工作実習ⅡA

科目基礎情報

学校 明石工業高等専門学校 開講年度 平成29年度 (2017年度)
授業科目 工作実習ⅡA
科目番号 0016 科目区分 専門 / 必修
授業形態 実習 単位の種別と単位数 履修単位: 1
開設学科 機械工学科 対象学年 2
開設期 前期 週時間数 2
教科書/教材 プリントを配布
担当教員 加藤 隆弘

到達目標

(1)溶接作業において,下向き突合せ溶接方法,ガス溶接の方法を理解し,製品の製作がができる.
(2)フライス盤作業において,六面体加工の作業手順に関する方法を理解し,製品の製作がができる.
(3)旋盤作業において,ねじの種類と用途、斜進法によるおねじ加工,溝削り方法を理解し,製品の製作がができる.

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
溶接加工下向き突合せ溶接方法,ガス溶接の方法を理解し,良好な製品の製作がができる.下向き突合せ溶接方法,ガス溶接の方法を理解し,製品の製作がができる.下向き突合せ溶接方法,ガス溶接の方法を理解し,製品の製作がができない.
フライス加工六面体加工の作業手順に関する方法を理解し,良好な製品の製作がができる.六面体加工の作業手順に関する方法を理解し,製品の製作がができる.六面体加工の作業手順に関する方法を理解し,製品の製作がができない.
旋盤加工ねじの種類と用途、斜進法によるおねじ加工,溝削り方法を理解し,良好な製品の製作がができる.ねじの種類と用途、斜進法によるおねじ加工,溝削り方法を理解し,製品の製作がができる.ねじの種類と用途、斜進法によるおねじ加工,溝削り方法を理解し,製品の製作がができない.

学科の到達目標項目との関係

学習・教育目標 (G) 説明 閉じる

教育方法等

概要:
基本実習を深めるとともに,応用実習を行う.加工の理論と実際との有機的関連を通じて,基礎的技術を理解し,作業を合理的に行うための作業工程を考え,創造能力の育成を図る.
授業の進め方・方法:
初回は,講義にて安全教育を行うが,以後,実習工場にて実習形式で行う.
注意点:
実習に当たっては,とかく製品の形状,体裁のみにとらわれたり,周囲の製作進度などが気にかかるが,常に目的を把握して正しい作業を心がけ,本質的なものをつかむように心がける.
合格の対象としない欠席条件(割合) 1/3以上の欠課

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
前期
1stQ
1週 安全教育 実習で行われる作業に潜む危険を理解し,安全な作業を心掛けることを習得する.
2週 溶接実習I-1 下向き突合せ溶接(曲げ試験片の製作)方法 下向き突合せ溶接(曲げ試験片の製作)方法を理解し,作業方法を習得する.
3週 溶接実習I-2 下向き突合せ溶接(曲げ試験片の製作)方法 下向き突合せ溶接(曲げ試験片の製作)方法を理解し,作業方法を習得する.
4週 溶接実習II-1 作業手順の説明、ガス自動切断機の取扱い ガス溶接の作業手順,ガス自動切断機の取扱方法を習得する.
5週 溶接実習II-2 作業手順の説明、ガス自動切断機の取扱い ガス溶接の作業手順,ガス自動切断機の取扱方法を習得する.
6週 フライス実習I-1 六面体加工 フライス盤による六面体加工を通じて加工の作業手順に関する基本を習得する
7週 フライス実習I-2 六面体加工 フライス盤による六面体加工を通じて加工の作業手順に関する基本を習得する
8週 レポート作成
2ndQ
9週 フライス実習I-3 六面体加工 フライス盤による六面体加工を通じて加工の作業手順に関する基本を習得する
10週 フライス実習I-4 六面体加工 フライス盤による六面体加工を通じて加工の作業手順に関する基本を習得する
11週 旋盤実習I-1 ねじの種類と用途、斜進法のおねじの加工方法、溝削り方法 旋盤作業による,ねじの種類と用途、斜進法のおねじの加工方法、溝削り方法を習得する
12週 旋盤実習I-2 ねじの種類と用途、斜進法のおねじの加工方法、溝削り方法 旋盤作業による,ねじの種類と用途、斜進法のおねじの加工方法、溝削り方法を習得する
13週 旋盤実習II-1 豆万力用ねじ棒の製作 旋盤作業による,豆万力用ねじ棒の製作方法を習得する.
14週 旋盤実習II-2 豆万力用ねじ棒の製作 旋盤作業による,豆万力用ねじ棒の製作方法を習得する.
15週 工場見学
16週 期末試験実施せず

モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標

分類分野学習内容学習内容の到達目標到達レベル授業週

評価割合

試験レポート出席態度合計
総合評価割合0603010100
基礎的能力00000
専門的能力0603010100
分野横断的能力00000