1) 交流電圧・電流・電力、インピーダンスの測定方法が理解できる。 2) オシロスコープによる波形観測方法が理解できる。 3) ディジタル計器、センサ、データ処理について理解できる。
概要:
測定という操作についての基本概念を理解し、基本的な電気現象の測定方法について学ぶ。
授業の進め方・方法:
主に板書を用いて授業を行う。適宜、資料の配布や教科書の内容を参照して説明を行う。各試験の前の講義で、試験範囲の内容に関する演習(小テスト)を行う。
注意点:
1・2年の電気回路I・IIを十分に理解して授業に臨むこと。また、授業内容を2年後期の電気情報工学実験Iに生かすこと。 評価の対象としない欠席条件(割合):1/4以上の欠課
分類 | 分野 | 学習内容 | 学習内容の到達目標 | 到達レベル | 授業週 |
基礎的能力 | 工学基礎 | 工学実験技術(各種測定方法、データ処理、考察方法) | 工学実験技術(各種測定方法、データ処理、考察方法) | 実験装置や測定器の操作、及び実験器具・試薬・材料の正しい取扱を身に付け、安全に実験できる。 | 2 | 後2,後3,後4,後6,後9,後10,後12 |
実験データの分析、誤差解析、有効桁数の評価、整理の仕方、考察の論理性に配慮して実践できる。 | 2 | 後14 |
専門的能力 | 分野別の専門工学 | 電気・電子系分野 | 計測 | 指示計器について、その動作原理を理解し、電圧・電流測定に使用する方法を説明できる。 | 4 | 後2,後3,後4,後12 |
A/D変換を用いたディジタル計器の原理について説明できる。 | 4 | 後11,後12 |
ブリッジ回路を用いたインピーダンスの測定原理を説明できる。 | 4 | 後5 |
有効電力、無効電力、力率の測定原理とその方法を説明できる。 | 4 | 後4 |
電力量の測定原理を説明できる。 | 4 | 後4 |
オシロスコープの動作原理を説明できる。 | 4 | 後9,後10,後12 |
分野横断的能力 | 汎用的技能 | 汎用的技能 | 汎用的技能 | 課題の解決は直感や常識にとらわれず、論理的な手順で考えなければならないことを知っている。 | 2 | |
どのような過程で結論を導いたか思考の過程を他者に説明できる。 | 2 | |
結論への過程の論理性を言葉、文章、図表などを用いて表現できる。 | 2 | |