数学ⅠB

科目基礎情報

学校 明石工業高等専門学校 開講年度 令和04年度 (2022年度)
授業科目 数学ⅠB
科目番号 4104 科目区分 一般 / 必修
授業形態 講義 単位の種別と単位数 履修単位: 2
開設学科 機械工学科 対象学年 1
開設期 通年 週時間数 2
教科書/教材 高遠他:「新 基礎数学」大日本図書高遠他:「新 基礎数学 問題集」大日本図書
担当教員 面田 康裕

到達目標

三角関数、図形と方程式、数列について理解し、関連する問題を解くことができる。

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
評価項目1三角関数の定義を理解し、三角関数を用いる問題を解くことが十分にできる。三角関数の定義を理解し、三角関数を用いる問題を解くことができる。 三角関数の定義を理解し、三角関数を用いる問題を解くことができない。
評価項目2方程式と図形の関係について理解し、直線と2次曲線に関連する問題を解くことが十分にできる。方程式と図形の関係について理解し、直線と2次曲線に関連する問題を解くことができる。方程式と図形の関係について理解し、直線と2次曲線に関連する問題を解くことができない。
評価項目3数列の一般項や和を求めることが十分にできる。数列の一般項や和を求めることができる。数列の一般項や和を求めることができない。

学科の到達目標項目との関係

教育方法等

概要:
三角関数、図形とその方程式、数列について学び、高専で必要とされる数学の基礎を身につける。 
授業の進め方・方法:
主に講義と問題演習により授業を進める。
注意点:
予習復習を欠かさないこと。
演習発表の評価に関してはその出来が優れている場合には割合以上の点数をつけることがある。
合格の対象としない欠席条件(割合) 1/3以上の欠課

授業の属性・履修上の区分

アクティブラーニング
ICT 利用
遠隔授業対応
実務経験のある教員による授業

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
前期
1stQ
1週 三角比とその応用 三角比を求めることができる
2週 三角比とその応用 鈍角の三角比を求めることができる
3週 三角比とその応用 三角形の問題を正弦定理を用いて解くことができる
4週 三角比とその応用 三角形の問題を余弦定理を用いて解くことができる
5週 総括 試験により学習内容の定着度を確認し、振り返りを行う。
6週 三角関数 一般角の三角関数の値を求めることができる。弧度法による角度の表現ができる。
7週 三角関数 三角関数の相互関係や性質を説明することができる
8週 三角関数 三角関数のグラフを描くことができる
2ndQ
9週 三角関数 三角方程式、三角不等式を解くことができる
10週 総括 試験により学習内容の定着度を確認し、振り返りを行う。
11週 加法定理とその応用 加法定理を用いた計算ができる
12週 加法定理とその応用 倍角、半角の公式を用いた計算ができる
13週 加法定理とその応用 積和の公式などを導出でき、それらを用いた計算ができる
14週 加法定理のその応用 三角関数の合成ができる
15週 総括 試験により学習内容の定着度を確認し、振り返りを行う。
16週 なし
後期
3rdQ
1週 点と直線 内分点、三角形の重心の計算ができる
2週 点と直線 直線の方程式を求めることができる
3週 点と直線 2直線の平行・垂直条件をもちいて、条件を満たす直線の方程式を求めることができる
4週 総括 試験により学習内容の定着度を確認し、振り返りを行う。
5週 2次曲線 円の方程式を求めることができる
6週 2次曲線 楕円の方程式や概形を求めることができる
7週 2次曲線 双曲線、放物線の方程式や概形を求めることができる
8週 2次曲線 2次曲線の接線を求めることができる
4thQ
9週 2次曲線 (連立)不等式の表す領域を図示できる
10週 総括 試験により学習内容の定着度を確認し、振り返りを行う。
11週 数列 等差数列の一般項を計算できる
12週 数列 等比数列の一般項を計算できる
13週 数列 いろいろな数列の和を計算できる
14週 数列 漸化式の一般項の計算ができる
数学的帰納法を用いた証明ができる
15週 総括 試験により学習内容の定着度を確認し、振り返りを行う。
16週 なし

モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標

分類分野学習内容学習内容の到達目標到達レベル授業週
基礎的能力数学数学数学角を弧度法で表現することができる。3前6,前7,前10
三角関数の性質を理解し、グラフをかくことができる。3前8,前10
加法定理および加法定理から導出される公式等を使うことができる。3前11,前12,前13,前14,前15
三角関数を含む簡単な方程式を解くことができる。3前9,前10
三角比を理解し、簡単な場合について、三角比を求めることができる。3前1,前2,前3,前4,前5
一般角の三角関数の値を求めることができる。3前7,前10
2点間の距離を求めることができる。3後1,後4
内分点の座標を求めることができる。3後1,後4
2つの直線の平行・垂直条件を利用して、直線の方程式を求めることができる。3後2,後3,後4
簡単な場合について、円の方程式を求めることができる。3後5,後8,後10
放物線、楕円、双曲線の図形的な性質の違いを区別できる。3後5,後6,後7,後8,後10
簡単な場合について、不等式の表す領域を求めたり領域を不等式で表すことができる。3後9,後10
等差数列・等比数列の一般項やその和を求めることができる。3後11,後13,後14,後15
総和記号を用いた簡単な数列の和を求めることができる。3後12,後13,後14,後15
分野横断的能力汎用的技能汎用的技能汎用的技能事実をもとに論理や考察を展開できる。3後14,後15

評価割合

試験演習発表学習態度・出席状況その他合計
総合評価割合3040300100
基礎的能力3040300100
専門的能力00000
分野横断的能力00000