概要:
C言語によるプログラミングに関する講義と演習を行い、問題解決能力とプログラミング能力の基礎を作る。この科目は企業で医療機器の設計を担当していた教員が、その経験を活かし、プログラミングの特性、言語の文法等について講義形式で授業を行うものである。
授業の進め方・方法:
第1週は教室で、第2週からは情報基礎演習室で授業を行う。反転学習により当該週に学ぶ内容の説明は動画で行い、情報基礎演習室ではプログラミングの演習を行う。10個のプログラミング課題を課す。
注意点:
本科目は、授業で保証する学習時間と、予習・復習及び課題レポート作成に必要な標準的な自己学習時間の総計が、90時間に相当する学習内容である。講義時間以外にも情報基礎演習室に足繁く通い、習うより慣れること。プログラミング課題の提出数が6未満の学生は合格の対象としない。
合格の対象としない欠席条件(割合) 1/3以上の欠課
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週 |
授業内容 |
週ごとの到達目標 |
後期 |
3rdQ |
1週 |
プログラミングと情報処理の基礎知識 |
コンピュータの構成要素をあげることができる。2進数(整数と小数)、2の補数、32ビット浮動小数点数を使うことができる。
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2週 |
Linux、Emacs、コンパイル、実行 |
Linuxの基本操作を行うことができる。C言語でプログラムを作成、コンパイル、実行することができる。
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3週 |
変数、型、出力、入力、基本演算 |
変数、算術演算子、単純代入演算子を使うことができる。基本的な型を使い分けることができる。データ入出力を含むプログラムを書くことができる。
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4週 |
文字、16進数、指数、情報落ち |
文字、16進数、指数を使うことができる。情報落ちについて説明することができる。
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5週 |
演算子、論理演算、キャスト |
代入演算子を使うことができる。論理演算とキャストを行なうことができる。
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6週 |
構造化プログラミング、条件分岐 1/2 |
構造化定理について説明することができる。if文を書くことができる。
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7週 |
条件分岐 2/2 |
switch文を書くことができる。
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8週 |
中間試験 |
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4thQ |
9週 |
中間試験の解説、反復 1/3 |
中間試験でできなかったところを理解する。do文を書くことができる。
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10週 |
反復 2/3 |
while文とfor文を書くことができる。
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11週 |
反復 3/3 |
入れ子の反復文を書くことができる。
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12週 |
配列 |
集合と列について説明することができる。配列の走査、初期化、コピーをすることができる。
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13週 |
アルゴリズムとフローチャート |
アルゴリズムについて説明することができる。フローチャートを書くことができる。
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14週 |
行列と2次元配列 1/2 |
行列の加算と減算をすることができる。2次元配列を用いて、行列の加算と減算を行なうことができる。
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15週 |
行列と2次元配列 2/2 |
行列の乗算をすることができる。2次元配列を用いて、行列の乗算を行なうことができる。
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16週 |
期末試験 |
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分類 | 分野 | 学習内容 | 学習内容の到達目標 | 到達レベル | 授業週 |
専門的能力 | 分野別の専門工学 | 情報系分野 | プログラミング | 代入や演算子の概念を理解し、式を記述できる。 | 4 | 後3 |
変数の概念を説明できる。 | 4 | 後3 |
データ型の概念を説明できる。 | 4 | 後3 |
制御構造の概念を理解し、条件分岐を記述できる。 | 4 | 後6,後7 |
制御構造の概念を理解し、反復処理を記述できる。 | 4 | 後9,後10,後11 |
与えられた問題に対して、それを解決するためのソースプログラムを記述できる。 | 4 | 後3,後4,後5,後6,後7,後9,後10,後11,後12,後13,後14,後15 |
ソフトウェア生成に必要なツールを使い、ソースプログラムをロードモジュールに変換して実行できる。 | 4 | 後2,後3,後4,後5,後6,後7,後9,後10,後11,後12,後13,後14,後15 |
与えられたソースプログラムを解析し、プログラムの動作を予測することができる。 | 4 | 後3,後4,後5,後6,後7,後9,後10,後11,後12,後13,後14,後15 |