概要:
コンピュータのハードウエア、ソフトウエアの基礎知識および各種ソフトウエアについて学び、コンピュータ利用に関する基礎技術を習得する。
授業の進め方・方法:
座学に続いて、実習を行う。
注意点:
実習の割合が高い科目であるので、休み空き時間などを利用して自ら遅れを取り戻す努力が必要である。また、自ら考え行動することを要求する。タッチタイピングの習得を必須とする。全課題の提出が必須である。
合格の対象としない欠席条件(割合) 1/3以上の欠課
|
|
週 |
授業内容 |
週ごとの到達目標 |
前期 |
1stQ |
1週 |
コンピュータの基礎(ハードウエア) |
コンピュータのハードウエアの構成概要を説明できる。
|
2週 |
コンピュータの基礎(ハードウエア) |
コンピュータの個々のハードウエアの概要を説明できる。
|
3週 |
コンピュータの基礎(ソフトウエア) |
オペレーティングシステムの役割、種類について説明でき、主要なOSの特徴が説明できる。
|
4週 |
コンピュータの基礎(ソフトウエア) |
アプリケーションソフトウエアの種別について説明できる。
|
5週 |
ネットワーク利用 |
学内におけるインターネット利用方法を理解し、情報社会における様々なルールを考えながら行動できる。
|
6週 |
Linux利用環境構築 |
少なくとも一つの具体的なコンピュータシステムについて、起動・終了やファイル操作など、基本的操作が行える。
|
7週 |
Linux利用環境構築 |
少なくとも一つのメールツールとWebブラウザを使って、メールの送受信とWebブラウジングを行うことができる。
|
8週 |
Linux利用環境構築 |
Linuxのデスクトップ環境の設定ができる。
|
2ndQ |
9週 |
Markdown入門 |
Markdownの概念、考え方を説明できる。
|
10週 |
Markdown入門 |
Markdownの主要なタグについて、説明できる。
|
11週 |
Markdown入門 |
Markdownを利用して、文書が作成できる。
|
12週 |
Markdown入門 |
Markdownを利用して作成した文書を、様々な形式に変換できる。
|
13週 |
数式について |
LaTeX機能である数式作成の命令を説明できる。
|
14週 |
数式について |
LaTeX機能による簡単な数式を作成できる。
|
15週 |
数式について |
作成した数式を別のアプリケーションで利用できる。
|
16週 |
期末試験 |
|
後期 |
3rdQ |
1週 |
ドローソフトによる図の作成 |
コンピュータで扱う図の種類およびその性質、適用範囲について説明でき、ドローソフトの基本操作を行うことができる。
|
2週 |
ドローソフトによる図の作成 |
ドローソフトで与えられた図を作成できる。
|
3週 |
ドローソフトによる図の作成 |
ドローソフトを用いて簡単な図を作成できる。
|
4週 |
ドローソフトによる図の作成 |
作成した図を別のアプリケーションで利用できる。
|
5週 |
gnuplotによるグラフの作成 |
gnuplotのグラフ作成機能の概要を説明できる。
|
6週 |
gnuplotによるグラフの作成 |
gnuplotでの図の基本的な作成命令を使用して、簡単なグラフを作成できる。
|
7週 |
gnuplotによるグラフの作成 |
より高度な命令を使用して、実際的なグラフを作成できる。
|
8週 |
gnuplotによるグラフの作成 |
フィッティングを行い、高度なグラフを作成できる。
|
4thQ |
9週 |
LaTeXの基本 |
LaTeXによる文書作方法の流れを説明できる。
|
10週 |
LaTeXにおける文書の構成 |
LaTeXによる簡単な文書作成ができる。
|
11週 |
LaTeXにおける文書の構成 |
LaTeXによる文書の構造化ができる。
|
12週 |
LaTeXにおける箇条書きと表 |
LaTeXの命令を使用して、箇条書きが作成できる。
|
13週 |
LaTeXにおける箇条書きと表 |
LaTeXの命令を使用して、表を作成できる。
|
14週 |
LaTeXにおけるパッケージ |
LaTeXのパッケージの使い方を理解し、機能を拡張できる。
|
15週 |
総合演習 |
LaTeXの命令を使用して、図・グラフ・数式が入った文書を作成できる。
|
16週 |
期末試験 |
|
分類 | 分野 | 学習内容 | 学習内容の到達目標 | 到達レベル | 授業週 |
基礎的能力 | 工学基礎 | 情報リテラシー | 情報リテラシー | 情報を適切に収集・処理・発信するための基礎的な知識を活用できる。 | 3 | 前9,前10,前11,前12,後15 |
コンピュータのハードウェアに関する基礎的な知識を活用できる。 | 3 | 前2,前3 |
情報伝達システムやインターネットの基本的な仕組みを把握している。 | 3 | 前5 |
情報セキュリティの必要性および守るべき情報を認識している。 | 3 | 前5 |
個人情報とプライバシー保護の考え方についての基本的な配慮ができる。 | 3 | 前5 |
インターネット(SNSを含む)やコンピュータの利用における様々な脅威を認識している | 3 | 前5 |
インターネット(SNSを含む)やコンピュータの利用における様々な脅威に対して実践すべき対策を説明できる。 | 3 | 前5 |
専門的能力 | 分野別の専門工学 | 情報系分野 | その他の学習内容 | 少なくとも一つの具体的なコンピュータシステムについて、起動・終了やファイル操作など、基本的操作が行える。 | 4 | 前6 |
少なくとも一つの具体的なオフィススイート等を使って、文書作成や図表作成ができ、報告書やプレゼンテーション資料を作成できる。 | 4 | 前13,前14,前15,後1,後2,後3,後4,後5,後6,後7,後8,後9,後10,後11,後12,後13,後14,後15 |
少なくとも一つのメールツールとWebブラウザを使って、メールの送受信とWebブラウジングを行うことができる。 | 4 | 前5,前7 |
メディア情報の主要な表現形式や処理技法について説明できる。 | 4 | 前15 |
分野横断的能力 | 汎用的技能 | 汎用的技能 | 汎用的技能 | 書籍、インターネット、アンケート等により必要な情報を適切に収集することができる。 | 1 | |