コンピュータリテラシー B

科目基礎情報

学校 明石工業高等専門学校 開講年度 令和05年度 (2023年度)
授業科目 コンピュータリテラシー B
科目番号 5131 科目区分 専門 / 必修
授業形態 講義 単位の種別と単位数 履修単位: 1
開設学科 電気情報工学科 対象学年 1
開設期 後期 週時間数 2
教科書/教材 テキストは配布する。また、必要な事項を説明したホームページを作成しているので、これを適宜参照する。
担当教員 中井 優一

到達目標

(1)コンピュータのハードウエア、ソフトウエアの基礎的知識を理解する。
(2)Markdownの基礎的知識を理解する。
(3)コンピュータで扱う画像形式について理解する。
(4)コンピュータでグラフを作成する方法を理解する。
(5)コンピュータでの文書作成方法を理解する。
(6)タッチタイピングで文字入力ができる。
(7)学内におけるインターネット利用方法を理解し、情報社会における様々なルールを考えながら行動できる。

ルーブリック

理想的な到達レベルの目安標準的な到達レベルの目安未到達レベルの目安
評価項目1コンピュータのハードウエア、ソフトウエアの基礎的事項について的確に説明できる。コンピュータのハードウエア、ソフトウエアの基礎的事項について説明できる。コンピュータのハードウエア、ソフトウエアの基礎的事項について説明できない。
評価項目2Markdownの基礎的知識を用いて、構造を持った文書を作成でき、様々な形式への変換ができる。Markdownの基礎的知識を用いて、構造を持った文書を作成できる。Markdownの基礎的知識を用いて、簡単な文書も作成できない。
評価項目3コンピュータで扱う画像形式について的確に説明できる。コンピュータで扱う画像形式について説明できる。コンピュータで扱う画像形式について説明できない。
評価項目4コンピュータでグラフを的確に作成できる。コンピュータでグラフを作成できる。コンピュータでグラフを作成できない。
評価項目5コンピュータでの文書作成方法を理解し、図入りの文書を的確に作成できる。コンピュータでの文書作成方法を理解し、図入りの文書を作成できる。コンピュータでの文書作成方法を理解し、図入りの文書を作成できない。
評価項目6タッチタイピングで文字入力が十分な速度でできる。タッチタイピングで文字入力ができる。タッチタイピングで文字入力ができない。
評価項目7情報社会をより良くするために何をしたらよいか、周りの人と話し合え る。情報社会ではどのような問題が起きるのか、起きたときの対処方法 について行動できる。情報社会をより良くするために何をしたらよいか行動できる。情報社会ではどのような問題が起きるのか、起きたときの対処について自分の意見を話すことができる。情報社会をより良くするために何をしたらよいか理解できない。情報社 会ではどのような問題が起きるのか、起きたときの対処について理解で きない。

学科の到達目標項目との関係

教育方法等

概要:
コンピュータのハードウエア、ソフトウエアの基礎知識および各種ソフトウエアについて学び、コンピュータ利用に関する基礎技術を習得する。
授業の進め方・方法:
座学に続いて、実習を行う。
注意点:
実習の割合が高い科目であるので、休み空き時間などを利用して自ら遅れを取り戻す努力が必要である。また、自ら考え行動することを要求する。タッチタイピングの習得を必須とする。全課題の提出が必須である。
合格の対象としない欠席条件(割合) 1/3以上の欠課

授業の属性・履修上の区分

アクティブラーニング
ICT 利用
遠隔授業対応
実務経験のある教員による授業

授業計画

授業内容 週ごとの到達目標
後期
3rdQ
1週 ドローソフトによる図の作成 コンピュータで扱う図の種類およびその性質、適用範囲について説明でき、ドローソフトの基本操作を行うことができる。
2週 ドローソフトによる図の作成 ドローソフトで与えられた図を作成できる。
3週 ドローソフトによる図の作成 ドローソフトを用いて簡単な図を作成できる。
4週 ドローソフトによる図の作成 作成した図を別のアプリケーションで利用できる。
5週 gnuplotによるグラフの作成 gnuplotのグラフ作成機能の概要を説明できる。
6週 gnuplotによるグラフの作成 gnuplotでの図の基本的な作成命令を使用して、簡単なグラフを作成できる。
7週 gnuplotによるグラフの作成 より高度な命令を使用して、実際的なグラフを作成できる。
8週 gnuplotによるグラフの作成 フィッティングを行い、高度なグラフを作成できる。
4thQ
9週 LaTeXの基本 LaTeXによる文書作方法の流れを説明できる。
10週 LaTeXにおける文書の構成 LaTeXによる簡単な文書作成ができる。
11週 LaTeXにおける文書の構成 LaTeXによる文書の構造化ができる。
12週 LaTeXにおける箇条書きと表 LaTeXの命令を使用して、箇条書きが作成できる。
13週 LaTeXにおける箇条書きと表 LaTeXの命令を使用して、表を作成できる。
14週 LaTeXにおけるパッケージ LaTeXのパッケージの使い方を理解し、機能を拡張できる。
15週 総合演習 LaTeXの命令を使用して、図・グラフ・数式が入った文書を作成できる。
16週 期末試験

モデルコアカリキュラムの学習内容と到達目標

分類分野学習内容学習内容の到達目標到達レベル授業週
基礎的能力工学基礎情報リテラシー情報リテラシー情報を適切に収集・処理・発信するための基礎的な知識を活用できる。3後15
コンピュータのハードウェアに関する基礎的な知識を活用できる。3
情報伝達システムやインターネットの基本的な仕組みを把握している。3
情報セキュリティの必要性および守るべき情報を認識している。3
個人情報とプライバシー保護の考え方についての基本的な配慮ができる。3
インターネット(SNSを含む)やコンピュータの利用における様々な脅威を認識している3
インターネット(SNSを含む)やコンピュータの利用における様々な脅威に対して実践すべき対策を説明できる。3
分野横断的能力汎用的技能汎用的技能汎用的技能書籍、インターネット、アンケート等により必要な情報を適切に収集することができる。1

評価割合

試験演習・課題タッチタイピング態度ポートフォリオその他合計
総合評価割合603010000100
基礎的能力603010000100
専門的能力0000000
分野横断的能力0000000