フランス語

科目基礎情報

学校 明石工業高等専門学校 開講年度 平成30年度 (2018年度)
授業科目 フランス語
科目番号 0076 科目区分 一般 / 選択
授業形態 講義 単位の種別と単位数 履修単位: 2
開設学科 機械工学科 対象学年 4
開設期 通年 週時間数 2
教科書/教材 藤田祐二/『パスカル・オ・ジャポン』/白水社
担当教員 宮内 達夫

到達目標

近年のグローバル化の流れの中で,多言語主義,多文化主義的観点がますます重要になってきている。国際化によって世界が一様になるのではなく,種々雑多な文化の共存が必要となる。異文化の学習の最良の方法は,言語の学習であるという観点から,フランス語の学習を通して,多文化・多言語共存社会への対応に慣れていくようにする。

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
評価項目1フランス語のしくみを学習することで、フランス語運用能力の基礎を身に着けることができる。フランス語のしくみを学習することで、フランス語運用能力の基礎を身に着けることができる。フランス語のしくみを学習することで、フランス語運用能力の基礎を身に着けることができない。
評価項目2フランス語の語彙を学習することで、フランス語運用能力の基礎を身に着けることができる。フランス語の語彙を学習することで、フランス語運用能力の基礎を身に着けることができる。フランス語の語彙を学習することで、フランス語運用能力の基礎を身に着けることができない。
評価項目3フランス語の学習を通して、多文化・多言語共存社会に対応できる。フランス語の学習を通して、多文化・多言語共存社会に対応できる。フランス語の学習を通して、多文化・多言語共存社会に対応できない。

学科の到達目標項目との関係

学習・教育到達度目標 (A) 説明 閉じる
学習・教育到達度目標 (B) 説明 閉じる

教育方法等

概要:
フランス語によるコミュニケーションの基礎を学習する。フランス語のしくみ,いわゆる文法には約束事がたくさんあり,綴りと発音の関係,名詞の性に関する規則,動詞の活用など,一見複雑そうであるが,ある程度習熟すると,突然視野が広がってくるものであり,少ない語彙でかなり高度なコミュニケーションも可能となる。自己紹介の仕方,時候の挨拶など日常会話の基礎的な表現を学習しながら,「聞き、話し、読み、書く」の4技能のバランスのとれた修得を目指す。
授業の進め方・方法:
文法・語彙の説明後、練習問題を通して運用能力の習得を目指す。
注意点:
外国語の学習には,学習者が本来持っているコミュニケーション能力と想像力を最大限に駆使することが大切であるため,授業への積極的な参加が必要である。また,予習より復習に時間を割いて欲しいと考えている。
合格の対象としない欠席条件(割合) 1/4以上の欠課

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
前期
1stQ
1週 ガイダンス:授業の進め方
授業の概要を理解することができる。
2週 フランスとフランス語に関する一般的な説明
テーマについて学習する
フランス語の一般的な特徴を理解することができる。
3週 国籍を言う
テーマについて学習する
動詞の活用の基礎を理解することができる。
4週 名前・職業を言う 
テーマについて学習する
動詞の活用の基礎を理解することができる。
5週 フランス語の発音と綴り字の読み方 
テーマについて学習する
綴り字と発音規則の基礎を理解することができる。
6週 持ち物を尋ねる
テーマについて学習する
名詞の性の規則の基礎を理解することができる。
7週 趣味を語る
テーマについて学習する
名詞の性と冠詞の規則の基礎を理解することができる。
8週 既習内容の復習
テーマについて学習する
名詞の性の規則と動詞の活用の基礎を理解することができる。
2ndQ
9週 フランス文化の紹介( パリの歴史的建造物/語彙:祈願の表現)
テーマについて学習する
語彙を増やし、フランス文化に興味を持つ。
10週 誰かを尋ねる
テーマについて学習する
疑問詞の規則の基礎を理解することができる。
11週 したいことを尋ねる
テーマについて学習する
動詞の活用の基礎を理解することができる。
12週 住んでいる所を言う
テーマについて学習する
動詞の活用の基礎を理解することができる。
13週 何をしているか尋ねる
テーマについて学習する
名詞の性の規則の基礎を理解することができる。
14週 フランス文化の紹介(パリの公園と通り/語彙:身体の部位)
テーマについて学習する
語彙を増やし、フランス文化に興味を持つ。
15週 総復習・試験準備
名詞の性の規則と動詞の活用の基礎を理解することができる。
16週 期末試験
後期
3rdQ
1週 前期学習事項の復習,後期学習へ向けてのウォームアップ
テーマについて学習する
名詞の性の規則と動詞の活用の基礎を理解することができる。
2週 家族を語る
テーマについて学習する
名詞の性と形容詞に関する規則の基礎を理解することができる。
3週 年齢を言う
テーマについて学習する
フランス語の数字を活用できる。
4週 時刻を言う
テーマについて学習する
フランス語の数字を活用できる。
5週 フランス文化の紹介(語彙:パリの鉄道の駅/色)
テーマについて学習する
語彙を増やし、フランス文化に興味を持つ。
6週 紹介する
テーマについて学習する
動詞の活用の基礎を理解することができる。
7週 準備日常生活の表現
テーマについて学習する
動詞の活用の基礎を理解することができる。
8週 既修事項の復讐
テーマについて学習する
名詞の性の規則と動詞の活用の基礎を理解することができる。
4thQ
9週 量を表す
テーマについて学習する
名詞の性の規則の基礎を理解することができる。
10週 天候を言う
テーマについて学習する
動詞の活用の基礎を理解することができる。
11週 フランス文化の紹介(語彙:フランスのワイン/曜日)
テーマについて学習する
語彙を増やし、フランス文化に興味を持つ。
12週 比較する
テーマについて学習する
名詞の性の規則の基礎を理解することができる。
13週 過去のことを語る
テーマについて学習する
フランス語の動詞の時制の基礎を理解することができる。
14週 未来のことを語る
テーマについて学習する
フランス語の動詞の時制の基礎を理解することができる。
15週 フランス文化の紹介(ジェスチャー/語彙:曜日)
総復習・試験準備
語彙を増やし、フランス文化に興味を持つ。
16週 期末試験

モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標

分類分野学習内容学習内容の到達目標到達レベル授業週
基礎的能力工学基礎グローバリゼーション・異文化多文化理解グローバリゼーション・異文化多文化理解それぞれの国の文化や歴史に敬意を払い、その違いを受け入れる寛容さが必要であることを認識している。3
様々な国の生活習慣や宗教的信条、価値観などの基本的な事項について説明できる。2
異文化の事象を自分たちの文化と関連付けて解釈できる。3
それぞれの国や地域の経済的・社会的な発展に対して科学技術が果たすべき役割や技術者の責任ある行動について説明できる。2
分野横断的能力汎用的技能汎用的技能汎用的技能日本語と特定の外国語の文章を読み、その内容を把握できる。3
他者とコミュニケーションをとるために日本語や特定の外国語で正しい文章を記述できる。3
他者が話す日本語や特定の外国語の内容を把握できる。3
日本語や特定の外国語で、会話の目標を理解して会話を成立させることができる。3
円滑なコミュニケーションのための態度をとることができる(相づち、繰り返し、ボディーランゲージなど)。3
他者の意見を聞き合意形成することができる。2
合意形成のために会話を成立させることができる。2
グループワーク、ワークショップ等の特定の合意形成の方法を実践できる。2
書籍、インターネット、アンケート等により必要な情報を適切に収集することができる。2

評価割合

試験発表相互評価態度ポートフォリオその他合計
総合評価割合700020010100
基礎的能力700020010100
専門的能力0000000
分野横断的能力0000000