設計製図ⅡB

科目基礎情報

学校 明石工業高等専門学校 開講年度 令和04年度 (2022年度)
授業科目 設計製図ⅡB
科目番号 4215 科目区分 専門 / 必修
授業形態 実習 単位の種別と単位数 履修単位: 1
開設学科 機械工学科 対象学年 2
開設期 後期 週時間数 2
教科書/教材 藤本 元:「初心者のための機械製図」第4版 森北出版、配布プリント
担当教員 松塚 直樹

到達目標

(1) 機械製図の規格を理解し、機械部品の製作図を作成することができる。
(2) 万力のスケッチ図から、その製作図を作成することができる。

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
評価項目1機械製図の規格を理解し、機械部品の製作図を正確に作成することができる。機械製図の規格を理解し、機械部品の製作図を作成することができる。機械製図の規格を理解し、機械部品の製作図を作成することができない。
評価項目2万力のスケッチ図から、その製作図を正確に作成することができる。 万力のスケッチ図から、その製作図を作成することができる。 万力のスケッチ図から、その製作図を作成することができない。

学科の到達目標項目との関係

教育方法等

概要:
主に万力などのスケッチと寸法測定を基に製作図の作成を行う。また、板金展開図の作成を行う。これらの過程を通し、機械の構造を知るとともにJISに則った正しい製図法を修得することを目的とする。
授業の進め方・方法:
実習形式
注意点:
実際の品物と図面の相互関係をよく理解するように努めること。また、実社会に通用する設計製図を目指すこと。原則的に全ての課題が受理されなければ単位は取得できない。
合格の対象としない欠席条件(割合) 1/4以上の欠課

授業の属性・履修上の区分

アクティブラーニング
ICT 利用
遠隔授業対応
実務経験のある教員による授業

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
後期
3rdQ
1週 万力本体の製図(1) スケッチをもとに、製作図を作成することができる。
2週 万力本体の製図(2) スケッチをもとに、製作図を作成することができる。
3週 万力本体の製図(3) スケッチをもとに、製作図を作成することができる。
4週 万力本体の製図(4) スケッチをもとに、製作図を作成することができる。
5週 万力本体の製図(5) スケッチをもとに、製作図を作成することができる。
6週 万力組立図の製図(1) スケッチをもとに、製作図を作成することができる。
7週 万力組立図の製図(2) スケッチをもとに、製作図を作成することができる。
8週 万力組立図の製図(3) スケッチをもとに、製作図を作成することができる。
4thQ
9週 小型万力の製図(1) 小型万力の製作図を作成することができる。
10週 小型万力の製図(2) 小型万力の製作図を作成することができる。
11週 小型万力の製図(3) 小型万力の製作図を作成することができる。
12週 小型万力の製図(4) 小型万力の製作図を作成することができる。
13週 小型万力の製図(5) 小型万力の製作図を作成することができる。
14週 板金展開図(1) 板金展開図の作成方法を理解し、製作図を作成することができる。
15週 板金展開図(2) 板金展開図の作成方法を理解し、製作図を作成することができる。
16週 期末試験

モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標

分類分野学習内容学習内容の到達目標到達レベル授業週
専門的能力分野別の専門工学機械系分野製図図面の役割と種類を適用できる。3後1
製図用具を正しく使うことができる。3後1
線の種類と用途を説明できる。3後1
物体の投影図を正確にかくことができる。3後13
製作図の書き方を理解し、製作図を作成することができる。3後13
公差と表面性状の意味を理解し、図示することができる。3後13
分野横断的能力汎用的技能汎用的技能汎用的技能書籍、インターネット、アンケート等により必要な情報を適切に収集することができる。2
収集した情報の取捨選択・整理・分類などにより、活用すべき情報を選択できる。2
態度・志向性(人間力)態度・志向性態度・志向性目標の実現に向けて計画ができる。2
目標の実現に向けて自らを律して行動できる。2

評価割合

試験図面合計
総合評価割合40600000100
基礎的能力0000000
専門的能力40600000100
分野横断的能力0000000