到達目標
1. 現代社会を構成する様々な事象に関する基礎的な事実を正確に理解する。
2. 時代とともに変化する課題や問題に対処するために、私たちにどのような責任があり、役割を果たしているのかについて客観的に理解する。
3. 学生同士の意見交換を通じて、考え方の多様性や多面的・多角的な考え方の重要性を理解し、他者の異なる意見への受容性を高める。
ルーブリック
| 理想的な到達レベルの目安 | 標準的な到達レベルの目安 | 未到達レベルの目安 |
評価項目1 | 現代の諸課題に関する基本的な知識を熟知している。 | 現代の諸課題に関する基本的な知識を持っている。 | 現代の諸課題に関する基本的な知識が不十分である。 |
評価項目2 | 課題や問題に対処するため、現代社会に生きる人間がどのような役割を期待され果たしてきたかについて客観的に説明できる。 | 課題や問題に対処するため、現代社会に生きる人間がどのような役割を期待され果たしてきたかについて理解できる。 | 課題や問題に対処するため、現代社会に生きる人間がどのような役割を期待され果たしてきたかについての理解が不十分である。 |
評価項目3 | 現代の諸課題について、主体的に考察でき自身の意見をもとに議論できる。 | 現代の諸課題について、主体的に考察できる。 | 現代の諸課題についての理解が不十分で、主体的に考察できない。 |
学科の到達目標項目との関係
教育方法等
概要:
本科目では、現代社会を構成する様々な事象についての基本的な知識を学習すると同時に、時代とともに変化する課題や問題をめぐり、私たちに何ができるのかについて考察する。
また、私たちが日常生活を営む公共的な空間における様々な事象に問題意識を持ち、それについての思考を養う機会としたい。
授業の進め方・方法:
板書、教科書、配布資料を用いながら授業を進める。
本授業は、学生による考察、意見交換、発表(考えの共有)、教員による概念等説明から構成される。授業冒頭に「現代の諸課題」とは何か、その問題や解決方法等について学生が各々で考える。その後に学生同士(グループ)で意見交換を行い、それぞれの考えを発表し共有する。これらの発表がなされた後で、社会で実際にとられている政策や、課題を理解するための概念等を教員が説明する。
注意点:
自由な意見交換を通じて、他者の考えを受け止め、他者に考えを伝える双方向のコミュニケーション能力を磨く。また、社会に対する俯瞰的な視野や問題解決能力を養う手がかりとする。加えて異なる意見の存在を知り、それを受容し、共感する能力を高める。
合格の対象としない欠席条件(割合) 1/3以上の欠課
授業の属性・履修上の区分
授業計画
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週 |
授業内容 |
週ごとの到達目標 |
前期 |
1stQ |
1週 |
ガイダンス 現代社会の問題・課題とは何か |
現代社会の問題や課題を考えるうえで必要なことは何かについて学ぶ。
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2週 |
主題1:法や規範の意義と役割 |
法や規範が現代社会で果たす役割や期待されている役割を理解する。
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3週 |
主題2:契約と消費者の権利・責任 |
契約が対等な当事者間の合意といえるための条件を理解する。
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4週 |
主題3:司法参加の意義 |
国民が司法に参加する意義や責任を考察する。
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5週 |
主題4:政治参加と公正な世論の形成 |
国民が政治に参加する意義や責任を考察する。
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6週 |
主題5:国際社会と国家主権 |
国際社会と国内社会との共通点・相違点を理解する。
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7週 |
主題6:日本の安全保障と防衛 |
日本に安全や平和をもたらすものとは何かを考察する。
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8週 |
前期前半(1stQ)のふりかえり |
第1~7週の内容を復習する。
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2ndQ |
9週 |
主題7:国際社会の変化と日本の役割 |
国際平和と日本が果たしてきた役割について学ぶ。
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10週 |
主題8:雇用と労働問題 |
現在の日本の労働環境の変化や課題について理解する。
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11週 |
主題9:社会の変化と職業観 |
社会の変化と働き方には密接な関係があることを理解する。
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12週 |
主題10:市場経済の機能と限界 |
市場の機能や競争の重要性を理解する。
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13週 |
主題11:金融のはたらき |
金融の仕組みや金融機関の働きについて理解する。
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14週 |
主題12:財政の役割と社会保障 |
国の行う財政が国民生活と大きな関係があることについて学ぶ。
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15週 |
主題13:経済のグローバル化 |
グローバル化する貿易・金融の仕組みについて理解する。
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16週 |
期末試験 |
筆記試験を実施する。
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モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標
分類 | 分野 | 学習内容 | 学習内容の到達目標 | 到達レベル | 授業週 |
基礎的能力 | 数学 | 数学 | 数学 | 不定積分の定義を理解し、簡単な不定積分を求めることができる。 | 3 | |
置換積分および部分積分を用いて、不定積分や定積分を求めることができる。 | 3 | |
定積分の定義と微積分の基本定理を理解し、簡単な定積分を求めることができる。 | 3 | |
分数関数・無理関数・三角関数・指数関数・対数関数の不定積分・定積分を求めることができる。 | 3 | |
簡単な場合について、曲線で囲まれた図形の面積を定積分で求めることができる。 | 3 | |
簡単な場合について、曲線の長さを定積分で求めることができる。 | 3 | |
簡単な場合について、立体の体積を定積分で求めることができる。 | 3 | |
微分方程式の意味を理解し、簡単な変数分離形の微分方程式を解くことができる。 | 3 | |
簡単な1階線形微分方程式を解くことができる。 | 3 | |
分野横断的能力 | 汎用的技能 | 汎用的技能 | 汎用的技能 | 他者の意見を聞き合意形成することができる。 | 3 | |
合意形成のために会話を成立させることができる。 | 3 | |
グループワーク、ワークショップ等の特定の合意形成の方法を実践できる。 | 3 | |
評価割合
| 期末試験 | 小テスト | 平常点(課題) | 態度 | ポートフォリオ | その他 | 合計 |
総合評価割合 | 30 | 30 | 40 | 0 | 0 | 0 | 100 |
基礎的能力 | 30 | 30 | 40 | 0 | 0 | 0 | 100 |
専門的能力 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 |
分野横断的能力 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 |