音楽-2

科目基礎情報

学校 明石工業高等専門学校 開講年度 令和06年度 (2024年度)
授業科目 音楽-2
科目番号 6121 科目区分 一般 / 選択
授業形態 実技 単位の種別と単位数 履修単位: 1
開設学科 機械工学科 対象学年 1
開設期 後期 週時間数 2
教科書/教材 ①歌いやすい合唱曲の楽譜 ②コードネームに関するプリント ③音楽ⅠTutti+(教育出版)
担当教員 泉 由香

到達目標

1. 発声と合唱の基礎を習得し、実践できる。
2. コードネームの基礎を習得している。
3. コードネームの知識をア・カペラコーラスのハーモニーに活かして演奏し、実践できる。
4. 音楽的なパフォーマンスについて企画・実践できる。

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
評価項目1発声と合唱の基礎を十分に習得し、自在に実践できる。発声と合唱の基礎を習得し、実践できる。発声と合唱の基礎を習得・実践ができない。
評価項目2コードネームの基礎を十分に習得している。コードネームの基礎を習得している。コードネームの基礎を習得できない。
評価項目3コードネームの知識をア・カペラコーラスのハーモニーに自在に活かして演奏できる。コードネームの知識をア・カペラコーラスのハーモニーに活かして演奏できる。コードネームの知識をア・カペラコーラスのハーモニーに活かして演奏できない。
評価項目4音楽的なパフォーマンスについて的確に企画・実践できる。音楽的なパフォーマンスについて企画・実践できる。音楽的なパフォーマンスについて企画・実践できない。

学科の到達目標項目との関係

教育方法等

概要:
音楽を通して自分自身を表現する喜びを知る。ちまたに溢れる使い捨ての音楽だけでなく、時代を経ても生き残る本物の「音楽」を洋の東西を問わず体験する。
授業の進め方・方法:
授業は主として音楽表現の実技形式で進める。
連絡員:ハーバート ジョン
注意点:
テキストや楽曲はレベルの高いものもあります。丁寧かつ真剣に練習しなければ達成感を得ることができません。また「音」を扱う科目なので不要な私語は慎むこと。リコーダー(全員)・ピアニカ(もしあれば)を用意すること。
評価の対象としない欠席条件(割合) 1/4以上の欠課。
実務経験:声楽家として国内外でのリサイタルやオーケストラとの共演があり、その経験を活かして、学生に音楽上の具体的かつ最新の情報でもって指導できる。

授業の属性・履修上の区分

アクティブラーニング
ICT 利用
遠隔授業対応
実務経験のある教員による授業

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
後期
3rdQ
1週 ア・カペラに挑戦Ⅰ まず8小節程度の短い4声部の曲で美しいハーモニーを実感しながら歌う。
2週 ア・カペラに挑戦Ⅱ ア・カペラの選択曲からグループに適したものを選びグループで練習する。
3週 ア・カペラに挑戦Ⅲ 練習&チェックを繰り返して、自分たちの進歩を実感する。
4週 ア・カペラに挑戦Ⅳ グループ発表会で演奏することだけでなく、他の人の演奏を集中して聴く喜びを味わう。
5週 コードネームの基礎Ⅲ 前期に学習した3和音に加えてセブンスコード・分数コードを覚える。
6週 コードネームの基礎Ⅳ 原則を覚えたコードを練習問題を繰り返すことで実際の曲の中でも読み取れるようにする。
7週 コードネームの基礎Ⅴ
様式感の異なる楽曲を聞き比べる音楽鑑賞。
コードネームは第6週の復習。
ただ単に知識を詰め込むだけでなく、自分の感性を大切にする。
8週 コードネームの基礎Ⅵ 小テストで知識の確認。
4thQ
9週 歌う喜びⅠ 最新の現代人気作曲家による合唱曲に挑戦する。クラスの男女構成によってアレンジを変えることもある。
10週 歌う喜びⅡ できるだけ良い発声と響きでもって、曲の細部ま。
11週 歌う喜びⅢ 各自が良い響きを意識し、丁寧かつダイナミックな表現で全員で歌う喜びを実感する。
12週 実技テストのための企画・練習Ⅰ 実技テストのための企画ができる。アカペラアンサンブル・ギターソロ・ピアノソロ等。
13週 実技テストのための企画・練習Ⅱ 限られた時間と設備の中で企画・練習ができる。
14週 実技テストのための企画・練習Ⅲ 練習を積み仕上げる。
15週 実技テスト兼「クラス発表会」一年の総まとめ 実技テスト兼「クラス発表会」一年の総まとめ
16週 期末試験実施せず

モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標

分類分野学習内容学習内容の到達目標到達レベル授業週
分野横断的能力汎用的技能チームワークとリーダーシップチームワークとリーダーシップチーム活動において意見の相違や対立を踏まえて合意形成に向けて行動できる。1後1,後2,後3,後4,後5,後6,後7,後8,後9,後10,後11,後12,後13,後14,後15
チーム活動の目標共有を図り、目標達成に向けた行動を実践し、また、チームの協働を促進するための行動ができる。1後1,後2,後3,後4,後5,後6,後7,後8,後9,後10,後11,後12,後13,後14,後15
基盤的資質・能力自己理解自己理解自己理解に基づき必要な対応や行動を検討できる。1後1,後2,後3,後4,後5,後6,後7,後8,後9,後10,後11,後12,後13,後14,後15
主体性主体性自分が果たすべき役割や行動について認識できる。1後1,後2,後3,後4,後5,後6,後7,後8,後9,後10,後11,後12,後13,後14,後15
自分が果たすべき役割や行動を実践できる。1後1,後2,後3,後4,後5,後6,後7,後8,後9,後10,後11,後12,後13,後14,後15
自己管理と責任ある行動自己管理と責任ある行動自分に求められる役割や行動を把握し、確認できる。1後1,後2,後3,後4,後5,後6,後7,後8,後9,後10,後11,後12,後13,後14,後15
やるべきことを実行するための具体的行動や計画を考えることができる。1後1,後2,後3,後4,後5,後6,後7,後8,後9,後10,後11,後12,後13,後14,後15
倫理観倫理観自分の判断や行動、及びそれらがもたらす結果や影響について、倫理的観点から検討、評価できる。1後1,後2,後3,後4,後5,後6,後7,後8,後9,後10,後11,後12,後13,後14,後15

評価割合

出席状況平常点実技テスト歌小テストコードネーム小テスト合計
総合評価割合1015352020100
基礎的能力10510152060
専門的能力05150020
分野横断的能力05105020