機械工学実験ⅠB

科目基礎情報

学校 明石工業高等専門学校 開講年度 平成29年度 (2017年度)
授業科目 機械工学実験ⅠB
科目番号 0018 科目区分 専門 / 必修
授業形態 実験 単位の種別と単位数 履修単位: 1
開設学科 機械工学科 対象学年 3
開設期 後期 週時間数 2
教科書/教材 電子版テキストを配布する.
担当教員 國峰 寛司,境田 彰芳

到達目標

1)適切な手順に従って,基本的な実験を実施できる.
2)必要なデータを整理し,その結果に基づいた論理的な考察ができる.
3)実験を通して課題を解決する上での基本的ルールを守ることができる.

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
評価項目1適切な手順に従って,基本的な実験を十分に実施できる.適切な手順に従って,基本的な実験を実施できる.適切な手順に従って,基本的な実験を実施できない.
評価項目2必要なデータを整理し,その結果に基づいた論理的な考察が十分にできる.必要なデータを整理し,その結果に基づいた論理的な考察ができる.必要なデータを整理し,その結果に基づいた論理的な考察ができない.
評価項目3実験を通して課題を解決する上での基本的ルールを守ることが十分にできる.実験を通して課題を解決する上での基本的ルールを守ることができる.実験を通して課題を解決する上での基本的ルールを守ることができない.

学科の到達目標項目との関係

学習・教育目標 (C) 説明 閉じる
学習・教育目標 (H) 説明 閉じる

教育方法等

概要:
物理の基礎事項および工学への応用面に考慮し,実験を通じて体験的に学ぶ.
授業の進め方・方法:
5テーマの実験を輪番で実施する.授業内容・方法の欄は,その代表例を示したものである.
注意点:
事前に実験指導書を十分に熟読し,実験内容を十分理解して実験に取り掛かること.単位を修得するには,全ての実験を実施することが条件である.
合格の対象としない欠席条件(割合) 1/3以上の欠課

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
後期
3rdQ
1週 工場見学 工場見学を行い,報告書が作成できる.
2週 半導体の整流作用の測定(境田) 実験の原理・手順を理解し,安全等に配慮しながら共同で必要なデータを測定できる.
3週 報告書の作成 実験データの分析を行い,適切な図表を用いて論理的な考察等を含めた報告書を期限内に作成・提出できる.
4週 ニュートン環による光干渉の実験(境田) 実験の原理・手順を理解し,安全等に配慮しながら共同で必要なデータを測定できる.
5週 報告書の作成 実験データの分析を行い,適切な図表を用いて論理的な考察等を含めた報告書を期限内に作成・提出できる.
6週 ダイヤルゲージの性能検査(國峰) 実験の原理・手順を理解し,安全等に配慮しながら共同で必要なデータを測定できる.
7週 報告書の作成 実験データの分析を行い,適切な図表を用いて論理的な考察等を含めた報告書を期限内に作成・提出できる.
8週 中間試験実施せず
4thQ
9週 二本吊りによる慣性モーメントの測定(國峰) 実験の原理・手順を理解し,安全等に配慮しながら共同で必要なデータを測定できる.
10週 報告書の作成 実験データの分析を行い,適切な図表を用いて論理的な考察等を含めた報告書を期限内に作成・提出できる.
11週 衝突の実験(國峰) 実験の原理・手順を理解し,安全等に配慮しながら共同で必要なデータを測定できる.
12週 報告書の作成 実験データの分析を行い,適切な図表を用いて論理的な考察等を含めた報告書を期限内に作成・提出できる.
13週 報告書の作成 実験データの分析を行い,適切な図表を用いて論理的な考察等を含めた報告書を期限内に作成・提出できる.
14週 報告書の作成 実験データの分析を行い,適切な図表を用いて論理的な考察等を含めた報告書を期限内に作成・提出できる.
15週 まとめ 5テーマの実験について,総括してまとめることができる.
16週 期末試験実施せず

モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標

分類分野学習内容学習内容の到達目標到達レベル授業週

評価割合

報告書取り組み合計
総合評価割合80200000100
基礎的能力0000000
専門的能力80200000100
分野横断的能力0000000