Course Information

College Akashi College Year 2021
Course Title Law
Course Code 0107 Course Category General / Elective
Class Format Lecture Credits Academic Credit: 2
Department Mechanical Engineering Student Grade 5th
Term First Semester Classes per Week 2
Textbook and/or Teaching Materials 使用しない。毎回配布するレジュメに沿って授業を進める。(参考となる文献リストは初回授業時に紹介する)
Instructor KUROKUI Yoshimi

Course Objectives

法に関する基礎的な概念や法的思考を理解する。時代とともに変化する課題や問題に対処するために、
法がどのような役割を期待され、また果たしてきたのかについて客観的に理解する。
また、法が私達の日常生活に密接に関係していることを理解し、問題意識や意見を養う機会とし、
法的に考察する能力を身に付けることを目標とする。

Rubric

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
評価項目1法(憲法、刑法、民法、国際法)に関する基本的な知識を熟知している。法(憲法、刑法、民法、国際法)に関する基本的な知識を持っている。法(憲法、刑法、民法、国際法)に関する基本的な知識が不十分である。
評価項目2課題や問題に対処するため、法がどのような役割を期待され、果たしてきたかについて客観的に説明できる。課題や問題に対処するため、法がどのような役割を期待され、果たしてきたかについて理解できる。課題や問題に対処するため、法がどのような役割を期待され、果たしてきたかについての理解が不十分である。
評価項目3現代社会で生じている様々な事件や事象を、的確に法的に考察することができる。現代社会で生じている様々な事件や事象を考える際に,ある程度法的な思考ができる。現代社会で生じている様々な事件や事象を捉える際、法的な観点からの思考ができない。

Assigned Department Objectives

学習・教育到達度目標 (A) See Hide
学習・教育到達度目標 (B) See Hide
学習・教育到達度目標 (C) See Hide

Teaching Method

Outline:
 本科目では、法の基本概念及び法的思考について学習する。政治、経済、社会のなかで、法がどのような役割を持ち、また機能しているのかについて、日常生活の様々な事象と結びつけながら確認していく。
Style:
配布資料や板書を用いた講義を中心とするが、インタラクティブな授業にするために受講者には積極的な発言や主体的な思考を求める。
Notice:
本科目では法律学の基本概念を体系的に解説するが、受講者の理解度を見て各授業のテーマ、取り上げる順番を変更することがある。

合格の対象としない欠席条件(割合) 1/3以上の欠課

Characteristics of Class / Division in Learning

Active Learning
Aided by ICT
Applicable to Remote Class
Instructor Professionally Experienced

Course Plan

Theme Goals
1st Semester
1st Quarter
1st ガイダンス・法とは何か 法の概念や分類について理解する。
2nd 法の歴史
法の歴史的な発展過程について理解する。
3rd 憲法の基本原理 日本のあらゆる法の最上位にある憲法の根幹理念としての基本原理(国民主権、基本的人権の尊重、平和主義)について理解する。
4th 平等権 平等権について、その基礎概念を理解するとともに、法でどのように保障されてるかを理解する。
5th 自由権 自由権について、その基礎概念を理解するとともに、法でどのように保障されてるかを理解する。
6th 社会権 社会権について、その基礎概念を理解するとともに、法でどのように保障されてるかを理解する。
7th 国家の統治機構
日本の統治機構(国会、内閣、裁判所)とそれらの関係性について理解する。
8th レポート作成
レポート課題を課す。
2nd Quarter
9th 刑法
刑法の機能や犯罪の成立要件について学習し、ある行為がいかにして刑法上の犯罪として法的に構成されるのかを理解する。
10th 民法
財産法や家族法の基本原則について学習し、日常生活における私人間の約束は、民法上の契約を構成しうることを理解する。
11th 経済・産業と法 消費者保護法や知的財産法等を学習し、経済活動・産業活動を行う様々な主体間の関係が、法でどのように保障されているか理解する。
12th 労働と法 労働者の権利がどのように法で保障されているか理解する。
13th 社会保障・社会福祉と法 国民の生活(医療、年金、生活保護等)を、法がどのように保障しているのか理解する。
14th 情報化社会と法 法が、どのように情報を得るという個人の自由を保障し、誤情報や不適切な情報の濫用を規制しているのか理解をする。
15th 国際社会と法
国家間関係を規律する国際法の種類や基礎的事項について理解する。
16th 期末試験
期末試験(筆記)を行う。

Evaluation Method and Weight (%)

期末試験課題(小レポート)相互評価平常点(授業態度)ポートフォリオその他Total
Subtotal602002000100
基礎的能力602002000100
専門的能力0000000
分野横断的能力0000000