1. 日本の文化について知り、理解するとともに、自文たちの文化と関連付けてその違いや関係性に気付いたり、推測したりできる。
2. 日本または自国の文化や言語行動に関するいろいろな話題について、社会的・文化的な共通点や相違点にもふれながら、ある程度の長さでわかりやすく話したり書いたりできる。
概要:
実際のコミュニケーション場面において、ことばを使う私たちは言語行動や文化の違いに気付くことがある。本授業では、日本と自国の言語行動や文化の違いについて考え、理解を深めることを目標とする。また、毎時間のテーマに関連し、自分や自国のことについて日本語で話したり書いたりする。
授業の進め方・方法:
配布プリントを使用して授業を進める。受講生は、授業を通して得られた気付きを、授業中に発言、またはプリントに母語で記述する。日本語で話す・書く課題については、受講生が準備し、それに教師がチェックを入れたものを受講生が自ら修正し、成果物として発表または提出する。
注意点:
日本と自国の文化への理解を深め、考えられるようになることを期待する。また、本授業は日本語で話す・書くことを課題とするため、これまで学んできた語彙や文型、表現を用いて産出練習をする機会とすること。
合格の対象としない欠席条件(割合) 1/4以上の欠課
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週 |
授業内容 |
週ごとの到達目標 |
後期 |
3rdQ |
1週 |
オリエンテーション |
授業の目標および内容を把握する。
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2週 |
自己紹介で何を話す? |
日本人が自己紹介で一般的によく話す話題について知り、自国との違いに気付く。また、それぞれの国でなぜその話題を扱う傾向にあるかを考えることができる。
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3週 |
自己紹介で何を話す? |
日本人が自己紹介でよく話題にする内容を取り入れながら、ある程度詳しく自己紹介をすることができる。
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4週 |
問い合わせメールを書く |
これまでの学校生活でやりとりしたメールを見て、日本人がメールを書く際にどのような言葉遣いや表現を用いるかについて考えることができる。
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5週 |
問い合わせメールを書く |
市主催のイベントに参加することを想定し、問い合わせメールを書くことができる。
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6週 |
私の好きな音楽 |
日本のポスターやチラシを見て、それらに用いられている言葉や内容の特徴に気づく。さまざまな日本の音楽に触れる。
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7週 |
私の好きな音楽 |
自分の好きな音楽について、好きな理由や魅力が説明できる。
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8週 |
振り返り |
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4thQ |
9週 |
さまざまなスポーツ |
世界のさまざまな武道や格闘技について理解できる。
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10週 |
さまざまなスポーツ |
自国のスポーツについて、特徴ややり方などをある程度詳しく説明できる。
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11週 |
お気に入りの道具 |
スマートフォンをはじめ、生活を便利にする道具に対して自分の意見を持つことができる。
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12週 |
お気に入りの道具 |
自分が便利だと思うものの機能や使い方について詳しく説明できる。
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13週 |
祭りの今と昔 |
日本の祭りや行事について、昔と現在の違いに気づき、社会の変化について理解する。
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14週 |
祭りの今と昔 |
自分のふるさとの伝統的な祭りまたは行事について、日本の祭りや行事との共通点や違いにふれながら、ある程度詳しく紹介することができる。
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15週 |
これまでの出来事 |
勉強、学校行事、友だちとの出来事から、これまで自分にどんなことがあったかについて話すことができる。
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16週 |
振り返り |
授業を通して新たに発見したこと、考えが変わったこと、さらには自分の日本語の能力と技能がどうなったかについて説明できる。
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分類 | 分野 | 学習内容 | 学習内容の到達目標 | 到達レベル | 授業週 |
分野横断的能力 | 汎用的技能 | 汎用的技能 | 汎用的技能 | 日本語と特定の外国語の文章を読み、その内容を把握できる。 | 2 | |
他者とコミュニケーションをとるために日本語や特定の外国語で正しい文章を記述できる。 | 3 | |
他者が話す日本語や特定の外国語の内容を把握できる。 | 2 | |
日本語や特定の外国語で、会話の目標を理解して会話を成立させることができる。 | 2 | |
円滑なコミュニケーションのために図表を用意できる。 | 1 | |
円滑なコミュニケーションのための態度をとることができる(相づち、繰り返し、ボディーランゲージなど)。 | 3 | |
他者の意見を聞き合意形成することができる。 | 2 | |
合意形成のために会話を成立させることができる。 | 2 | |
グループワーク、ワークショップ等の特定の合意形成の方法を実践できる。 | 2 | |
書籍、インターネット、アンケート等により必要な情報を適切に収集することができる。 | 2 | |
収集した情報の取捨選択・整理・分類などにより、活用すべき情報を選択できる。 | 2 | |
収集した情報源や引用元などの信頼性・正確性に配慮する必要があることを知っている。 | 1 | |
情報発信にあたっては、発信する内容及びその影響範囲について自己責任が発生することを知っている。 | 1 | |
情報発信にあたっては、個人情報および著作権への配慮が必要であることを知っている。 | 1 | |
目的や対象者に応じて適切なツールや手法を用いて正しく情報発信(プレゼンテーション)できる。 | 2 | |
あるべき姿と現状との差異(課題)を認識するための情報収集ができる | 1 | |
複数の情報を整理・構造化できる。 | 2 | |
特性要因図、樹形図、ロジックツリーなど課題発見・現状分析のために効果的な図や表を用いることができる。 | 1 | |
課題の解決は直感や常識にとらわれず、論理的な手順で考えなければならないことを知っている。 | 1 | |
グループワーク、ワークショップ等による課題解決への論理的・合理的な思考方法としてブレインストーミングやKJ法、PCM法等の発想法、計画立案手法など任意の方法を用いることができる。 | 1 | |
どのような過程で結論を導いたか思考の過程を他者に説明できる。 | 2 | |
適切な範囲やレベルで解決策を提案できる。 | 2 | |
事実をもとに論理や考察を展開できる。 | 2 | |
結論への過程の論理性を言葉、文章、図表などを用いて表現できる。 | 2 | |