力学演習

科目基礎情報

学校 明石工業高等専門学校 開講年度 平成29年度 (2017年度)
授業科目 力学演習
科目番号 0028 科目区分 専門 / 必修
授業形態 講義 単位の種別と単位数 履修単位: 1
開設学科 機械工学科 対象学年 4
開設期 前期 週時間数 2
教科書/教材 青木弘,木谷晋:「工業力学[第3版・新装版]」,森北出版および,電子版テキストを配布する.
担当教員 國峰 寛司

到達目標

1)質点の運動について理解できる.
2)質点系の運動について理解できる.
3)剛体の運動について理解できる.
4)各種演習問題を解くことができる.

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
評価項目1質点の運動について十分に理解できる.質点の運動について理解できる.質点の運動について理解できない.
評価項目2質点系の運動について十分に理解できる.質点系の運動について理解できる.質点系の運動について理解できない.
評価項目3剛体の運動について十分に理解できる.剛体の運動について理解できる.剛体の運動について理解できない.
評価項目4各種演習問題を十分に解くことができる.各種演習問題を解くことができる.各種演習問題を解くことができない.

学科の到達目標項目との関係

学習・教育目標 (D) 説明 閉じる
学習・教育目標 (H) 説明 閉じる

教育方法等

概要:
工業力学の知識を踏まえ,それらの基礎・応用問題を解くことにより,各種の力学に対する理解を深める.
授業の進め方・方法:
基礎的事項の講義と例題の解説,および演習を行う.
注意点:
自ら考え,理解するよう努力すること.演習問題には積極的・意欲的に取り組むこと.
合格の対象としない欠席条件(割合) 1/3以上の欠課

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
前期
1stQ
1週 運動量と力積,運動量保存の法則 運動量と力積,運動量保存の法則について理解し,演習問題を解くことができる.
2週 向心衝突と斜めの衝突 向心衝突と斜めの衝突について理解し,演習問題を解くことができる.
3週 仕事,エネルギー,動力 仕事とエネルギー,および動力について理解し,演習問題を解くことができる.
4週 テスト(1) 第1週から第3週の範囲の問題を解くことができる.
5週 運動の法則・保存力(1) 速度・加速度と放物運動について理解し,演習問題を解くことができる.
6週 運動の法則・保存力(2) 空気の抵抗や摩擦を考慮した運動と単振動について理解し,演習問題を解くことができる.
7週 運動の法則・保存力(3) 円周上の運動,および運動量と力積について理解し,演習問題を解くことができる.
8週 中間試験
2ndQ
9週 中心力・相対運動 角運動量保存,万有引力,人工衛星の運動について理解し,演習問題を解くことができる.
10週 質点系の運動(1) 質量中心と斜面上の物体,および衝突について理解し,演習問題を解くことができる.
11週 質点系の運動(2) 衝突と雨滴の落下,およびロケットの運動について理解し,演習問題を解くことができる.
12週 テスト(2) 第9週から第11週の範囲の問題を解くことができる.
13週 剛体の運動(1) 重心と慣性モーメント,および剛体のつり合いについて理解し,演習問題を解くことができる.
14週 剛体の運動(2) 滑車の運動,および回転とエネルギーについて理解し,演習問題を解くことができる.
15週 剛体の運動(3) 転がる物体,動滑車,回転を伴う運動,および打撃について理解し,演習問題を解くことができる.
16週 期末試験

モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標

分類分野学習内容学習内容の到達目標到達レベル授業週

評価割合

試験演習課題合計
総合評価割合70300000100
基礎的能力0000000
専門的能力70300000100
分野横断的能力0000000