到達目標
(1)C言語によるプログラミング(読み・書き)ができる。
(2)プログラミング技術によって工学的問題の扱い方を考えることができる。
ルーブリック
| 理想的な到達レベルの目安 | 標準的な到達レベルの目安 | 未到達レベルの目安 |
評価項目(1) | C言語によるプログラミングが的確にできる。 | C言語によるプログラミングができる。 | C言語によるプログラミングができない。 |
評価項目(2) | プログラミング技術によって問題の扱い方を具体的に考えることができる | プログラミング技術によって問題の扱い方を考えることができる。 | プログラミング技術によって問題の扱い方を考えることができない。 |
学科の到達目標項目との関係
教育方法等
概要:
コンピュータを用いた機械の制御、数値計算に関連した問題を扱うため、プログラミングの基本的な知識および基礎技術をC言語によるプログラミングを通して身に着けます。
授業の進め方・方法:
授業初回に配布するテキストに基づき、概要で示した内容を学びます。情報メディアセンターの演習室でスライドを用いた講義と演習室設置のコンピュータを用いたワーク・演習を行います。
注意点:
(1)1年情報基礎で学習したコンピュータの利用方法を復習しておくこと。学内ネットワーク利用方法・規則(学生生活のてびき 7.情報センター)に従って、積極的に情報メディアセンターを利用しプログラミングに慣れ親しむ姿勢が大切です。個人のコンピュータを準備してください。
(2)講義資料整理用のファイルバインダ等は各自で準備すること。
全授業の1/3以上を欠席した場合、評価の対象としません。
授業の属性・履修上の区分
授業計画
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週 |
授業内容 |
週ごとの到達目標 |
後期 |
3rdQ |
1週 |
授業ガイダンス プログラミングの基礎 |
本授業の目的を理解し説明できる。 プログラムミングの基礎的な事項を理解し説明できる。
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2週 |
プログラムの作成と実行、数値データの処理1 |
演習室PCを利用したプログラムの作成・実行の手順を理解し操作できる。 数値データの型、入力と表示の方法、および演算処理の方法を理解しプログラムを作成できる。
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3週 |
数値データの処理2 |
前週の学習内容をもとに、練習問題に提示された処理を行うプログラムを作成できる。
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4週 |
数値演算関数、文字データの処理1 |
科学技術計算に必要な数値演算関数の利用方法,文字データの型と文字コードを理解し説明できる。
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5週 |
数値演算関数、文字データの処理2 |
前週の学習内容をもとに、練習問題に提示された処理を行うプログラムを作成できる。
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6週 |
制御構造と構造化プログラミング 分岐処理1 |
構造化プログラミングの基本を理解し説明できる。 if文・switch文による分岐処理の方法を理解し説明できる。
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7週 |
分岐処理2 |
前週の学習内容をもとに、練習問題に提示された処理を行うプログラムを作成できる。
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8週 |
総合演習 |
これまでの学習内容をもとに各自で目的を設定しプログラムを作成できる。他人が作成したプログラムを読んで評価できる。
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4thQ |
9週 |
繰り返し処理1 |
for文・while文による繰り返し処理の方法を理解し説明できる。
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10週 |
繰り返し処理2 |
前週の学習内容をもとに、練習問題に提示された処理を行うプログラムを作成できる。
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11週 |
配列の利用1 |
1次元・2次元配列を用いた大量のデータを処理する方法を理解し説明できる。
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12週 |
配列の利用2 |
前週の学習内容をもとに、練習問題に提示された処理を行うプログラムを作成できる。
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13週 |
文字列の利用、プログラミングの工学的利用1 |
文字列の利用方法を理解し説明できる。 科学技術計算や機械制御に必要な離散データの取り扱いとプログラミングの工学的利用方法を理解し説明できる。
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14週 |
文字列の利用、プログラミングの工学的利用2 |
前週の学習内容をもとに、練習問題に提示された処理を行うプログラムを作成できる。
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15週 |
総合演習 |
これまでの学習内容をもとに各自で目的を設定しプログラムを作成できる。他人が作成したプログラムを読んで評価できる。
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16週 |
期末試験 |
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モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標
分類 | 分野 | 学習内容 | 学習内容の到達目標 | 到達レベル | 授業週 |
専門的能力 | 分野別の専門工学 | 機械系分野 | 計測制御 | プログラムを実行するための手順を理解し、操作できる。 | 3 | 後1,後2 |
定数と変数を説明できる。 | 3 | 後2,後3,後4,後5 |
整数型、実数型、文字型などのデータ型を説明できる。 | 3 | 後2,後3,後4,後5 |
演算子の種類と優先順位を理解し、適用できる。 | 3 | 後4,後5 |
算術演算および比較演算のプログラムを作成できる。 | 3 | 後6,後7 |
データを入力し、結果を出力するプログラムを作成できる。 | 3 | 後2 |
条件判断プログラムを作成できる。 | 3 | 後6,後7 |
繰り返し処理プログラムを作成できる。 | 3 | 後9,後10 |
一次元配列を使ったプログラムを作成できる。 | 3 | 後11,後12 |
分野横断的能力 | 汎用的技能 | コミュニケーションスキル | コミュニケーションスキル | 日本語と特定の外国語の文章を読み、その内容を把握できる。 | 3 | |
他者が話す日本語や特定の外国語の内容を把握できる。 | 3 | |
基盤的資質・能力 | 自己理解 | 自己理解 | 周囲の状況と自身の立場に照らし、必要な行動をとることができる。 | 3 | |
自らの考えで責任を持ってものごとに取り組むことができる。 | 3 | |
創造性・デザイン能力 | 創造性 | 創造性 | 課題や要求に対する設計解を提示するための一連のプロセス(課題認識・構想・設計・製作・評価など)を実践できる。 | 3 | |
提案する設計解が要求を満たすものであるか評価しなければならないことを把握している。 | 3 | |
評価割合
| 試験 | 発表 | 相互評価 | 態度 | ポートフォリオ | 演習課題 | | 合計 |
総合評価割合 | 70 | 0 | 0 | 0 | 0 | 30 | 0 | 100 |
基礎的能力 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 |
専門的能力 | 70 | 0 | 0 | 0 | 0 | 30 | 0 | 100 |
分野横断的能力 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 |