション(2) ③.TCP/IPプロトコル体系について説明できる
15週 アプリケーション(3) ③.TCP/IPプロトコル体系について説明できる
16週 期末試験

モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標

分類分野学習内容学習内容の到達目標到達レベル授業週

評価割合

試験発表相互評価態度ポートフォリオその他合計
総合評価割合70000300100
基礎的能力0000000
専門的能力70000300100
分野横断的能力0000000