概要:
機械工学科主要分野の基本的学識を、実験を通じて体験的に学ぶ。また、実験結果の整理・解析を通じて、工学解析の手法・センスを学ぶ。また、クループ作業を通じてチームワークとリーダーシップを養う。
授業の進め方・方法:
6班編成の小グループに分かれ、6テーマの実験を輪番で実施する。授業の計画・内容の欄は、その代表例を示したものである。
注意点:
体験的に学ぶ実験科目であるから、出席が前提となる。また、報告書の提出ではじめて1つの課題の学習が完了するので、必ず期限内にすべての報告書を提出すること。
合格の対象としない欠席条件(割合) 1/3以上の欠課
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週 |
授業内容 |
週ごとの到達目標 |
後期 |
3rdQ |
1週 |
実験施設等の見学
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企業の実験施設等を見学し、実験に関する知識を身に付けることができる。
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2週 |
熱工学実験(2)(國峰) 放熱フィンの基礎的実験 |
実験の原理・手順を理解し,安全等に配慮しながら共同で必要なデータを測定できる.
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3週 |
熱工学実験(2)(國峰) 放熱フィンの基礎的実験 |
実験データの分析を行い,適切な図表を用いて論理的な考察等を含めた報告書を期限内に作成・提出できる.
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4週 |
流体工学実験(2)(田中) 円柱周りの流れと抗力係数 |
実験の原理・手順を理解し,安全等に配慮しながら共同で必要なデータを測定できる.
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5週 |
流体工学実験(2)(田中) 円柱周りの流れと抗力係数 |
実験データの分析を行い,適切な図表を用いて論理的な考察等を含めた報告書を期限内に作成・提出できる.
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6週 |
計測制御工学実験(1)(岩野) R-C直列回路の動特性 |
実験の原理・手順を理解し,安全等に配慮しながら共同で必要なデータを測定できる.
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7週 |
計測制御工学実験(1)(岩野) R-C直列回路の動特性 |
実験データの分析を行い,適切な図表を用いて論理的な考察等を含めた報告書を期限内に作成・提出できる.
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8週 |
報告書の作成
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提出した3テーマの報告書について不十分な点に修正を加える.
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4thQ |
9週 |
計測制御工学実験(2)(関森) 減衰をもつ一自由度系の強制振動 |
実験の原理・手順を理解し,安全等に配慮しながら共同で必要なデータを測定できる.
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10週 |
計測制御工学実験(2)(関森) 減衰をもつ一自由度系の強制振動 |
実験データの分析を行い,適切な図表を用いて論理的な考察等を含めた報告書を期限内に作成・提出できる.
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11週 |
機械加工学実験(加藤) 二次元切削における切削機構の基礎的実験
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実験の原理・手順を理解し,安全等に配慮しながら共同で必要なデータを測定できる.
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12週 |
機械加工学実験(加藤) 二次元切削における切削機構の基礎的実験 |
実験データの分析を行い,適切な図表を用いて論理的な考察等を含めた報告書を期限内に作成・提出できる.
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13週 |
材料工学実験(境田) 硬さ試験 |
実験の原理・手順を理解し,安全等に配慮しながら共同で必要なデータを測定できる.
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14週 |
材料工学実験(境田) 硬さ試験 |
実験データの分析を行い,適切な図表を用いて論理的な考察等を含めた報告書を期限内に作成・提出できる.
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15週 |
報告書の作成 実験を行ったテーマについて、結果を検討し、報告書にまとめる。 |
提出した3テーマの報告書について不十分な点に修正を加える.
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16週 |
期末試験実施せず
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分類 | 分野 | 学習内容 | 学習内容の到達目標 | 到達レベル | 授業週 |
基礎的能力 | 工学基礎 | 工学実験技術(各種測定方法、データ処理、考察方法) | 工学実験技術(各種測定方法、データ処理、考察方法) | 物理、化学、情報、工学における基礎的な原理や現象を明らかにするための実験手法、実験手順について説明できる。 | 3 | 後2 |
実験装置や測定器の操作、及び実験器具・試薬・材料の正しい取扱を身に付け、安全に実験できる。 | 3 | 後2 |
実験データの分析、誤差解析、有効桁数の評価、整理の仕方、考察の論理性に配慮して実践できる。 | 3 | 後2 |
実験テーマの目的に沿って実験・測定結果の妥当性など実験データについて論理的な考察ができる。 | 3 | 後2 |
実験ノートや実験レポートの記載方法に沿ってレポート作成を実践できる。 | 3 | 後2 |
実験データを適切なグラフや図、表など用いて表現できる。 | 3 | 後2 |
実験の考察などに必要な文献、参考資料などを収集できる。 | 3 | 後2 |
実験・実習を安全性や禁止事項など配慮して実践できる。 | 3 | 後2 |
個人・複数名での実験・実習であっても役割を意識して主体的に取り組むことができる。 | 3 | 後2 |
共同実験における基本的ルールを把握し、実践できる。 | 3 | 後2 |
レポートを期限内に提出できるように計画を立て、それを実践できる。 | 3 | 後2 |
専門的能力 | 分野別の専門工学 | 機械系分野 | 熱流体 | 境界層、はく離、後流など、流れの中に置かれた物体の周りで生じる現象を説明できる。 | 4 | 後5 |
抗力について理解し、抗力係数を用いて抗力を計算できる。 | 4 | 後5 |
サイクルの意味を理解し、熱機関の熱効率を計算できる。 | 4 | 後3 |
工作 | 切削加工の原理、切削工具、工作機械の運動を説明できる。 | 4 | 後12 |
切削工具材料の条件と種類を説明できる。 | 4 | 後12 |
切削速度、送り量、切込みなどの切削条件を選定できる。 | 4 | 後12 |
切削のしくみと切りくずの形態、切削による熱の発生、構成刃先を説明できる。 | 4 | 後12 |
材料 | 機械材料に求められる性質を説明できる。 | 4 | 後14 |
硬さの表し方および硬さ試験の原理を説明できる。 | 4 | 後14 |
焼きなましの目的と操作を説明できる。 | 4 | 後14 |
焼きならしの目的と操作を説明できる。 | 4 | 後14 |
焼入れの目的と操作を説明できる。 | 4 | 後14 |
焼戻しの目的と操作を説明できる。 | 4 | 後14 |
分野別の工学実験・実習能力 | 機械系分野【実験・実習能力】 | 機械系【実験実習】 | 実験・実習の目標と心構えを理解し、実践できる。 | 4 | 後2 |
災害防止と安全確保のためにすべきことを理解し、実践できる。 | 4 | 後2 |
レポートの作成の仕方を理解し、実践できる。 | 4 | 後2 |
ノギスの各部の名称、構造、目盛りの読み方、使い方を理解し、計測できる。 | 4 | 後2 |
マイクロメータの各部の名称、構造、目盛りの読み方、使い方を理解し、計測できる。 | 4 | 後2 |
加工学実験、機械力学実験、材料学実験、材料力学実験、熱力学実験、流体力学実験、制御工学実験などを行い、実験の準備、実験装置の操作、実験結果の整理と考察ができる。 | 4 | 後2 |
実験の内容をレポートにまとめることができ、口頭でも説明できる。 | 4 | 後2 |